DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(65)

前回マモン・マインで手に入れた火薬を、
「パレ・デュ・リオンの大臣の部屋の隣で”爆発”させる」という暴挙に出た一行(笑)
ですが、それにより見事大臣をビビらせることに成功しました!(笑)

爆音にビビった大臣は、慌てて「秘密の隠し部屋」と思しき所へ逃げ込んでしまったのでした。


それでは今回、まずは隠し扉があった辺りの壁を調べるところから再開したいと思います。


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック1


一見すると、何もないただの壁ですが…


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック2

「Oojam examines the wall.」

「ウージャムは壁を調べた。」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック3

「There's a button concealed in the stonework.
Press it?」

「石細工に隠されたボタンがある。
押してみますか?」


「conceal(隠す、秘密にする)」
「stonework(石造り、石細工)」



壁に隠された「秘密のボタン」を発見しました!
もちろん押してみるしかありません!


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック4

「A hidden door opens up in the wall!」

「壁の隠し扉が開いた!」



これで「隠し部屋」に入ることが出来るようになりました!
早速中に入ってみることにしましょう!



ドラクエ4 北米版 対決!バルザック5

*:「Who are you people?
And what are you doing in 'ere?」

*:「お前ら一体何モンや?
こげな所まで入っち来て、なんばしよっと?」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック6

*:「If you do not depart immédiatement,
you will find yourselves in trouble most serieux, my friends.」

*:「お前ら忠告しとくばってんが、さっさと出て行かんやったら、
えらい深刻なトラブルに見舞われてしまうとぞ、マイ・フレンズ。」


「depart(出発する、出て行く)」
「immédiatement」=フランス語「immediately(すぐに)」
「serieux(sérieux)」=フランス語「serious(深刻な)」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック11

*:「Sacré bleu! Who are you!?
And what are you doing in ze chamber of ze Marquis Régent Balzack?」

*:「サクレ・ブルー!何モンやお前ら!?
バルザック国王代理様ん居室でなんばしよっとや?」


「Sacré bleu!」=フランス語「憤慨や驚嘆の感情」を表す間投詞。


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック7

*:「Get out now, and forget zat you ever saw zis room!
Or zere will be trouble!」

*:「今すぐ出て行かんか、そいでこん部屋で見たこつば忘れろ!
そいでなければ、えらい大変なこつになるとぞ!」



大臣も兵士も異口同音ですね。
どうやらこの部屋は「ほんのごく少数の限られた者」にしか知らされていないようです。
「国を支配する主」であるはずの「Marquis Régent」の居室のはずなのに、
いったい何故「隠されている」のでしょうか?

そして、その国王代理の名前は…「Balzack(バルザック)」!

やはり…「ヤツ」なのか…!?





ドラクエ4 北米版 対決!バルザック8

Marquis Régent
「Ah... Ze beautiful daughters of my poor teacher, Mahabala.」

国王代理
「ああ…お前たちな、あん哀れな師マハバラんとこの、美し娘たちか。」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック9

Marquis Régent
「What? You seek vengeance for your father!?
Against moi? Ze great Balzack?」

国王代理
「なん?お前たちな、親父ん復讐んために俺ば捜しとったっちゅうんか!?
俺に反抗すると?こん偉大なるバルザック様に?」


「seek(捜し求める)」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック10

Balzack
「Your father was an imbécile!
'E did not even know what 'e 'ad discovered.
Ze Secret of Evolution!」

バルザック
「お前らん父親な、ほんなごと愚か者やったとばい!
自分が何ば発見したんかさえ知らんやった。
進化ん秘密ちゅう、どえらい大発見ばしやったとに、そいに気付かんやったとぞ!」


「imbécile」=フランス語「fool(愚か者)」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック12

Balzack
「Oh, quel dommage!
If 'e 'ad only realised its power,
'e could 'ave been ruler of ze 'ole world!」

バルザック
「ほんなごと、なんちゅう阿呆ばい!
もしこの進化ん秘密っちゅうもんの真の力に気付いとったら、
全世界の支配者にもなれたっちゅうんにな!」


「Quel dommage!」=フランス語「What a pity!(なんと嘆かわしいことか!)」


ドラクエ4 北米版 対決!バルザック13

Balzack
「Now you will see for yourselves!
My tour de force! Evolution wizout limitation!」

バルザック
「まあよか、お前たちにもとくと味わわせっちゃろうもん!
我が偉大なる功績!限界ば超えた進化っちゅうもんをな!」


「tour de force」=フランス語「feat(功績、偉業)」



ドラクエ4 北米版 対決!バルザック14

「Balzack draws near!」

「バルザックが差し迫って来た!」



「その姿」が「Evolution(進化)」なのか!?
ただの「化け物」じゃないか!!!



…やはりパレ・デュ・リオンの国王代理こそが、
「姉妹の父」であり「ウージャムの師」である「マハバラ」を殺害した
「仇敵バルザック」本人だったようです!

彼のセリフから察するに、マハバラが発見した「The Secret of Evolution(進化の秘密)」なる物を横取りし、
それを使って「手に入れた力」というのが「この姿」なのでしょう。

どこからどう見ても「モンスター」でしかありませんが。


ウージャムが仲間になる時に言っていた言葉「魂を捧げて身を強固にした」というのと、
プロフェッティシリのワイザーの尼僧が言っていた「闇の力」というのが、
この「進化の秘密を使ったモンスター化」のことを言っていたのですね。

どうやらバルザックは「力」に溺れ、姿だけでなく「心までもが」モンスターと化してしまったようです!



