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DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(137)

それでは前回に引き続き「Psaro the Manslayer」との決戦を続行します。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?1


前回、「自分の腕」を「Autotomy(自切)」するという暴挙(笑)に出た
「The Lord of the Underworld(地下世界の主)」^^;
それにより、ご覧の通りの「腕無し状態」になってしまったわけなのですが…

腕が無いのに、この後の攻撃はどうすんの?


それでは「プサロの行動」を観察してみることにしましょう(笑)


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?5

「Psaro the Manslayer casts Crackle!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーはクラックルをかけた!」


日本版の「ヒャダルコ」に相当する「氷の全体攻撃魔法」。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?8

「Psaro the Manslayer casts Sizzle!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーはシズルをかけた!」


日本版の「ベギラマ」に相当する「高熱の全体攻撃魔法」。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?14

「Psaro the Manslayer casts Whack!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーはワックをかけた!」


日本版の「ザキ」に相当する「単体即死魔法」。


この「Whack」については、当日記では今回が「初出」ですので、
ちょっと解説したいと思います。

「whack(ワック)」とは「棒などでぴしゃりと打つ、強打する」という意味です。
…この名前、日本版を知っているとちょっと違和感があるかと思いますが(笑)
北米版での、この「Whack」という魔法は、
どうやら「対象」を「メチャクチャ強く叩く魔法」ということみたいですね^^;

一方日本版での「ザキ」という魔法は、
「強い呪いをかけて、一瞬のうちに命を奪う」という
世にも恐ろしい呪文でした^^;

何故北米版でも、そう言った「呪詛」的なイメージの魔法にしなかったのかはよく分かりませんが、
とにかくこの「Whack」は、
「超強い打撃により、対象者を瞬時に死に至らしめる魔法」
であることだけは確かです^^;



ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?9

「Psaro the Manslayer casts Kabuff!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーはカバフをかけた!」


ご存じ日本版の「スクルト」に相当する「防御力上昇魔法」。
これにより、プサロ自身の防御力が大幅に強化されます。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?10

「Psaro the Manslayer's defence increases by 200!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーの防御力が200増大した!」



…と、このように、
腕が無くなった途端「思い出したかのように(笑)」魔法をバンバン唱えてきます。
しかも、彼の行動パターンはこれだけではありません。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?6

「Psaro the Manslayer spews forth Sweet Breath!」

「プサロ・ザ・マンスレイヤーは、前方にスウィート・ブレスを吐き出した!」


「spew(煙などを吐き出す)」
「forth(前に、先に)」=動詞の後に伴う形で。


日本版の「甘い息(あまいいき)」に相当する「ブレス系全体特殊攻撃」で、
北米版でも全くの同名です。

この「Sweet Breath」自体には「ダメージ」はありませんが、
実際にこれを「喰らって」しまうと…


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?7

「Ragnar falls asleep!」

「ラグナーは眠りに落ちた!」


となってしまい、
「効果があった者」は全員、
もれなく深い眠りに就いてしまいます!



この他にも、プサロはやはり「この形態」でも
「物理攻撃」を仕掛けてくるはずなのですが、
どういうわけか今回の戦闘では、1度も繰り出してきませんでした。

内部的には、かなりの「低確率」に設定されているのでしょうが…
せめて1回くらいはやってきて欲しかった!^^;
プレイ日記的な意味で!(笑)



ま、それはともかく、
「腕無し形態」では、それまでの「腕有り形態」とは違って、
上記の通り「全体攻撃が中心」となります。

と言っても、ほとんどが「魔法」であり、
しかもそれらは全て「中級以下の物」ですから、
正直言って、あまり大したことはありません。

単純な「魔法攻撃の威力」だけでみると、
先の「結界を守護していたモンスターたち」の、
「Barbatos(バーベイトス=日本版ヘルバトラー)」や、
「Aamon(アーモン=日本版エビルプリースト)」の方が、
遥かに強力な魔法を繰り出してきていました。

