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DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(61)

前回の続きです。
夜のレッセ・フェアで聞いた情報を元に、今回は「Palais de Léon(パレ・デュ・リオン)」へと向かいます。



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン1


レッセ・フェアの北、「オウバウト・デュ・モンド」の村より更に北東の方角にお城が建っています。


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン2
ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン3



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン4

*:「Zis is ze great Palais de Léon!」

*:「ここは偉大なるパレ・デュ・リオンばい!」



この「Palais de Léon」は、「アキュート・アクセント」が付いた「e(é)」があることからも分かる通り、「フランス語」です。
英語に翻訳すると「Palace of Leon」となり、意味は「リオンの宮殿」となります。

「Léon(Leon)」は「男性名」で、現実世界の欧米でも普通に存在する名前ですが、
由来はラテン語で「ライオン」を意味する「Leo(レオ=獅子)」の「ギリシア語表記」である「Λέων」から来ています。

日本版では「キングレオ城」という名前であり、
北米NES版では「The castle of Keeleon(キーリオン城)」という名前でした。
日本版の名前は「King Leo(獅子王)」なのでしょうから、
NES版の「Keeleon」は概ね「同じ発音」と言えるような名前でしたが、
日本版の「獅子王」というニュアンスは薄らいでいますね。

一方北米DS版では「Palais de Léon(パレ・デュ・リオン)」という「フランス名」であり、
「Léon」は「Leo(獅子)」を彷彿とさせる男性名ですから、
直接的には「リオンの宮殿」という意味ではありますが、
「獅子の宮殿」をも印象付けるような名前になっているため、
ニュアンス的には日本版のほうに近くなっていると言えるでしょう。
ただし、しつこいようですが、ここでもやはり「フランス語」が出てきています。


さて、それでは城の中に入ってみましょう。
正面の大きな扉を開けようとすると…


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン5

「The door is locked.」

「扉には鍵がかけられている。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン6

「But Oojam picks it open!」

「しかし、ウージャムが扉の鍵をピッキングして解錠した!」



なんと、扉には「鍵がかかっていた」にも拘らず、
ウージャムは「鍵も無しに」解錠してしまいます!

…お前ほんとに「Alchemist」なのか!?



ここでの翻訳は「敢えて直訳」にしました。
日本版では「カギをこじ開けた!」と表示されていたと思いますが、
北米版では「pick open」となっています。

「pick」は、日本語でも「ピッキング」としてそのまま使われていますが、
「鍵以外の”何か”を使って、”平和的に”解錠する」という意味です。
「平和的に」と言っても、もちろん非合法の悪事ですけど^^;
要は、鍵や扉を大々的に破壊せずに正規の鍵を使わずに解錠する、という意味です。
もし日本版の通りに「こじ開けた(力任せに扉や鍵そのものを破壊して解錠した)」のであれば、
「wrench open」あるいは「force open」などとなるはずです。


実は、この「ウージャムの鍵開け」は、「日本版でも」力任せにこじ開けているというわけではないらしく、
「実際には”錬金術の技術を応用して”鍵を開けているのだ」という設定があるそうなのです。
ですので、元々日本版でも「wrench」ではなく「pick」のほうなのですが、
上述の通り「こじ開けた!」と表示されるうえ、
「オーリン(Oojam)」の見た目グラフィック屈強な男性であり、
しかも戦闘においても「力任せに攻撃する」戦士タイプであるため、
私は彼が力任せに扉をブチ壊しているものだと長らく思い込んでいました^^;

しかし北米版でのニュアンスは、上記の通り「元々の日本版の設定に準拠した「pick open」」であるため、
「鍵を”こじ開けている”わけではない」というニュアンスを表すために、敢えて直訳の日本語訳に翻訳したのです。


…北米版をプレイしていると、
日本版のプレイでは分からなかった「新たな発見」がいろいろ見つかって
とても面白いですね(笑)



さて、それでは城の中に平和的に(笑)侵入していきたいと思います(笑)


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン7
ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン8


城の1階は、ほとんど通路と階段だけで構成されています。
部屋は「ひとつだけ」存在しますが、そちらはとりあえず後回しにして、
まずは2階へあがって行ってみることにしましょう。


