DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(116)

前回の続きです。

長い年月、ポージー家の庭に横たわっていたヒーローの石像の元に、とある3人組が訪ねてきました。

石化後26

Mr Porgie
「I say, do you have some business here?」

ポージー氏
「君たち、何か用かね?」


石化後27

*:「Buenos días, señor.
We are travelling, and we esee your l-lovely mansion when we are passing.」

*:「ブエノス・ディアス、セニョール。
我々は旅をしていて、通りがかりに、何とも立派なあなたの邸宅を見かけたので(立ち寄ってみたので)す。」


「Buenos días(ブエノス・ディアス)」=スペイン語で「おはようございます。」



石化後33

*:「Ees a b-beautiful estone estatue you have here, no?」

*:「(それにしても)あなたがお持ちの石像は、なんとも、う、美しいですな?」

Mr Porgie
「.........」

*:「You no like eet?
Maybe you are thinking you would like to sell eet?
To earn the garbanzos, eh, señor?」

*:「気に入っていないのですか?
もしかして、この石像を売ってしまいたいとお考えになっているのでは?
(我々に売っていただけるなら)勿論その報酬は支払いますぞ、セニョール?」


「earn(報酬、名声などを得る、獲得する)」
「garbanzo(ガーバンゾー)」=「ヒヨコマメ(chickpea)」スペイン語由来。
ただし、スペイン語の「garbanzo(ガルバンゾー)」には「to earn one's living(自活する)」という意味がある。
上記セリフでは、「自活することを獲得する」、転じて「(自活するための)報酬を得る」という意味になる。



Mr Porgie
「Pah! Take it for free for all I care! Just get it out of my sight!」

ポージー氏
「ハッ!報酬などいらん、タダで持っていくがいい!そんな石像、見たくもないわい!」


「for free(無料で)」
「for all I care(私のことなど気にせずに)」


*:「Qué!? You are eserious?
Olé! Muchas gracias!
We take eet away, rápido!」

*:「ケ!?本当ですか?
オレ!ムーチャス・グラシアス!
持っていきますよ、ラピド!」


「Qué(ケ)!?」=「What!?」=「なんですって!?」
「Olé(オレ)!」=「Good!」=「いいぞ!」「やった!」(フラメンコなどでの掛け声)
「Muchas gracias(ムーチャス・グラシアス)!」=「Thank you so much!」=「どうもありがとうございます!」
「rápido(ラピド)!」=「in a hurry」=「急いで、すぐに」
上記は全てスペイン語。



石化後28

*:「Now, Madchen.
Ees time for you to do like I tell you before...」

*:「さあ、マドチェン。
前に私が言ったようにするのです…」


石化後34

Madchen
「Okay, Sancho! I just need to use the staff, right?」

マドチェン
「わかったわ、サンチョ!この杖を使うのね?」


石化後29

「Madchen points Stolos' staff towards the heavens.」

「マドチェンはストロスの杖を天に向かってかざした。」


「point toward ~(~に向ける)」


「A strange light engulfs the statue.」

「不思議な光が石像を包み込む。」


「engulf(巻き込む)」


石化後30

石化後31

石化後32

石化後35

「The statue of Hero springs back to life!」

「ヒーローの石像が息を吹き返した!」


「spring back(戻る)」


「Stolos' staff vanishes without a sound.」

「ストロスの杖は音もなく消失した。」


「vanish(消失する)」


Mr Porgie
「Well I never! That old statue has come to life!」

ポージー氏
「そんな、信じられん!古びた石像が生きているなんて!」


Sancho
「Ees you! Ees really you, friend! My Majesty, King Hero! We are hunting for you everywhere!
Ees me, friend! Your old Uncle Sancho! You no recognise me?」

サンチョ
「やっぱり!本当にあなたなのですね、坊ちゃん!ヒーロー国王陛下!あちこち探しまわったんですよ!
私です、坊ちゃん!アンクル・サンチョです!私のことがわかりますか?」


Sancho
「Sí, sí! You never forget me, eh?
Come, kids. Thees ees your father!」

サンチョ
「シ、シ!私のことを忘れるわけがありませんよね?
さあ、子供たち。この方が、あなたたちのお父様ですよ!」


「sí」=「yes」



Parry
「Wow! So you're our dad!
We've been looking for you for ages and ages.」

パリー
「うわあ!それじゃ、あなたが僕らのお父さんなんだね!
僕たち、長い間お父さんを探していたんだよ。」

Madchen
「Nice to meet you, Dad. I'm Madchen.
You're the one who gave me my name, aren't you?」

マドチェン
「はじめまして、お父様。私はマドチェンです。
あなたが、私の名前を名付けてくださったのね?」

Madchen
「Sancho's told us all about you. 」

マドチェン
「サンチョが、お父様のこと色々教えてくれたのよ。」

Madchen
「And about Mum...」

マドチェン
「それに、お母様のことも…」


Parry
「And about what a terrible state the world's in too.」

パリー
「それに、世界が酷いことになっている、ってこともね。」

Parry
「Come on, Dad! Next we have to find Mum, and we're all going to look for her together!
Then we'll fight off all the baddies and save the world. Yay!」

パリー
「行こうよ、お父さん!次はお母さんを見つける番だよ、みんなで一緒に探すんだよ!
それでそれで、悪者たちをみんなやっつけて、僕らで世界を救うんだ。イェイ!」


「fight off(撃退する)」
「baddies(悪役)」


Parry
「Oh! And guess what...
You know the Zenithian Sword you left behind? I can equip myself with it!」

パリー
「あっ!そうだ、きっとびっくりするよ…
お父さんが残していったゼニシアン・ソードあるでしょ?あれ、僕、装備できるんだよ!」


「guess what(いいかい、何だと思う)」=驚くことを伝える前置き。



Sancho
「Eh, ees like the stampede from your mouths!
You no geeve your father the chance to esay esometheeng back to you.」

サンチョ
「これこれ、そんなふうに口々にまくし立てて!
お父様が答える暇がないじゃないですか。」


「stampede(殺到する)」


Sancho
「Maybe ees better we return to Gotha, no?
Then we are all talking together een the castle, where ees esafe.」

サンチョ
「そろそろゴータに戻った方が良いのでは?
続きはお城でお話しましょう、その方が安全でしょうし。」


石化後36

Sancho
「You weell take us there, Madchen?」

サンチョ
「我々をそこまで連れて行ってもらえませんか、マドチェン?」


石化後37

Madchen
「Got it.」

マドチェン
「わかったわ。」


石化後38

「Madchen casts Zoom!」

「マドチェンはズームを唱えた!」


石化後39


ヒーロー一行は大空高く舞い上がります。

途中から完全に蚊帳の外だったポージー氏を残して(笑)

石化後40




石化後41

懐かしきゴータ城に到着し、4人は城の中へと入っていきます。

石化後42

「During the day, the news of King Hero's return spreads throughout Gotha.」

「その日の内に、ヒーロー王が帰還したという知らせは、ゴータ国中に知れ渡った。」

「Long live King Hero!
Celebrations in honour of the King's return continue long into the night.」

「ヒーロー王よ永遠なれ!
国王帰還の栄誉ある祝賀会は、夜が更けるまで長く続いた。」

「Then, the following morning...」

「そして、朝が来た…」




…以上で場面転換になります。

ほぼセリフオンリーでここまで来ました(笑)


説明するまでもないとは思いますが、ヒーローの息子と娘である
「Parry(パリー)」と「Madchen(マドチェン)」が、成長した少年少女となって
サンチョと一緒に父母捜索の旅に出ていたようです。

そして、やっとのことでポージー家にたどり着き、石化したヒーローを見つけ、
「Stolos' staff(ストロス・スタッフ)」を使って石化の呪いを解除したのです。

「Stolos' staff」は、日本語版でも「ストロスの杖」という名称でした。
SFC版では消え去ることなく武器としてそのまま所持できましたが、リメイク版では消失するようになったようです。

パリーはちょっと子供っぽい男の子、マドチェンはちょっぴりおませな女の子、という感じの日本語訳にしています。
主にSFC版、および、小説「ドラゴンクエストV」の設定に準拠したキャラ設定として訳に反映させています。



少し脱線しますが、英語では呼びかけなどの二人称は、特別な「Your Majesty」などを除いて、全部「you」です。
目上の人に対しても全て「you」と言います。

子供が父親に対して「you(あなた)」と呼びかけるのも、英語では至って普通なわけですが、
日本語訳でそのまま「あなた」とか書くと、違和感バリバリですね^^;

ですので、セリフにおいては「お父さん」などの、日本語として違和感がない呼びかけを用いています。


更に脱線しますが、日本では、子供がいる夫婦の夫が、妻に対して「お母さん」と呼びかけたり、
反対に妻が夫に対して「お父さん」と呼びかけたりしますね。
また、自分の実父実母に対して「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼びかけたりするのも、割と普通の光景ですね。

日本では、子供が生まれると、その「子供」が家族の中心になる、という文化的慣習があり、
家族それぞれの呼称も、「子供から見た」家族関係の呼称に統一される、という慣習があります。

これは、日本文化にあまり精通していない外国の方にとっては非常に奇異に映るらしいです。
一般的に日本以外の国では「お父さん」「お母さん」という呼称は、
基本的には「自分」の「実の父」「実の母」にしか使いません。

自身の配偶者相手に、「お父さん」「お母さん」と互いに呼び合っているのは、非常に不思議な光景なのだそうです。

例えば、若い夫婦の夫が妻に対して「お母さん」と呼んでいるのを見たとある外国人が、
「彼の母親は彼と同じくらい若いぞ?どうなってんだ???」と思ったくらいだそうです(笑)


まあ、日本人の私にしてみれば、実父実母に「you(あなた)」と呼びかけることに違和感を覚えるわけですので、
言ったら「おあいこ」みたいなものなのですが(笑)

こうした文化や慣習の違いからくる、異なった「常識」というのも、
他言語や他文化を学ぶ上で非常に面白い点だと思います。



それでは次回に続きます。
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