ましてや、現在のパーティの装備品は「対攻撃魔法耐性」のあるもので固めており、
更には「攻撃魔法を反射する」特性のある防具を装備してもいるくらいですから(詳細はこちら)、
これら「プサロの攻撃魔法」は、
着弾したとしても「わずかなダメージ」に過ぎませんし(アリーナでも40ポイント程度、他は15~25ポイント程度)、
しかも「反射ダメージ」によって、
プサロ自身にも「ダメージを与えられる」わけです。
つまり、ハッキリ言って我々にとっては、
全くもって脅威にもならないということなのです(笑)


また、補助魔法「カバフ」については、確かに防御力上昇値も大きく、
こちらの物理攻撃のダメージが軽減されてしまうので厄介ですが、
「1度のカバフ」での「プサロの守備力上昇値」は、固定で「200」であり、
こちらのミーナが使用する「Massacre sword(皆殺しの剣)」による
「守備力減退効果の減少値」は、固定で「100」なので、
プサロの「カバフ1回」に対して、皆殺しの剣を「都合2回」使っておけば、
効果は「完全に相殺される」わけですね。

よってここでは、「プサロの守備力を下げる」ではなく、
「プサロの守備力が上がらないように保つ」というような意識でやっておけば、
特に問題ありません。


魔法の中では唯一厄介な「即死魔法ワック」も、
物理攻撃同様かなりの「低確率」に設定されているのか、
今回の戦闘では「わずか1回」の使用でしたし、
しかもその時は「効果なし」という結果でしたので、
やっぱり問題になりません(笑)


やはりこのプサロの攻撃の中でも最も鬱陶しいのが^^;
「睡眠効果」のある全体攻撃「Sweet Breath」でしょうね。

この「スウィート・ブレス」、
必ず効果が出るわけでは無いものの、
「ワック」よりは高確率で効いてしまいますし、
しかも全体攻撃なわけですから、
最悪「全員が寝てしまう」という事態も考えられます。

まあ、現在ヒーローが装備している「Zenithian Helm(ゼニシアの兜)」には、
「睡眠を防ぐ」という特殊効果が備わっていますので、
ヒーローが眠ってしまうということはないのですが、
それ以外の3人についてはランダムで眠らされてしまう可能性があります。

一度「睡眠」という状態になってしまうと、
当然行動は一切何も出来なくなってしまいます。
一応「自然に目が覚める」こともありますので、
放っておいても「即死につながる」というわけではないのですが、
勿論プサロはその間にも攻撃を繰り出し続けてくるわけですから、
「仲間たちが眠りに陥っている」状態が続けば続くほど、
こちらの手数は減り、敵の攻撃に晒される時間が長引いてしまうのです。

そこで、唯一「睡眠に陥らない」ヒーローが、
なんの因果か「ヒーローだけが唱えられる魔法」によって、
仲間たちを「睡魔」から救い出します(笑)


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?11

「Cock-a-doodle-doo(コック・ア・ドゥードゥル・ドゥー)」
「Cures all party members of the effects of sleep.
(睡眠効果に陥っているパーティ・メンバー全員を治す。)」


日本版の「ザメハ」に相当する「起床魔法」で、
説明文の通り「眠りに陥っている仲間たちを一斉に目覚めさせる」という効果があります。

北米版の名称は、
日本語で言えば「コケコッコー」に当たる、
「鶏の鳴き声」を表した英語の「擬音表現」です。

はい、もうお分かりですね(笑)
そうです!まさに「朝に鳴くニワトリ」の如く!
眠った仲間に「起床を促す」のです!(笑)



ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?12

「Hero casts Cock-a-doodle-doo!」

「ヒーローはコケコッコーをかけた!」


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?13

「Ragnar wakes up.」

「ラグナーの目が覚めた。」


この魔法は「成功率100%」です。
すなわち、「眠っている仲間たち」を「確実に全員」目覚めさせることが出来るのです。

…って、おい、まさか……
「Hero」が「Cock-a-doodle-doo」って、
「実際に叫んでる」わけじゃないよな…?


…ま、あくまでこれは「魔法」なわけですし、
仲間たちが目覚めるのも、きっと「魔法の効果」によるものなのでしょう^^;
実際戦闘中のシステム・ナレーションでも、
「コック・ア・ドゥードゥル・ドゥー(の魔法)をかけた!」的に言っているわけですし…^^;


…戦闘中にいきなり
「コケコッコー!(Cock-a-doodle-doo!)」って叫ぶ「英雄」なんて…
あまりにも「シュール過ぎる」からな……



…まあその真偽はどうであれ(笑)
とにかく「Sweet Breath」が来たターンに、
ヒーロー以外のメンバーが「眠らされた」場合は、
次のターンでヒーローが「コケコッコー」を唱えれば
仲間たちは「朝が来た」と思って(笑)目を覚ましてくれます(笑)

スウィート・ブレス自体は「ノーダメージ」でもありますし、
運良く「全員眠らなかった」ということも結構ありますので、
ウザい攻撃には違いありませんが(笑)
100%「対策が可能」なわけですから、
やはり特に問題は無いでしょう(笑)


というわけで、「腕が無くなった途端全体攻撃をし出した」とは言っても、
ひとつひとつの攻撃はそれほど大したことはありません。

ですが、ここで最も問題なのは、
この形態では、
1ターン中に「必ず”2回連続で”行動してくる」
というところにあるのです!


「腕が二本ある」=「2回連続攻撃」←わかる

「腕が一本になった」=「1回しか行動できない」←わかる

「腕が一本も無くなった」=「2回連続行動」←は?

おかしくね?それって、おかしくね?



…ま、実際「腕無し形態」では、
「腕を使っての攻撃はしていない」わけですが^^;

だからって…
なんでまた「2回」に戻んだよ?



ひとつひとつの攻撃は、終盤としては正直「弱い」ものばかりですが、
それが「1ターンで必ず2回飛んでくる」となれば話は別です。

上記の通り「ほとんどが全体攻撃」なわけですから、
それすなわち「毎ターン、パーティ全員が満遍なく削られる」ということでもあるわけで、
如何な「攻撃魔法耐性が高い防具」で「身を固めている」とは言え、
「ダメージをシャットアウトする」という所まではいっていませんから、
実はそれほど甘く見ることは出来ません!

「正攻法」通りに「ヒーローかミーナの魔法で回復」では、
1ターンで「1人ずつ」しか回復できませんし、
何より「こちらの手数が減ってしまう」ことに繋がります。
ヒーローは大事な「攻撃要員」ですし、
ミーナも「プサロのカバフを相殺する」という重要な役目がありますので、
回復役に回るのはあまり得策ではありません。


というわけでどうするかというと……

ここで「秘密兵器」が火を噴きます(笑)


「The Chosen Ones」の「リーサル・ウェポン」こと
バーランドの騎士「Ragnar McRyan」の、
「最終兵器としての真価」を発揮させるために、
ここで彼の「作戦」を「変更」します!


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?2


「ここで」と言いつつ実は、
実戦では「開幕1ターン目から」そうしていたのですが(笑)
まず初めに「全体コマンド」の左下にある「Tactics」を選択します。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?3


この「Tactics(タクティクス)」というのは、「戦術、兵法」という意味で、
日本版の「作戦」に相当します。
これは平たく言えば、
「キャラクターの行動をAIに任せる」
という機能で、
要は、今まで出て来た「NPC(ヒーリーやウージャム、ホフマンJr.など)」の様に、
行動を「あらかじめプログラムされた人工知能」操作してもらうのです。


そして、この「Tactics」は、「同じ戦術を全員に選択する」ことも出来ますし、
「違う戦術を個別に指定する」ことも出来ます。
上の画面でいけば、
左端の「馬車のアイコン」を選択すれば「パーティ全員に同じ命令を下す」こととなり、
その右の「キャラクターのアイコン」を個別に選択してやれば、
「各自に別の命令を指定する」ことが出来るのです。