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン9

*:「Non! Move! 'E'll catch me!」

*:「ちょお!そこどいてよ!捕まっちゃうやろ!」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン10

*:「Heh heh heh! Come back, ma petite conquette!
Let me get my 'ands on you!」

*:「へへへ!戻ってきんしゃい、子猫ちゃん!
また俺ん腕で抱きしめさせておくれ!」


「ma petite」=フランス語「my little(私の小さい、可愛い)」。
「conquette(色っぽい女性、男たらし)」フランス語由来。



何やら廊下では男性が女性を追いかけています^^;


これ、日本版では、
女「ほぉ~らこっちよ~、捕まえてごらんなさ~い
男「よ~し、捕まえちゃうぞぉ~、グヘヘ。」

というような、キャッキャウフフ的ニュアンスだったような気がしますが(笑)
北米版では、女性は「マジで嫌がっている」ようにも受け取れますね^^;

ま、北米版でも「単にキャッキャウフフしているだけ」なのかもしれませんが、
どちらが正しいのかは、これらのセリフからだけではちょっと判断できません(笑)



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン11

*:「He he he... I am ze researcher of magic for ze castle.」

*:「ヒヒヒ…ワシはこん城に仕える魔法研究家ばい。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン12

*:「Pardon? What kind of magic?
He he he... Zat is something I cannot reveal to you, my friend.
Not ever!」

*:「なん?そいはどげん魔法か、やと?
ヒヒヒ…そん秘密ば教えるわけにはいかんな、お嬢さんがた。
絶対にな!」


「reveal(秘密などを漏らす、暴露する)」



…何やらお城では「魔法の研究」もしているようですね。
前回のレッセ・フェアでは「錬金術の研究」をしているらしいという情報もありましたし、
このパレ・デュ・リオンは、どうもキナ臭い感じがします…



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン13

*:「Haute cuisine and fine wine...
Ah, ze joie de vivre. It is paradise on earth 'ere!」

*:「オート・キュイーザンと美味しいワイン…
ああ、ジュワ・デュ・ヴィーヴァ。ここはまさに地上の楽園たい!」


「haute」=フランス語「high」。
「cuisine」=フランス語「cooking」。
「haute cuisine」=フランス語で「高級な料理」の意。
「joie」=フランス語「joy」。
「vivre」=フランス語「live」あるいは「experience」。
「joie de vivre」=フランス語で「人生の楽しみ、楽しい経験」などの意。



この女性はレッセ・フェアのブロンデール同様に「城に招かれた」女性たちの内の一人のようですね。
ブロンデールは「怪しい噂」を聞いて城には来ませんでしたが、
この女性は「高級で美味しい料理とワイン」を振舞われて、いたくご満悦のようです…



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン14

*:「There's only one man who knows the whereabouts of the new marquis regent's chamber,
and that's the Chancellor.」

*:「新しい国王代理の部屋が何処に有るのかを知っているのは大臣だけだよ。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン15

*:「You could probably find out where it was if you followed him.
I wouldn't like to be the one to do it, mind you.」

*:「彼のあとをつけて行ってみれば、あるいは国王代理の部屋を見つけることが出来るかもね。
ま、ハッキリ言って、僕はそんなことは絶対にしたくないけどね。」



確かにこの城には「国王(代理)が居るべき”玉座の間”」が見当たりません。
「城」である以上「無いわけはない」と思いますが、
どうやらその部屋の場所は「秘密」であるらしく、どこにあるのかは「大臣しか知らない」ようです。



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン16

*:「Mon Dieu, 'ow can ze Chancellor love 'imself so much when 'e is such a useless coward?
'E is full of ze amour propre.」

*:「モン・デュ、あん大臣、使えなか臆病者んくせに、自尊心だけはやたらと高いとよ。
ほんと、保身で頭ん中いっぱいらしか。」


「coward(臆病者)」
「amour」=フランス語「love」。
「propre」=フランス語「own」。
「amour propre」=フランス語で「自己愛」の意。


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン17

*:「Just make ze loud noise outside of 'is chamber and see 'ow 'e reacts.」

*:「部屋ん外でふとか音ば出せば、あん臆病者、きっとなんか動きば見せるに違いなかばい。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン18

*:「'E'll be so startled, 'e'll go running to ze Marquis Régent. You'll see.」

*:「びっくりして、国王代理ん部屋に逃げ込むところば見れるやろうさ。」


「be startled(びっくりさせる、飛びあがらせる)」



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン19

*:「Ze Chancellor of ze Marquis Régent is a most nervous man.」

*:「国王代理ん付きのあの大臣はな、そいはもう神経質な男ばい。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン20

