広告

DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(43)

ドラクエ4 北米版 シノック村2


前回洞窟で「Steel strongbox(鉄の金庫)」を手に入れたトーニコ。
これで晴れてエンドアへ向かう準備が整いました。
それでは来た道を引き返します。

ちなみに、「フィールドに出現するモンスター」たちも「レーケナーバ北の洞窟のモンスター」と同程度に「弱い」ので、
引き続き適当にモンスターと戦いながら進んで行きます。

ただ、たまにモンスター「以外」とも遭遇することがあります。
それがこちら。


ドラクエ4 北米版 シノック村1

*:「Welcome to the item shop.
How can I serve you?」

*:「ようこそ道具屋へ。
何をお求めですか?」



いや、呼んでませんけど…^^;
彼は見ての通りの「道具屋」ですが、「行商している」ということなのか
たまにフィールド上で「モンスターのように」トーニコとエンカウントします(笑)

基本的には「町にある道具屋」と同じであり、
その品ぞろえにも、特に珍しい物があるわけでもありません。

すなわち私にとっては別にこれといった用事は無いということになります(笑)
町に戻れば「同じような道具屋」があるわけですからね(笑)

この行商人と「フィールドで出会う」というのはランダムであり、狙って出会えるものではありません。
そして、私のプレイスタイルは基本的に「町を出る前に必要な買い物は済ませておく」というものなので、
ますます彼には利用価値がありません(笑)


ちなみに、この行商人と遭遇するのは「第3章限定」です。
理由はよく分かりません…^^;



ドラクエ4 北米版 シノック村3


気を取り直して、更に南下していきます^^;
上の画面の左(西方向)に行けばレーケナーバですが、今は特に用もありませんので立ち寄りません。
このまま更に南下します。

すると…


ドラクエ4 北米版 シノック村4


小さな村があるのが見えますね。
せっかくですから中に入ってみることにしましょう。


ドラクエ4 北米版 シノック村5
ドラクエ4 北米版 シノック村6


写真では少し分かりづらいかもしれませんが、三叉路になっています。
実はこの道は「北」に行かない限り延々とループします。
このまま直進(画面向かって右の道)を先に進むと、
画面向かって左の道(入ってきた入口)に戻されてしまい、
来た道を戻る(向かって左の道を進む)と右の道に戻されてしまうのです。

要するにここから出られなくなってしまったということです!^^;
これはとんでもない所に来てしまった……

というわけで、もうどうしようもありませんから(笑)
素直に北の道(画面上に続く道)を進みます。



ドラクエ4 北米版 シノック村7
ドラクエ4 北米版 シノック村8


すると、本当に小さな集落に出ます。
とりあえず人々に話を聞いてみることにしましょう。



ドラクエ4 北米版 シノック村9

*:「Hello there, traveller.
Ye're lookin' broit-eyed an' bushy-tailed, so y'are!
Care to join me in a foxtrot?」

*:「あら、こんにちは旅人さん。
キラキラしたお目々と、フサフサの尻尾をお持ちみたいだべさ!
私と一緒にフォックストロット踊らない?」


「broit-eyed」=「bright-eyed(明るい目をした、きびきびと熱心な)」アイルランド訛り。
「bushy-tailed(毛がふさふさした尻尾)」
「foxtrot(フォックストロット)」=二人で踊る4/4拍子の比較的速いテンポのダンス。



お前何言ってんの?
「broit(bright) eyed(明るい目)」はまだしも
「bushy-tailed(毛のふさふさした尻尾)」???
それに「foxtrot(フォックストロット)」?

まあ静止画では分かりませんが、実は彼女は「クルクル回っている」ので、
それが「フォックストロットダンス」ということなのかもしれません…

とは言えなんだか、ちょっと言ってることが支離滅裂ですね…^^;



ドラクエ4 北米版 シノック村10

*:「There are foxes 'round about that are out to bewitch folk, so they say.
They'll trick ye by turnin' themselves into human form.」

*:「ここら辺りにはキツネが居て、人をペテンにかけるらしいんだ。
なんでも奴ら、人間の姿さ化けて騙すんだと。」


「bewitch(魔法をかける、魅了する)」


*:「Ye'd be wise to watch yer back.」

*:「あんたもよっく気をつけるこったな。」


「wise(賢い、思慮深い)」



キツネが人を騙す!?
しかも「人間の姿に変化して」!!?