ただし、ここで「Tactics」を変更するのは「Ragnar」だけです。
それ以外のメンバーについては「AI任せ」には致しません!
ちなみに、この「Tactics」を下しているのは「主人公である」という設定があるらしく、
「主人公」であり「プレイヤーの分身」でもある「Hero」に対しては、
「Tactics」の変更は一切出来ず、「AIによるオート操作」も出来ません。


それでは早速「Ragnar」の「Tactics」を変更します。


ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?4


用意されている「戦術」は「全部で6つ」あり、
それぞれに、ある程度の「傾向(行動方針)」が設定されているのですが、
これら6つの「北米版Tactics」を詳しく紹介する前に、
まずは「日本版ドラクエ4」の「作戦(さくせん)」について解説します。


ただし、この「作戦」、
「ファミコン版(以下FC)」から「リメイク版」になるに当たって、
ちょっと変更されています。
よって、下記に記す「日本版の作戦一覧」は、
FC版の物とリメイク版の物を併記します。


「ガンガンいこうぜ」(FC、リメイク共通)
その時点で選択可能な「最大ダメージを叩き出す」行動を取る。
威力の高い攻撃呪文などもバンバン使う。
よって、MP不足に陥りがち。

「バッチリがんばれ」(FCの「みんながんばれ」に相当)
攻撃、回復をバランス良く行う。
最も無難であり、安定しやすい。
「NPC」たちはこの作戦で固定されている。

「おれにまかせろ」(リメイクのみ)
主人公の行動に合わせて、サポートするような行動を取る。

「じゅもんつかうな」(FC、リメイク共通)
その名の通り「呪文を一切使わない」行動を取る。
攻撃は勿論、回復に対しても呪文を唱えないので、
MPの温存に適する反面、攻撃や回復の効率が落ちる。

「いのちだいじに」(FC、リメイク共通)
パーティ全体のHPに「最も気を遣う」ような行動を取る。
何よりもHPの回復を優先し、回復に対しては呪文をどんどん使う。
所持品の中に「回復効果のあるアイテム」がある場合はそれも惜しみなく使う。

「めいれいさせろ」(リメイクのみ)
全ての行動を「プレイヤー」が選択する。
AIは一切介入しない、言うなれば「マニュアル操作」。
主人公と全く同様に仲間たちも操作することが出来るようになる。

「じゅもんをせつやく」(FCのみ)
その名の通り呪文の使用を控え、MPを温存する行動を取る。
ただし、「じゅもんつかうな」とは違って、状況に応じて呪文を唱えることもある。

「いろいろやろうぜ」(FCのみ)
その状況に即しているかどうかを問わず、やれることならなんでもやってみる。
無駄行動になることも多いが、意外な発見をすることもある…かも?



青字で書いた物が「リメイク版に存在する物」で、
赤字が「FC版にしか存在しなかった物」です。
FC版には「おれにまかせろ」と「めいれいさせろ」が無く、
代わりに「じゅもんをせつやく」と「いろいろやろうぜ」がありました。

FC版にはそもそも「仲間たちを手動で動かす」ということが出来ず、
また「作戦を個別に指定する」ということも出来なかったため、
「全員が同じ作戦下で行動しなければならない」という制約がありました。
リメイク版の「バッチリがんばれ」が「みんながんばれ」という名称だったのも、
「個別に指定できなかったから」です。


ここで少し脱線しますが、
FC版の「AI戦闘」は、お世辞にも快適とは言い難い代物でした^^;
「ガンガンいこうぜ」などは、
「普通に物理攻撃すれば倒せるような敵」に対しても、
惜しみなく「最強の攻撃呪文」を唱えたりしたため^^;
すぐにMPが尽きてしまいましたし(笑)
他にも、「じゅもんをつかうな」と「じゅもんをせつやく」の違いがよく分からなかったり^^;
「いろいろやろうぜ」なんかは、
「どこで使えばいいんだ?」というようなへんてこな行動ばかりを取ったりと、
「FC版の仲間たちの行動」は全く信用できなかったのです(笑)
…にも拘らず、FCには「マニュアル操作(めいれいさせろ)」が未搭載でしたので、
「不安定な挙動のAI」に
「仲間たちの行動の全権を委ねる」ことを
強いられていた
のでした^^;