*:「Zere was a man 'ere before who gave 'im a fright wiz a loud bang,
and 'e was thrown into jail at ze port.」

*:「以前、ふとか爆発音ば立てて大臣ば震えあがらせた男の居ったんやけど、
そん男はすぐさま港町ん牢屋に送られてしもたったい。」


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン21

*:「Ze port? I 'ave never been, but I think it is to ze north of ze castle.」

*:「そん港町ん場所?俺は行ったこつは無かばってん、こん城から更に北に行った所にあっけん思うったい。」



国王代理の居室の場所を知っている大臣は、どうやらかなりのビビりであるようです(笑)
彼に「玉座の間まで”案内”してもらう」には、
彼の部屋の外で「大きな音」でも出して彼をビビらせるのが「一番手っ取り早い方法」みたいですね(笑)

ただ、現時点では「大きな音を出すにはどうすればよいのか」が分かりません。
ですので、過去に「不幸にも」大臣をビビらせることに成功してしまった男性が
「港町の牢屋に入れられている」ようですから^^;
参考のためにパレ・デュ・リオンの北に位置しているという「港町」に行って、
その人物に「どうやって大臣をビビらせたのか」について聞いてみる必要があるでしょう(笑)



ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン22

*:「Zis is a matter most strange...
I feel like I can 'ear voices coming from under my feet.」

*:「なんか不思議なこつのあっけんやが…
俺ん足元から声が聞こえてくる、ちゅうような気のするんばい。」



ここは城の北端2階のバルコニーです。
「下から声が聞こえてくる」ということは、この場所の「下の階」には「誰かが居る」ということであり、
それは要するに「この下には”部屋”がある」ということです。
ただし、1階のこの場所に当たる所は「全方位”壁”でおおわれている」だけで、
そこに入るための「入口」となるような扉などはどこにも見当たりませんでした…


さて、それでは最後に、
「自尊心が高いくせにビビりで神経質で、自分をビビらせた者は容赦なく牢屋送りにする」という
「噂の大臣様」に面会してみることに致しましょう(笑)


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン23

*:「Moi? I am ze chancellor of zis castle.」

*:「モア?ワシはこん城ん大臣だ。」


「moi」=フランス語「me」。一人称代名詞。


ドラクエ4 北米版 パレ・デュ・リオン24

*:「You are in my personal chamber.
If you do not leave tout de suite, I will 'ave you locked up in jail!」

*:「ワシん私室に勝手に入って来るっちゃ、お前らどげん了見ばい。
さっさと出て行かな、牢屋送りにしちゃるぞ!」


「tout de suite」=フランス語「immediately, right away, at once」=「すぐに」の意。



うーん、メチャクチャ高圧的な態度ですね^^;
これはやはり、大きな音を出してビビらせてやるしかないですね!(笑)



さて、この城の「名称」は、先にも解説した通り「フランス語」なわけですが、
城の住人達もほとんど全てが「フランス訛り」の人たちばかりです。

おそらくこの「Palais de Léon」という城は、
以前考察したように、「この大陸に入植してきたフランス系移民たち」が「入植当時に」建設し、
「フランス系の王家」を擁して「この大陸全土を支配している」のだと思われます。

そして、その王族の名前というのが「Léon(リオン)」なのでしょう。
「インド系原住民」を支配し、インド系原住民の村の名前を「Aubout de Monde」に改名させたのも、
フランス系王族の「リオン家」なのだと思われます。

ただ、あくまで上記は「この大陸の歴史的背景」であり、
「原住民を支配している」とは言っても、少なくともゲームをプレイしている限りでは
「フランス系がインド系を”差別的支配”している」というようなことは感じられませんので、
単純に「二つの人種が住む大陸を、フランス系が国として治めている」と言った方が良いのかもしれませんね。

…まあ、もしかしたら「過去には」フランス系移民による「差別的、弾圧的な行為」もあったのかもしれませんが。



さて、「錬金術の研究」をしていると噂される「国王代理」に会いに来たわけですが、
現時点では会うどころか「どこに居るか」すらも分かりません。
国王代理の居室の場所を唯一知っているらしい大臣も、「正攻法」では教えてくれそうにもありませんでした。

というわけで次回は、この「パレ・デュ・リオン」の北に位置するという「港町」に行って、
「大臣をびっくりさせたため牢屋に入れられてしまった^^;」人物に会いに行ってみることに致しましょう。
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