Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(86)

逆転裁判 北米版 ウィル面会1-24




前回、逮捕された「Steel Samurai」役の俳優「Will Powers(ウィル・パワーズ)」に会いに来たフェニックスとマヤ。

今回は彼に事件について聞いてみます。




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-25


「What happened」


「何が起こったか」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-26


Phoenix

「Maybe you could start by telling us what happened.」


フェニックス

「もしよろしければ、何が起こったのかを教えていただけませんか。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-27


Will

「Y-yes. Of course.」


ウィル

「あ、ああ。もちろん。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-28


Will

「It seems like it was only yesterday.
Actually, it was only yesterday.」


ウィル

「今となってみればあれは、まるでつい昨日のことみたいに思えるよ。
あ、実際あれはつい昨日のことだったね。」


Will

「The cast had come down to Global Studios for a run-through.」


ウィル

「あの日はアクション・シーンの通し稽古の為に、出演者がグローバル・スタジオに集まったんだよ。」




「run-through(ランスルー、通し稽古)」




Will

「We went through a few action sequences at 10:00 that morning.」


ウィル

「朝10時から、いくつかのシークエンスの段取りを通しで確認してたんだ。」




「go through(通して行う、繰り返し行う)」


「sequence(シークエンス、連続、映画などでのまとまりのある1シーン)」




Will

「There was a rehearsal scheduled for 5:00 in the afternoon.」


ウィル

「午後5時にリハーサルをする予定になっていたからね。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-29


Will

「But when 5:00 came around, and the staff gathered at the studio...」


ウィル

「そして5時になって、スタッフがスタジオに集まったんだけど…」


Will

「The Evil Magistrate was found lying in a crumpled heap near the set.」


ウィル

「セットの近くで、イービル・マジストレイトがぶっ倒れているのが見つかったんだよ。」




「crumple(しわくちゃにする、ぺちゃんこにする)」


「heap(大量に積み重ねられた物、たくさんの人、塊)」


「crumpled heap」=直訳「しわくちゃになった堆積物」。

ただし「一度は立っていた者が、何かによって倒れ横たわっている様」という意味もある(おそらくスラング)。




上記の英文セリフでは「in a crumpled heap」となっていますので、
「しわくちゃの何かが堆積した、山積みの物の中に」と訳すのが正しいのかもしれませんが、
日本語訳では後者の方を採用しました。




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-30


Will

「They took off his mask...」


ウィル

「スタッフたちがマスクを脱がせてみたら…」


Will

「And discovered that it was Jack Hammer... dead!」


ウィル

「コスチュームの中に居たのはジャック・ハマーだったんだ…死体になった、ね!」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-31


Will

「He had been expertly skewered with the Samurai Spear.」


ウィル

「見事なまでにサムライ・スピアーで串刺しにされていたよ。」




「expertly(巧妙に、じょうずに)」




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-32


Phoenix

「The ”Samurai Spear”...?」


フェニックス

「”サムライ・スピアー”…?」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-33


Will

「Yes, it's a long spear that I...
that the Steel Samurai uses as a weapon.」


ウィル

「ああ、僕が…
いや、スティール・サムライが武器として使っていた、長い槍のことだよ。」




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-34


「The Steel Samurai」


「スティール・サムライについて」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-35


Phoenix

「Maybe you could explain to me just what ”the Steel Samurai” is.」


フェニックス

「もしよろしければスティール・サムライについて、僕に説明してくれませんか。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-36


Maya

「Nick!
How could you say such a thing?」


マヤ

「ちょっとニック!
どうしたらそんなシツレイなことが言えるわけ?」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-37


Maya

「I-I'm sorry, sir,
I apologize for my partner!」


マヤ

「ス、スミマセン、パワーズさん、
ツレの失礼をお詫び申し上げます!」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-38