ゆえにリメイク版では、「じゅもんをせつやく」は「じゅもんつかうな」に「統合」され、
「いろいろやろうぜ」は「廃止」され、
プレイヤーが思い通りに「操作」出来る「めいれいさせろ」が「搭載」されたのでしょう^^;
また、リメイク版にはその他にも、FC版とは違った「AIの調整」が細かく設定されているようです。

ただし、私が「日本のリメイク版」をプレイした時は、
「めいれいさせろ」以外使ったことが無いので(笑)
「リメイク版から追加されたAIの挙動」がどういうものなのかは分かりません(笑)
上の紹介文は、他のサイト様を参考にして書かせていただきました(笑)


さて、ここで「北米版のTactics」に戻りますが、
北米版は「日本DS版の北米ローカライズ版」であり、
「日本のリメイク版がベース」となっていますので、
北米版の「Tactics」も、
上記説明文の内「青字」で書かれた物だけが搭載されています。

それでは今度は、「北米版Tacticsの内訳」を見てみることにしましょう。


「Show No Mercy」=直訳「無慈悲を示せ」=日本版「ガンガンいこうぜ」
「Fight Wisely」=直訳「賢く戦え」=日本版「バッチリがんばれ」
「Watch My Back」=直訳「俺の背後を注視しろ」=日本版「おれにまかせろ」
「Don't Use Magic」=直訳「魔法を使うな」=日本版「じゅもんつかうな」
「Focus On Healing」=直訳「治療に専心しろ」=日本版「いのちだいじに」
「Follow Orders」=直訳「注文に従え」=日本版「めいれいさせろ」


それぞれで「日米での違い」が出ていて面白いですね(笑)
全体的に「北米版の名称」の方が、日本版よりも「具体的」な気がします(笑)
ただし「Watch My Back」だけはですね(笑)

「Watch my back!」とは、上記の通り「俺の背中を見ろ!」ということですが、
転じて「俺の背後を注意して守れ!」とか、
「俺の(背中が見える)後方に構えて、俺を援護しろ!」というようなニュアンスです。
早い話が「おれにまかせろ」ということですね(笑)


さて、それでは「Psaro the Manslayer」との戦闘の場面に視点を移しますが、
ここで「Ragnar」に「命令する戦術」は、
日本版の「いのちだいじに」に当たる「Focus On Healing」です。

これは上の説明でもあった通り、
「仲間のHPの回復を最優先する」という行動を取る戦術です。
ただし、ご存じの通りラグナーは「回復魔法」の類は一切覚えていません。

回復手段のないヤツに「治療に専心」なんかさせて、
一体なんの意味があんの?



ここで思い出していただきたいのは、
戦闘前、ラグナーに「唯一与えた回復手段」の事です。
すなわち、アイテム「Sage's stone(賢者の石)」の事ですね。
以前書いた通り、このアイテムは「パーティ全体を回復する」という効果を有しており、
しかも「使用回数」は「無制限」です。

パーティのHPが「ある一定以上」減った場合、
「Focus On Healing」を命令された「Ragnar」は、
この「Sage's stone」を使用して「パーティの回復」をしてくれます。


…そんなの、「手動」でやっても同じなんじゃ?
と思うかもしれませんね。

ところがどっこい、違うのです!(笑)


「AI(人工知能)」の「欠点」は、
「多すぎる選択肢」の中から「その時最も適した行動を選択する」ということが、
人間の思考に比べて「不得意」というところです。

あくまでこれは「ドラクエ4では」の話ですが、
ドラクエ4のAIは、お世辞にも「人間より賢い」とは言えません。
だから、AIに任せるよりも「Follow Orders(めいれいさせろ)」で「プレイヤーが選択」した方が、
多くの場面で「効率が良い」のです。

しかし、そんな欠点を「補う」ことは可能です。
「AIは、多くの選択肢の中から”最適解”を選びにくい」というのなら、
初めから「選択肢を少なくしてやれば良い」のです。

