広告

Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(105)

逆転裁判 北米版 オールドバグ証言1


Edgeworth

「Will the witness declare her name?」


エッジワース

「それでは証人に名前を言明していただこうではないか?」




「declare(言明する、ハッキリ言う)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言2


逆転裁判 北米版 オールドバグ証言3


Oldbag

「Hmm?」


オールドバグ

「んー?」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言4


Oldbag

「My, aren't you a handsome fellow!」


オールドバグ

「あら、あんたイイオトコじゃないの!」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言5


Oldbag

「I'm afraid I'm a bit flustered!」


オールドバグ

「やだよ、ちょっとキンチョーしちゃうねぇ!」




「fluster(面食らう、狼狽する)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言6


Edgeworth

「Y-your name, please!」


エッジワース

「な、名前を、お願いする!」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言7


Oldbag

「Oh, dearie! No need for you to be embarrassed!
Just call me ”grandma.”」


オールドバグ

「水臭いねぇ、ダーリン!恥ずかしがることないじゃないの!
あたしのことは”おばあちゃん”って呼んでおくれよ。」




「dearie(愛しい人、あなた)」=親愛の情をこめた呼びかけ。

「ディアリー」という単語は、日本語としてはあまり馴染みがないと思われるので、
少しニュアンスは異なるかもしれないが、日本語訳では「ダーリン(darling)」とした。




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言8


Edgeworh

「YOUR NAME, PLEASE!」


エッジワース

あなたの名前を、お願いする!



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言9


Phoenix

(Seems Edgeworth has a bit of trouble getting his witnesses to say their names...)


フェニックス

(エッジワースは、証人に名乗らせることが得意じゃないみたいだな…)



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言10


Oldbag

「Wendy Oldbag, dearie.」


オールドバグ

「ウェンディ・オールドバグだよ、ダーリン。」




警備員「Oldbag」が検察側の証人として証言台に立ちました。

しかしのっけからオールドバグ節炸裂ですね。(笑)


どうやら彼女はエッジワースのことを気に入ったようです。^^;

相当な面食いなのでしょうか?^^;

確かにエッジワースは二枚目ですけど、
エッジワースと話す時の彼女はまるで「純真な乙女」のようですね。^^;




彼女がここで「自身のフルネーム」を明かしましたので、
今更ですが彼女について解説します。


彼女の名前は「Wendy Oldbag(ウェンディ・オールドバグ)」。

初登場時に少しふれましたが、「old bag」とは「口うるさく醜い老女」という意味です。^^;


彼女の名前欄にも常に「Oldbag」と表示され続けており、
日本語にすると、常に「ババァ」と表示されているに等しい扱いをされている…

のかと思いきや、なんと「Oldbag」は彼女の本名だったんですね。^^;


確かに「old bag」ではなく「Oldbag」なので、固有名詞として扱われてはいるわけですが、

ここでプレイヤーは

「えっ!?”ババァ”じゃなく”オールドバグさん”だったのかよ!?」

と思うわけなのです。(笑)


また、フルネームの「Wendy Oldbag」は「old windbag」のもじりで、
「old windbag」は直訳すると「古い空気袋」という感じになります。

「windbag」は「オルガンの音を鳴らすための空気流入装置」のことですが、
口語表現で「たわいのない、つまらない話を口うるさくしゃべる人」という意味もあります。

「old windbag」は「口うるさい老人」というような意味でもあるのです。

まあ早い話が「口うるさいおしゃべりババァ」が名前の由来なんですね。^^;


日本版では彼女は名前欄に「オバチャン」と表示され続けており、
ゲーム内でも、自身のことを一人称で「オバチャン」と呼んでいて、
登場人物たちも皆、彼女のことを「オバチャン」と呼んでいる、というキャラでした。

プレイヤーは「本名が明かされない、あだ名しかないキャラなのかな?」と思うわけですが、
日本版のこの場面で「大場カオル(おおばカオル)」というフルネームであることが明かされます。