Maya

「He's new to this,
and a bit OUT OF TOUCH with the world.」


マヤ

「彼は青二才なんです、
それにちょっと世間知らずなもんですから。」




「new(慣れていない、良く知らない、不案内の)」


「He is new to this.」=直訳「この件に関して彼は慣れていない。よく解かっていない。」。


「out of touch(事情、情報に疎い)」




Phoenix

「Hey! Who's ”new to this”!?」


フェニックス

「おい!誰が”青二才”だ!?」




…上記セリフは結構意訳をしていますし、強調箇所も厳密には違っていますが、
これは英語と日本語の「表現の違い」によるものです。

ですが、大筋では脱線していないと思います。




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-39


Will

「No, it's alright, really.」


ウィル

「いや、大丈夫だよ、気にしないでホント。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-40


Will

「The Steel Samurai is the lead character in a popular kid's show.」


ウィル

「スティール・サムライは、子供向け番組の一番人気のキャラクターなんだ。」




「the lead(首位の、第一位の)」




Will

「He walks the streets of Neo Olde Tokyo...」


ウィル

「サムライはネオ・オールド・トーキョーのストリートを闊歩して…」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-41


Will

「Fighting battle after battle against the Evil Magistrate and his minions.」


ウィル

「イービル・マジストレイトとその手下たち相手に、戦いに次ぐ戦いを繰り広げているんだ。」




「minion(手先、子分)」




Will

「Of course,
he never really defeats the Evil Magistrate.」


ウィル

「勿論それはテレビの中だけの話で、
本当にイービル・マジストレイトを倒したり、なんてことはしないけどね。」


Will

「Although...」


ウィル

「だけど…」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-42


Will

「I guess he did defeat him this time...」


ウィル

「今度ばかりはサムライに倒されてしまった、というわけなんだよね…」


Phoenix

「I-I see.」


フェニックス

「そ、そうですか、解かりました。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-43


Phoenix

(Neo Olde Tokyo...?
Who comes up with these names!?)


フェニックス

(ネオ・オールド・トーキョー…?
まったく、誰がこんな変な名前ばっかり提案してるんだよ!?)




「come up with ~(~を示す、提案する)」




上記セリフに補足して、
「Steel Samurai」や「Evil Magistrate」、そして「Neo Olde Tokyo」などの
「これらシュールな名前たち(these names)」を

「いったい誰が考えて番組に提案してるんだ!?」

とフェニックスは思ったわけですね。(笑)


いや「時代劇」なんだから普通じゃね?


はい、これは「日本人の感覚では」ですね。

「アメリカ人なら」これらのシュールな名前群のセンスに驚かされてしまうのかもしれません。


…いや、「日本人でも同じ」なのかな…^^;


なんてったって、これ子供向けのヒーロー番組なわけですし。(笑)

日本版でも「成歩堂」は、「トノサマンの世界観」に「ついていけない」という描写がありました。


私個人的には、こういう世界観のヒーロー番組があっても「別におかしくない」と思いますけどね。(笑)




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-44


「Powers's alibi」


「パワーズのアリバイについて」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-45


Phoenix

「Now, where were you on the day of the murder?」


フェニックス

「で、殺人が起こった日、あなたはどこに居たんですか?」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-46


Will

「Well, that morning I came to studios at 9:00.」


ウィル

「えーと、あの朝僕は9時にスタジオに行ったんだ。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-47


Will

「We worked through some action scenes until noon.」


ウィル

「そして正午まで、いくつかのアクションシーンの段取りを確認していたよ。」


Will

「Rehearsal was to begin at 5:00,
but I was a little tired.」


ウィル

「リハーサルは5時にスタートすることになってたんだけど、
僕はちょっと疲れてしまってね。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-48


Will

「So after lunch, I took a nap in my dressing room.」


ウィル

「だから昼食の後、衣裳部屋で少し昼寝をしたんだ。」




「take a nap(少し寝る)」




Will

「When I woke up, it was after 5:00!
I was late for the rehearsal!」


ウィル

「でも僕が起きた時、既に5時を回っていたんだ!
リハーサルに遅刻しちゃったんだよ!」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-49


Will

「I hurried to the studio...
and found everyone looking shocked.」


ウィル

「急いでスタジオに行ったら…
みんながショックを受けている、みたいな状況の現場に直面したんだ。」


Will

「They arrested me on the spot, and brought me here.」


ウィル

「僕はその場で警察に逮捕されて、ここに連れてこられたってわけさ。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-50


Phoenix

(So he was sleeping the entire afternoon of the murder?)