「魔法を覚えているキャラ」というのは、
「武器による物理攻撃」「魔法を選択しての魔法詠唱」「アイテム使用」という
多数の選択肢が既に用意されており、
「魔法」だけを見ても「攻撃魔法」「補助魔法」「回復魔法」と選択肢が「あまりに豊富過ぎ」です。
その上、魔法は一度覚えてしまったら「プレイヤーの任意」で「選択肢から外す」というようなことは一切出来ませんので、
「魔法を使えるキャラ」というのは、それだけで既に「選択肢があり過ぎる」のです。
よって、彼らは「AI操作」には適していません。

ですが、「魔法を一切使えないキャラ」というのは、
「物理攻撃」か「アイテム使用」しか選択肢がありません。
ハナから「選択肢が少ない」のです。
そして、「所持しているアイテム」というのは、
戦闘前であれば「プレイヤーによる取捨選択」が可能です。

よって、「使ってほしいアイテムだけ」を持たせてやれば、
AIが「アイテムを使う」選択をしたとしても、
結果的にそれは「最適行動」となります。

また「物理攻撃」を選択する分には、
こちらにとって「不利益」とはなりません。


今回のラグナーの場合、
「賢者の石」だけを回復アイテムとして持たせていますので、
「Focus On Healing」のプログラムに従い「回復行動」を行なう際は「必ず」賢者の石を使用します。
無論「回復行動を選択すべき条件」を「満たしていない」場合は、
ラグナーは「物理攻撃」しか選択しません(選択できません)。
よって、彼が「どちらの行動」を選択したとしても、
それは「私の思惑」にぴったりとマッチしているのです。


…でも、それだけなら「プレイヤーがいちいち選択しなくても良い」というだけの、
単に「手間が省ける」という利点しかないだけのようにも思えますね。

でも、実は「AIにしか出来ない行動」というのが別にあるのです。
これは裏を返せば、「プレイヤーには絶対に出来ないこと」であり、
「AIに操作させなければ絶対に実現不可能」な行動でもあるのです!

その「AIにしか出来ない行動」を説明する前に、
まずは「Ragnar」の「キャラクター特性」を思い出してみましょう。


以前「The Chosen Ones」のキャラクター紹介を行なった際に、
「Ragnar」は「Agility(敏捷性=日本版すばやさ)」が「致命的に遅い」というようなことを書きました。
更には、それは「欠点」だ、とも(詳しくはこちら)。

事実、ラグナーは「仲間内で最も行動速度が遅い」うえ、
「対モンスター」という観点から見ても、彼の敏捷性は「致命的に」低過ぎるのです。

行動速度が遅いということは、
「1戦闘における平均行動回数」が「最も少ない」ということでもあるわけですから、
「多くの場合」において、これは本当に「デメリット」と言わざるを得ません。

…ただし、
その「デメリット」は、
「最適なセッティングと最適な戦術選択」によって、
実は「メリット」にもなり得るのです!


「行動速度が一番遅い」ということは、
裏を返せば「必ず最後に行動する」ということでもあります。
特に、今回の「プサロ・ザ・マンスレイヤー戦」では、
ラグナー以外のメンバーは全員「Meteorite bracer(隕石の小手=日本版星降る腕輪)」を装備しており、
「敏捷性が2倍」となって「プサロの行動速度を上回る」状態になっています。
つまり、「ラグナー以外の3人が行動」→「プサロが行動」→「ラグナーが行動」という順番が、
「確定している」のですね。

ここで、もし「ラグナーにも隕石の小手を装備させる」と、
ラグナーの敏捷性も2倍となってしまいますので、
場合によっては「プサロよりも早く」行動してしまう可能性が出てきます。

ですが、今回の戦術においては、
絶対に「ラグナーが一番最後に行動する」必要があります。
そこで、戦闘前の「下準備」として、
「ラグナーにだけは”絶対に”、
隕石の小手は装備させなかった」
のです。


続いて、いよいよ「AIにしか出来ない行動」を紹介したいと思います。
その行動とは、
「AIは、ターン中に状況を判断し、
行動そのものの”決定”も
”ターン中に”する」