この「Balzack(バルザック)」は、日本版でもNES版でも「バルザック(Balzack)」という名前であり、
実は全機種において名前が変えられていませんでした。

日本版の由来や、NES版で改名されていない理由は定かではありませんが、
北米DS版においては、おそらく「Chapter 4」の「フランス訛りを話す移民」の発端になっていると思われます。


「Balzack」という名前で、「現実世界で」最も有名だと思われるのが下記の人物です。



「オノレ・ド・バルザック(Honoré de Balzac, 1799年5月20日-1850年8月18日)」は、19世紀フランスを代表する小説家。
なおド・バルザックの「ド(de)」は、貴族を気取った自称である。
イギリスの作家サマセット・モームは、『世界の十大小説』のなかで、
バルザックを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と述べている。
バルザックは90篇の長編・短編からなる小説群『人間喜劇』を執筆した。
これは19世紀ロシア文学(ドストエフスキー、レフ・トルストイ)のさきがけとなった写実的小説群である。
『レ・ミゼラブル』で著名なヴィクトル・ユーゴーや、アレキサンドル・デュマの親友でもある。
~Wikipediaより~



世界的に有名な「フランス人小説家」と「ほぼ同じ綴り」であり、「全く同じ発音」の名前ですね。

おそらくNES版では、日本版の「バルザック」という名前を「英語綴りにしただけ」だったのでしょう。
しかし北米DS版では「ゲーム内世界の各地に、それぞれ”特色のある訛り”がある」ことから、
日本版およびNES版での名前「Balzack(バルザック)」を「フランス人名」としてとらえ、
彼の名前はそのままに「フランス訛りの文化圏」という設定を施したのだと思われます。

ただし、以前にも説明しましたが、主人公である「Meena and Maya」は、
そのキャラクターデザインなどから「インド系人種」という設定になっています。
これは彼女たちの父「Mahabala」やその弟子「Oojam」も同様です。
そして、おそらくは「この大陸に住む”訛りの無い英語を話す”人々」も。


これまでの「1~3章」では、「その文化圏内」においては「人種は同一だった」と思われます。
しかし、この「4章」では、上記の通り「訛りの無いインド系」と「フランス訛りのフランス系」という
「2種類の人種」が居るようです。

インド系人種については「主人公の見た目がインドっぽいから」という理由なのでしょうが、
もう一方のフランス系人種については、この「主人公の敵対者Balzack」によるものだと想像できます。


北米版の「Balzack」も「French English(フランス訛りの英語)」を話していますから、
「フランス系人種」であるわけです。
そして、これも以前解説しましたが、おそらく彼は、
この大陸に後からやって来た「移民の末裔」でもあると思うのです。

この大陸において、現在の「フランス系移民の立ち位置」というのは、
「Palais de Léon(パレ・デュ・リオン)」という王国を構え、
村の名前を「改名」させるほどの「権力と影響力」を有しているわけです。

いわば「フランス系は”支配者階級”」であり、「インド系は”被支配者”」なんですね。
…まあ、実際には言葉面ほどの「圧政的、差別的」なものではないのでしょうが。


しかし、その支配層であるはずの「フランス系人種」である「Balzack」は、
被支配層であるはずの「インド系錬金術師」の「Mahabala」に「師事をした」のです。

「”人種を超えて”教えを乞い、自身の知識を研鑽したのだ」と言えば聞こえはいいですが、
結果的には「師を殺した」わけですし、今では「師を侮辱する態度」を取っているうえ、
以前出会ったオウバウト・デュ・モンドの老人曰く、
「バルザックは初めからマハバラの研究を奪うのが目的だった」ようですので、
実際は、内心「インド系であるマハバラ」に舌を出しつつも、
一応目的のために「形だけ師事していたふりをしていた」といったところだったのでしょう。


この「研究成果を横取りした邪な弟子バルザック」という設定は、日本版から変わっていません。
しかし「互いに”異人種同士”であった」というのは北米版オリジナルです。

つまり、「父を、師を殺した憎き仇敵バルザック」に対して、
日本版のそれと北米版では「かなりニュアンスが違う」ということなんですね。


北米版では「異人種であったがゆえに」それに起因した様々な「複雑な心情」などが、
「バルザック」にも、そして「マハバラやウージャムにも」多分あったはずです。

ましてや「フランス系移民のバルザック」が「インド系原住民のマハバラ」を「殺害した」とあっては…
ともすれば、姉妹やウージャムの怒りの矛先が「フランス系移民全体」に向かったとしても、決しておかしくはありません。

ただし、ゲームをプレイしている限りでは、彼女たちが「フランス系人種全てを憎んでいる」わけではなく、
あくまで「バルザックという”個人”のみを復讐の対象としている」というのが分かります。


まあそれはともかく、この「イベントそのもの」の内容は日本版とほとんど変わっていないにも拘らず、
北米版で新たに加えられた「人種」というエッセンスが、
「同じ料理を一風変わった味付けにしている」というのは、非常に興味深いですね。
正直とても良いアレンジだと思います。


ただし、上記に書いた事柄の「ほとんどの前提条件」は、
そもそも「私の妄想」によるところが非常に大きいわけですので(笑)
実際のところどうなのかはさっぱり分かりません!(笑)

ただ単純にそう考えたほうが面白いというだけです(笑)

ちょっと妄想を垂れ流し過ぎてしまいましたね^^;



さあ、それでは次回!
モンスターと化し襲い掛かってきた「憎き仇敵バルザック」に
ついに「復讐を敢行」したいと思います!

請うご期待!
このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: