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DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(102)

前回「Laissez Fayre(レッセ・フェア)」にて、コメディアンの「Tom Foolery(トム・フーラリー)」を仲間にしました。

そこで今回は再度「Canalot(キャナロット)」に戻り、
「トムのお笑いの腕」で、なんとか「King Larfur(ラーファー王)」を大爆笑させたいと思います(笑)

ここでパーティの先頭をトムに変更し、早速国王に謁見しに行きます。


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い1

King Larfur
「Welcome! Your name is Tom Foolery, you say?
Very well, Tom Foolery.
We trust that you know of Our appeal?」

ラーファー王
「ようこそ!そなた、名をトム・フーラリーと申すか?
よろしい、トム・フーラリー。
それではそなたも、我らが要望を知っての上で謁見しにやって来たのであろうな?」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い2

King Larfur
「Now...make Us laugh!」

ラーファー王
「それでは早速…我らを笑わせてみよ!」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い3

King Larfur
「Pray, do not tarry.
We must be made to laugh!」

ラーファー王
「願わくば、手間取ることなく、すぐにでもな。
そなたならきっと、我らを笑わせることが出来るに違いない!」


「tarry(遅れる、手間取る)」文語。


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い4

Tom Foolery
「I'm afraid I'll have to disappoint ye, Yer Highness.
I've nuttin' funny I can tell ye.」

トム・フーラリー
「畏れながら申し上げますが、殿下、オラはあなた様を失望さすことになるでしょう。
何故ならオラでは、あなた様を笑わすことなど出来ないからです。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い5

ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い6

Tom Foolery
「But I've not been trav'llin' alone.
I'm sure me friends'll bring a smile to yer face, even if I can't meself.」

トム・フーラリー
「ですが、オラは一人で旅してきたわけではありません。
たとえオラには出来なくとも、オラの旅仲間だら間違いなく、あなた様に笑顔をお届けすることが出来るはずです。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い7

Tom Foolery
「So if ye could just see yer way to handin' over the Zenithian Helm,
that'd be grand.」

トム・フーラリー
「ですから、是非ともあなた様のゼニシアン・ヘルムをこの者たちにお与えになって頂きたい、
さすればより一層、それは現実味を帯びるでありましょう。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い8

Tom Foolery
「Me friends'll be off to save the world with it,
and before ye know it, ev'ryone'll be happy as Larry again,
laughin' an' guffawin' all day long.」

トム・フーラリー
「オラの友らは世界を救う旅さしてるんです、
きっと、ふと気付けば世界は再び幸せに包まさってることでしょう、
笑いの絶えない、なまらあずましい日々がやってくるのですよ。」


「before you know it(いつの間にか)」
「guffaw(大笑い、馬鹿笑い)」
「all day long(一日中、終日)」=「all the day」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い9

King Larfur
「Hmm...」

ラーファー王
「ふーむ…」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い10

King Larfur
「You speak as one who is able to read Our own mind, good sir!」

ラーファー王
「そなたの言葉、まさしく我らが心の内を見透かしたかのような物言いである!見事!」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い11

King Larfur
「The very reason We issued Our appeal was to lift the hearts of Our people.」

ラーファー王
「そもそもこの要望を出した理由も、まさに我らが民の士気高揚が目的だったのだ。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い12

King Larfur
「We believed We could bring them good cheer
by summoning entertainers to Our kingdom.」

ラーファー王
「王国に招集されたエンターテイナーたちによって、
おのず我が民も鼓舞されるであろうと思ってのことだったのだよ。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い13

King Larfur
「But We have thus far been thwarted in Our attempts
to bring happiness to those who have lost hope.」

ラーファー王
「しかしながら我らのこれまでの試みは、
希望を失った我が民に対して真の幸福を運ぶ施策としては不十分であったのかもしれんな。」


「thus far」=「so far(ここまで、これまで)」
「thwart(妨害する)」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い14

King Larfur
「Now We see clearly the path to take.
Our hopes for the happiness of Our people lie in your hands!」

ラーファー王
「だが今、我らはついに活路を見出せた。
我が民が幸福となれる希望への道筋は、そなたたちの手中にこそあるのだろう!」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い15

King Larfur
「Here. The Zenithian Helm is now yours.」

ラーファー王
「さあ受け取るがよい。このゼニシアン・ヘルムは、今よりそなたたちの物だ。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い16

「Meena obtains the Zenithian Helm.」

「ミーナはゼニシアン・ヘルムを受け取った。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い17

King Larfur
「We eagerly await the day that Our people are able to laugh once more.」

ラーファー王
「我が民が心より笑える日が今一度やって来ることを、切に待望しておるぞ。」


ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い18

King Larfur
「Until that day comes,
We will continue Our appeal in the hope
that it will provide light relief.」