フェニックス

(それじゃ、彼は殺人事件が起こった時、昼から夕方にかけてずっと寝てたってわけか?)




「the entire ~(まる~ずっと)」=後に「時間」に関連する語句が続いた場合。




逆転裁判 北米版 ウィル面会1-52


Phoenix

「I think I should probably check out the scene of the murder...」


フェニックス

「これは一度殺人現場を調査する必要がありそうですね…」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-53


Will

「Right... Global Studios.
I'll draw you a map.」


ウィル

「そうだね…現場はグローバル・スタジオだよ。
それじゃちょっと、そこまでの地図を書くよ。」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-54


Maya

「Wow! Nick! Let's go!」


マヤ

「やったぁ!ニック!早速行ってみようよ!」



逆転裁判 北米版 ウィル面会1-55


Phoenix

(I'm willing to bet 10 bucks she asks for autographs.)


フェニックス

(マヤは絶対サインをねだるんだろうな、10ドル賭けてもいい。)




「buck(ドル)」米国俗語。


「autograph(サイン、自署)」




最後のセリフは、いかにもアメリカ人が言いそうなセリフですね。(笑)

…ていうか、「Phoenix Wrightはアメリカ人」なわけですので、
別に何も可笑しくはないんですけど。(笑)

日本語版をプレイしていると、このセリフはなんか面白いです。(笑)



ところで、英語では「有名人や著名人が色紙などにするサイン」は「autograph(オートグラフ)」、
「手紙や書類にするサイン」は「signature(シグネチャー)」と言います。

日本語で「サインする」と言えば、上記のどちらの意味も含んでいますが、
英語では「二つの単語」を使い分けています。


少し脱線しますが、日本では「手紙や書類に自分の証を立てる」場合、主に「印鑑」や「ハンコ」を押しますね。

「書類を読んだ」「書類に書かれている内容に同意した」などなど、
日本では「重要であればあるほど」印鑑やハンコが使われますが、
欧米諸国ではこれらは全て「サイン(signature)」です。

その場合「必ず手書きで自署する」のが原則になります。

海外旅行で「トラベラーズ・チェック」を使ったことがある方なら解かるかと思いますが、
ああいう「現金の代わりになるもの」でも、全部「サイン」ですね。

もちろんその他の重要書類などでも同様です。


上記のトラベラーズ・チェックの例とは厳密にはちょっと違いますが、
日本では「領収書」をとる場合、発行側はほとんどの場合「ハンコ」を押します。


これはもちろん「文化、慣習の違い」です。

日本でも「signature」で済ませる場面は多々ありますが、基本的には「”ハンコを押す”文化」で、
欧米ではほとんど全ての場合で「”サインをする”文化」なのです。

ですので英語では、「サインを表す単語」に「autograph」と「signature」という「二つの単語」があるのに対し、
日本語では「サインをする」と「ハンコを押す」とがそれらに相当していますので、
「サイン(自署)」自体には「一つの単語」しかありません。

文化的に「一つで十分」だからです。


ちなみに、上の説明で私自身「サインサイン」と連呼していますが、
英語で「sign」は「符号、記号、身振り手振り」などの意味の単語となり、
日本語でいう「自署(サイン)」という意味の「名詞」としては使われません。

ただし、「サインする」という動詞としては「sign」を使います。



さて、容疑者ウィル・パワーズに一通り話を聞けました。

ただ、事件当時彼は「寝ていた」らしいので、ウィル自身も事件の詳細はよく分からないようです。


しかし、事件現場である撮影スタジオ「Global Studios」への行き方が判明しましたので、
次回はそこへ行って、事件についてもっと調査してみることにしましょう。



…ひとりだけちょっと違うテンションになってるヒトがいますけどね。^^;


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