…これ、「日本人には」すぐに「ピンとくる」シチュエーションですけど、
「アメリカ人も」ちゃんと納得できるのか!?(笑)


日本の昔話やおとぎ話には「キツネ(やタヌキ)が化けて人を騙す」という話がよく出てくるわけですが、
欧米でのそういう話は「少なくとも私は」聞いたことがありません^^;
ま、私が知らないだけで実際に欧米にもそういうストーリーの「物語」があったりするのかもしれませんが、
欧米で「人を騙すおとぎ話のキャラクター」と言ったら「妖精(Fairy)」なのでは?と思いますが…^^;


まあこの「DRAGON QUEST IV」は「日本で作られたゲーム」であり、それを北米用にローカライズしただけなわけですから、
そんなことを言ってもしょうがないのかもしれませんね(笑)

それに、これはただ単に「このゲーム特有」の
「設定上でのシチュエーション」でしかない
という感じで、
割と素直に受け入れられるものなのかもしれません(笑)


とにもかくにも、「このゲーム」のこの辺りの地域では(笑)
「キツネが人間に化けて人々を騙す」という噂がある、という事は確かなようです(笑)



ドラクエ4 北米版 シノック村11

*:「Pleased to meet ye, sir! Archie O'Tect's the name.
A travellin' architect o' fame!
But I'm head over heels in love with this foxy wan, now.」

*:「おお、こんにちは!俺の名前はアーチー・オーテクト。
ちょびっと名のある旅の建築家だべ!
けど今では、このセクシーな美女に惚れに惚れちまったんだ。」


「architect(建築家、建築技師)」
「head over heels(深くのめり込む)」=直訳「頭の先からかかとまで全部」
「head over heels in love(ぞっこん惚れる)」
「foxy(性的魅力のある、セクシーな女性)」スラング。
「wan」=「woman」アイルランド訛り。


ドラクエ4 北米版 シノック村12

Archie O'Tect
「I'm gonna marry her, so I am!
An' come an' live with her in this wee village o' Shinnock.
Ha ha ha!」

アーチー・オーテクト
「俺は彼女と結婚すんだ!
したから、このちっぽけなシノックの村で生きてこうとも決意したんだよ。
はっはっは!」


ドラクエ4 北米版 シノック村13

*:「There's plenty o' space in the den fer more cubs.
You can come an' live here too, if ye loik.」

*:「この村には、新しく住民になる人用のお部屋になるようなスペースがいっぱいあるべさ。
もしよければ、あなたもここさ住んでみない?」


「plenty(豊富、多量)」
「den(男性の私室)」口語表現。元々は「野獣の巣穴」の意。
「cub(見習い、新米)」=他には「キツネなどの子供、幼獣」。
「loik」=「like」アイルランド訛り。

上記セリフの「There's plenty of space in the den for more cubs.」は、
「幼獣たちのための巣穴となる空間が大量にある。」とも訳せる。


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ14

*:「Me own fella was a traveller before.
But now he's come to live here with me.
Grrr-ruff. Ruff, ruff, ruff! ...Ahem!」

*:「私の恋人も元は旅人だったんだ。
けど今では、ここで私と一緒に生活してんのよ。
グルルル、ガウ。ガウ、ガウ、ガウ!…コホン!」


ドラクエ4 北米版 シノック村15

*:「Oh, dear... I moit have a bad dose o' the splutters comin' on...
I'm feelin' a bit grrruff in the throat!」

*:「あら、まあ…なんだかワケわかんない事を口走っちゃったみたいだべさ…
なんだかちょびっと、ノドがイガラッポイ感じ!」


「moit」=「might」アイルランド訛り。
「dose of ~(~の1回分の服用量)」
「splutter(怒りや興奮による早口で不明瞭なしゃべり方)」
「gruff(しわがれた、しゃがれ声の)」



何から何まですげぇ怪しい……

というわけで(笑)それではここで、
この「怪しげな会話」に出てきた事柄をひとつひとつ解説していきたいと思います(笑)


まず、「男性」の方ですが、名前は「Archie O'Tect(アーチー・オーテクト)」。
由来は、セリフで言っちゃってますが(笑)「architect(アーキテクト、建築家)」ですね。
単語を分解して人名にもじったものですが、名前の方の発音は「アーチー」となります。
ちなみに日本版での名前は「ドン・ガアデ」。

有名な旅の建築家らしいですが、「美女に惚れてしまった」という不純な動機で旅をやめ、
この「Village of Shinnock(シノックの村)」に彼女と住むことにしたそうです^^;
別にあんたの人生なんだから、
好きにすればいいと思うけど…(笑)


ちなみに日本版には「村の名前」は無かったと思いますが、北米版では「Shinnock」という固有名が付いています。
由来はよく分かりません^^;


さて、続いて「怪しさ爆発の」女性の方ですが(笑)
やたらと「fox(キツネ)」に関連する単語を使って(あるいは使われて)いますね。
そしてついさっき、「人に化けて魅了するキツネの噂」というのを小耳に挟んだわけなのですが…

これがどういうことなのかは大体察しがつきますね(笑)

ただし、私は「ruff」を「コンコン」とは訳しませんでした。
何故かというと「ruff」は犬の唸り声を表す擬音だからです。


英語には実は「キツネの鳴き声を表す擬音語」が存在しません!
本当に完全に「無い」のです!
おそらく上のセリフでの「ruff」は
「キツネの鳴き声」を犬の唸り声で「代用」したものだと思われます。
ですので「コンコン」ではなく「ガウガウ」と訳した、というわけです。

「狐」は、ヨーロッパにも、勿論アメリカにも生息していますし、
「fox」という英語の動物名までちゃんとあるにも拘らず、
鳴き声を表す言葉は無いというのは非常に面白いですね。
すなわち英語圏では、「狐の鳴き声を擬音で表す必要性」が「文化的に存在しなかった」ということです。

日本には「狐の鳴き声」が有るのに、英語圏には無い、という違いについて、
文化的な背景などから考えてみるのも面白いかもしれませんが、
当日記ではそれはしません!(笑)
興味のある方は、いろいろ調べて考察してみてください(笑)


ちなみに、実際の狐は「コンコン」とは鳴きません!(笑)
ただこれも、各動画サイトなどに「実際に狐が鳴き声を発している動画」があると思いますので、
興味のある方は各自見てみてください(笑)



さて、それではそろそろゲームに戻りたいと思います^^;


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ16

*:「That's strange...
There was no village here when I passed by before. I'd stake me life on it.」

*:「これは妙だべや…
前に通った時は、こんな村は無かったはずだぞ。賭けてもいい。」


「stake one's life on ~(~について命を賭ける)」


う~ん…
やはりますます怪しい!ですね^^;


さて、それでは村の北の端っこに建っている家に行ってみます。


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ17


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ18

*:「Welcome, traveller.
Can't sniff yer way out of here, is it?
Ye're lost, are ye?」

*:「ようこそ、旅の人。
村の外さ出る方法を嗅ぎ分けらんねぇ、ってんだか?
それはつまり、道さ迷ったってことだべ?」


「sniff ~ out(~に感付く、嗅ぎ付ける)」


……
まあそれはそうなので、ここは「Yes」を選択します^^;


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ19

*:「Well that must be a desperate worry for ye now.
And ye look as ruff as a dog to go with it.
Would ye care to spend the noit here.」

*:「したら今はとてつもなく不安でたまらねぇすべ。
したからそんな犬みてぇに唸ってんだな。
なんなら今夜、ここさ泊まっていきなさるといいべ。」


「noit」=「night」アイルランド訛り。



いや、唸ってはいないけど…^^;
やっぱりこの人も「獣的な怪しさ」が言葉の端々に見て取れます(笑)

とは言え「村の外に出られない」のもまごうかたなき事実ですので、
ここでも「Yes」と返答します。



ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ20

*:「Aye, I thought that ye moit!
Let the faeries whisk y'away, then!
Mind the fleas― I mean, bed bugs don't bite!」

*:「んだべ、そう言うだろうと思ったべや!
したら妖精に連れられて、夢の国さ行くと良いだよ!
まあノミには十分気を付け―あ、いや、ぐっすりよっく眠んなさいって意味だ!」


「whisk(連れ去る、運び去る)」
「flea(ノミ)」


上記セリフの最後の部分は結構面倒でした^^;

最初の「flea」は、そのまま「血を吸う虫のノミ」という意味で、
慌てて言い直した(笑)「Bed bugs don't bite!」は、直訳すると「ベッドの虫は噛まない!」ですが、
「ぐっすりお休み!」「熟睡してね!」という意味の慣用句でもあります。
(「ベッドの虫はあなたを噛まないよ!」=「だからぐっすり眠れるよ!」の意。)

そして「Bed bugs don't bite.」は、同じ意味で「The fleas don't bite.」とも言います。
ただ単に最初の部分を「ベッドの中に生息している虫(bed bug)」から「ノミ(flea)」に言い換えただけですね。

ただし上のセリフでは、
「あんたはこれから”獣(野獣にはノミが付き物)のベッド”で寝るんだから、ノミに気を付けな。」
と言いかけたのを、慌てて「いや、ぐっすり眠ってね、ってこと。」と言い直したのですが、
でも、どちらにしても「両方の意味にとれる」というのが、このセリフの肝なわけですね。

この説明でもいまいち伝わらないかもしれませんが^^;
要は、慣用句の「bed bug(flea)」に引っ掛けたセリフであり、
これも、一連の「fox(キツネ)ネタ」になっている、ということなのです(笑)

ただ、こういった「英語特有のダブルミーニング」を使ったセリフというのは、
日本語訳するのは結構大変です^^;

日本語と英語には、言語の違いがどうしてもあるので、
こういう微妙なニュアンスやシャレみたいなものを表現している文章を「全て忠実に」翻訳するのは至難の業です^^;
勿論「私の技術の無さ」というのも多分にあるわけですけどね^^;



さて、このセリフの後、画面が暗転し一夜が明けます。
すると……


ドラクエ4 北米版 フォックスヴィレッジ21



ここはどこ?私は誰?
「泊まったはずの家」はおろか「村そのもの」丸ごと全て消えてしまいました!

この場所はどうやら、最初に訪れた時に通った三叉路のようですが、
村に続いているはずの「北の道」は無くなっています。


これが「化かされた」というやつか……

ただ、「所持金が無くなっている」とか「アイテムが無くなっている」などのような
いわゆる「実害」というものはありません(笑)

そして、右か左の道を進めば、ちゃんとフィールドに出られるようになっています。



やはり噂通りキツネの仕業だったのでしょうか?
ともあれ別に「害があった」というわけでもありませんでしたので、
何事もなかったかのように出発することにしましょう(笑)
…もしかしたらトーニコは「ノミに食われた」かもしれませんけどね^^;


それでは次回、この場所から更に南下していきたいと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告