ラーファー王
「しかしその日がやってくるまでは、
我らはしばしこの要望を続けることにしようと思う、
少なからず我が民への気休めぐらいにはなるであろうからな。」


「light relief(安堵のひと時)」=直訳「安堵の光」



ドラクエ4 北米版 トム・フーラリーの笑い19


…こうして、「King Larfur」の「Appeal」を叶えた「Tom Foolery」は、
見事ヒーローたちに「最初のゼニシアの装備品」である「Zenithian Helm」をもたらしてくれたのでした。


上記の「トム・フーラリーとラーファー王の会話」の内容を見ても分かる通り、
「ラーファー王の要望」とは「王を笑わせること」では無かったのですね…
もっと厳密に言えば「王だけ」を笑わせてもダメだったのです。

ラーファー王の「真意」とは、「王を含めた”キャナロットの民全員”」に
「心からの笑顔をもたらしたかった」ということ、
更にはおそらく「同様に”世界中の全ての人”にも笑って生活できるような”平和な世界”」を「要望していた」のでしょう。


これが、以前書いた「何故ラーファー王は一人称が”複数形”なのか?」ということの「答え」だと思います。
彼はセリフの中で、常に「王自身を含む、王国に住まう全ての民を”代表”して」言葉を発していたのです。

上記最初のセリフや以前謁見した際の王のセリフの「We」や「Our」などの「一人称」を
「我らが民」というような感じで読み直してみると、また一層違った味わいがあると思います。

そして、このことが「日本版とは違ったもう一つの味わい」を醸し出している要因にもなっているのです。


日本版ではあくまで「スタンシアラ王を笑わせる」というのが「お触れの内容」であり、
「パノンだけ」が王の「言外に言わんとしている、言葉の裏にある真意」に気付いて、
北米版と同様の
「世界に平和をもたらし、人々に真の笑顔を取り戻せるのは、私と一緒に居る勇者一行だけだ。」
という旨の発言をするのです。


しかし北米版においては、それに加えて上述の通り、
王は最初から、その「真意」を「自身の一人称」という形で「明確に示していた」のです。
にも拘らず、それまでの「挑戦者たち(ヒーロー含む)」は「王の意志の発露」に誰一人として気付くことが出来ず、
「王だけを笑わせればいいんだ」と「安直に言葉の上っ面だけを捉えていた」わけですね。

ですが「Tom Foolery」は、王の言葉を聞いてすぐにその真意に気付き、
ラーファー王の要望に対する「最善の答え」を示して見せたのです。

イベントそのものの内容自体はおおよそ同じなわけですが、
北米版では「最初からプレイヤーに対しても答えが明確に示されていた」というのは非常に面白いですね。
これは日本語には無い「英語の特性をうまく生かした演出」であると思います。

まあ逆に言えば「言葉上には全く出ていなかった真意に気付いた日本版のパノン」は、
「洞察力が物凄く高い人物」として表現されている、とも言えるわけですが、
北米版の「Tom Foolery」も、「誰も気づかなかった答えにいち早く気付けた」という点で、
日本版と同じように「高い洞察力と人の心理に対する観察眼がある」と言えますね。


すなわち、どちらにせよ日本版の「パノン」も北米版の「Tom Foolery」も、
両方とも「一流のコメディアン」だ、ということです。

彼は「人を笑わせること」が「仕事」なわけですから、
当然「舞台上では」おどけたりバカなマネをしたりもするのでしょう。

ですがこの人物の「本質」は、常に「笑い」というものに向き合い、
「人を笑わせるというのはどういうことなのか?」という命題に対して真摯に頭を悩ませ、
「人々は何を求めているのか?」「何に対してなら、心から気持ちよく笑えるのであろうか?」と真剣に考え続け、
そして常日頃から、それを見事に「”芸”として昇華し表現している」人物なのだと思います。

故に、彼は「人に”笑われる”」のではなく「人を”笑わせられる”」という、
「真の意味での”パフォーマー”」であり、
故に「王の真意に気付くことが出来た」のでしょう。


個人的に、私はドラクエ4の中でもこのイベントが特に大好きです。
「王のお触れの内容と、その裏にある心意気」も、それを察した「旅芸人」も、
どちらも非常に「粋」なんですね。
この「王と旅芸人の会話」は、非常にウィットに富んだ素晴らしいものだと私は思います。

更に北米版では、上記の通り「日本版とは少しニュアンスが異なっていた」ので、
「ラーファー王の一人称の意味」に気付いた時、日本版とはまた違った感動がありました。
そして私はますますこのイベントが大好きになったのでした^^

ほんとに北米版をプレイして良かったなぁ(^▽^)



…さて、私の感想はこれくらいにして(笑)ゲームに戻りますが、
ヒーローたちは無事「Zenithian Helm」を手に入れることができました。
よって、この「Canalot」での用事は全て済んだと言えるでしょう。

非常に名残惜しいのですが(笑)
次回、新たな目的地を目指してキャナロットを出発したいと思います。

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