「オバチャン」ではなく(オバチャンですけど^^;)「オオバチャン」なのだ、ということが判明するわけですね。

日本版の由来はそのものズバリで「オバチャン」に近い名前、ということと、
「大馬鹿居る(おおばかおる)」を人名化した、ということなのだそうです。^^;


日本版での「オバチャン」と「オオバチャン(大場ちゃん)」というネタのニュアンスを、
北米版では「Old bag(ババァ)」と「Oldbag(オールドバグ)」で表現していたんですね。


どちらにせよ、日本版も北米版も「酷い由来」です。^^;


なお、日本版の「オバチャン」だと「中年女性」というニュアンスが強いのですが、
北米版ではオールドバグがセリフの中で「グランマ(grandma)と呼びな」と言っていますね。

「grandma」は「祖母」あるいは「(血縁関係ではない)老女」に対しての呼びかけ、
日本語で言う「おばあちゃん」に相当する単語であり、これは完全に「老齢の女性」のことを表します。

北米版では、日本版の「オバチャン」よりも「もっと高齢」というニュアンスが強いですね。


ちなみに「オバチャン」に近いニュアンスを英語化すると「aunt」になります。

ですが、彼女は見た目が「白髪」なので、日本版を英語化するにあたってのローカライズ班には
彼女は「aunt」よりも「grandma」に近い、という風に感じられたのでしょう。


同じキャラ、同じ見た目なのに「年齢が微妙に異なっている」というのは面白いですね。



さて、それではそろそろゲームに戻ります。




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言11


Oldbag

「So just call me ”grandma.”
It's practically my name!」


オールドバグ

「だから”おばあちゃん”ってお呼びって言ってるじゃないか。
あたしの本名と似たようなもんなんだしサ!」




「practically(事実上、ほとんど同然)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言12


Oldbag

「So even when I was young I was an Oldbag,
but not really that was just my name dearie.」


オールドバグ

「若い頃からあたしゃずーっとオールドバグだったんだよ、
だけど、もちろんババァってのがほんとの名前ってわけじゃないよダーリン。」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言13


Oldbag

「Still how the other children would make fun of me
and just because of my name can you」


オールドバグ

「子供の頃は、そりゃあからかわれたもんさ、
こんな名前なんだからそりゃそうだろうね、信じられるかい?」




「make fun of ~(~をからかう、笑いものにする)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言14


Oldbag

「believe it? But there was this boy,
the captain of the chess club in junior high, and when」


オールドバグ

「だけどね、中学の時、
チェスクラブのキャプテンをやってたコが居たんだけどね」




「junior high」=「junior high school」のこと。日本の「中学校」に相当。




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言15


Oldbag

「he called me an old bag well
I just cried and cried because I had a crush on him you see--」


オールドバグ

「そのコはあたしのことを、よくババァババァって呼んでたのサ、
あたしゃもう毎日泣きに泣いたよ、だって彼に片思いしてたんだもの、解かるだろこの気持ち--」




「have a crush on ~(~に片思いする)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言16


Objection!



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言17


Edgeworth

「O-objection!
I... object to the witness's talkativeness.」


エッジワース

「い、異議あり!
し…証人の饒舌ぶりに異議を申し立てる。」




「talkativeness(饒舌、軽口)」




オールドバグのマシンガントークに、

エッジワースが「たまらず」異議を申し立てました。(笑)


このマシンガントークは「非常に高速」でセリフが流れていくので、
おそらく「相当な早口でまくし立てている」のでしょう。(笑)

そのためエッジワースたちも「プレイヤーも」彼女の「セリフの内容」を聞き取れない(読めない)わけですが、
しかしこうしてちゃんと読んでみると、結構切ない内容をしゃべっているんですね…


「Wendy Oldbag」は今でこそこんなキャラ(笑)になってしまっているわけですが、
もちろん「生まれた時から老婆だった」わけもなく、当然「多感な少女時代」もあったわけです。

周りの子供たち(同級生たち)は、「子供ゆえの純真さ」から来る「残酷さ」によって、
「Oldbag」という名前の「少女」に、それなりにツライ人生を歩ませてきたのでしょう……

ましてや「片思いをしていた相手」からもからかわれていたのでは、
思春期の少女にとっては、かなりキツイものがありますね……


今では「笑い話」みたいな感じで話をしていますが、
「そうなれるまで」の彼女の人生とは、一体如何ばかりのものであったのでしょうか…


一見ただの「ミーハーで口うるさいだけのオバチャン(おばあさん)キャラ」の彼女ですが、
「彼女のこれまでの人生」に思いを馳せてみるのも良いのかもしれませんね…




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言18


Judge

「Objection sustained!」


裁判官

「異議を認めます!」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言19


Judge

「The witness will refrain from rambling on the stand.」


裁判官

「証人は、証言台で取り留めのない話をするのは控えるように。」




「refrain(控える)」


「rambling(とりとめのない話)」




ひでぇ!!!^^;


せっかく「センチメンタル」に浸ってたのに。(笑)


ちょっとは話に耳を傾けてやれよ!(笑)


…ま、確かに彼女の居るここは「法廷」の「証言台」でした。(笑)


本件に関係ない「彼女の身の上話」は、
公の裁判でするような話ではありませんね。(笑)




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言20


Oldbag

「I was just getting to the good part, dearie!」


オールドバグ

「なんだい、ちょうど今良いとこだったのにサ、ダーリンったら!」




いやそれはまた別の機会に!!!

別の機会なんて無いと思うけど!!!(笑)




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言21


Edgeworth

「Perhaps we can get to the testimony?」


エッジワース

「できればそろそろ証言に移っていただけないものだろうか?」




「perhaps(もしかして、できたら)」=文全体を修飾して、表現を和らげるために用いる。




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言22


Judge

「Now, the witness was stationed at the main gate on the day of the murder, correct?」


裁判官

「では証人、あなたは事件当日、スタジオの正門に駐在していた、間違いないですか?」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言23


Oldbag

「Yessey I was.」


オールドバグ

「はいはい、その通りだよ。」




「yessey」=「yes sey」か?

おそらく「yes yes」の後ろの「yes」を「逆に書き(sey)」、「回文」のようにしたセリフであろう。




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言24


Judge

「And to get to the scene of the murder,
someone would have to pass by you?」


裁判官

「そして、犯行現場にたどり着くためには、
誰であれ必ず、あなたの前を通らなければならなかった、そうですね?」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言25


Oldbag

「You know your stuff, dearie!」


オールドバグ

「よく解かってるじゃないか、ダーリン!」




「know one's stuff(心得ている)」




逆転裁判 北米版 オールドバグ証言26


Judge

「You may begin your testimony.」


裁判官

「それでは、改めてちゃんとした証言を始めてください。」



逆転裁判 北米版 オールドバグ証言27


Phoenix

(She sure is one hell of an Oldbag...)


フェニックス

(彼女、ひどくズバ抜けたオールドバグであることには間違いないじゃないか…)




「a(one) hell of a ~(非常に酷い~、非常に悪い~、ずば抜けた~)」




ひでぇ!!!


確かに相変わらずのキャラですし、場違い感ハンパないですけど。(笑)


しかし、この場面の「マシンガントーク」の内容をしっかり読んだのは、実は私は初めてでしたので、
彼女の「キャラクター」に対して、今回ちょっと違った印象を持ちました。


日本版では、彼女はもちろん「Oldbag」という名前ではありませんでしたから、
日本版のこの場面でどんなセリフを言っていたのかは分かりませんが…

少なくとも、北米版でのオールドバグの「青春時代の話」が聞けたので、
これはちょっとした発見でしたね。


とは言えそれは本題とは「全然関係のない話」です。(笑)

ここはあくまで「法廷」であり、今フェニックスがしなければいけないのは
「検察側証人」としての彼女の「証言」を聞くことです。



それでは次回、彼女の「事件当日についての証言」を聞いてみることにしましょう。


このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告