というものです。

すなわち、「自分の行動順が回って来る”直前”に行動を決めている」のですね。
これは「プレイヤーによる手動操作」では「絶対に出来ない芸当」です。


プレイヤーがキャラクターの行動を選択するのは、
そのターンの「一番最初」です。
最初に「キャラの行動」を選択し終えたが最後、
一度「ターンが始まってしまった」ら、そのターン中はもう二度と「行動の変更」は出来ません。

例えば、ターンの最初に「あるキャラの行動」として「攻撃」を選択したとします。
ですが、そのキャラが「攻撃を行なう前」に、
「敵からの攻撃を受け、大ダメージを喰らってしまった」としましょう。
その状況を見た「プレイヤー」が、
「やっぱり攻撃じゃなくて回復魔法を唱えたい」といくら思ったところで、
「そのターン中」には、「攻撃をキャンセルして回復魔法に変更する」ようなことは絶対に出来ません。
ターンが終わり、「次のターンの最初」になって初めて「回復魔法を選択する」しかないのです。

これは、ドラクエシリーズの「戦闘システム」が、
「予約制コマンド選択方式」である以上、仕方のないことです。


ですが「AI」は、上述の通り「ターン中に行動を決めている」ので、
実はプレイヤーよりも「リアルタイムで戦況に対応出来る」のです。


さて、ここで「一番最後に行動するラグナー」が、
「仲間のHPに応じて回復も選択する戦術」を取っている場合、
「AI」は「どういう動き」を見せるのでしょうか。

「Focus On Healing(いのちだいじに)」という戦術は、
「内部プログラム的」には、
「一定以上HPが減少しているキャラクターが居た場合、回復行動を取る」
というような感じになっていると思われます。
具体的な「HPの多寡」については分かりませんが。

しかし、ともかく今回のラグナーの場合だと、
必ず「プサロの行動が終わった後」に「自身の行動を判断する」ので、
仮に、「プサロの攻撃によって仲間がダメージを受けていた」場合は、
自身の所持する賢者の石を使って「パーティを回復する」という行動を取り、
そうでなければ(プサロの行動でダメージを受けなかったら)、
「プサロを武器で攻撃する」という行動を選択します。

要は、ラグナーは「自動」で、
状況に応じて「回復役にも攻撃役にもなってくれる」のです。
しかも、ほとんどの場合で、それは「どちらも最善」なのです。
更に、こういう動きは「プレイヤーが操作」していたのでは「絶対に」出来ません。

先にも書いた通り、
プサロの行動パターンは、
「全体にダメージを与える」か「全くのノーダメージ」かのどれかです。
「全体にダメージ」だった場合、ラグナーは「自動的に回復役に回ってくれる」わけで、
「ノーダメージ」だった場合は、「自動的に攻撃役となる」わけです。
しかも、装備している「Miracle sword(奇跡の剣)」の効果により、
攻撃役に回った場合でも「自身のHPは自動回復」します。

まとめると、今回の戦闘におけるラグナーは、
「誰よりも」戦況に応じて「臨機応変に行動を変える」ことが出来る、
言わば「最も賢く戦える人物」なのです!
おまけに、「物理防御力」も「魔法耐性」も高い上、「キャラの特性」上「HP」も高く、
更には「攻撃すればHPが回復する」という「永久機関」も持ち合わせていますから、
「誰よりも最も耐久力のある人物」でもあるのですね!

よって、「Ragnar McRyan」こそが「この戦いの要」であり、
「最も頼れる知勇兼備の英傑」だと言えるでしょう!


さすがは「バーランド一の勇敢な騎士」!
まさに「天下無双の豪傑」!
ラグナー・マクライアン!ここにあり!!!




というわけで(笑)
この「全自動戦闘マシーン(笑)」ことラグナーが、
状況に応じて「攻撃と回復を適度に」行なってくれますから、
プレイヤーが操作している「ヒーローとアリーナ」は「物理攻撃」に、
「ミーナ」は「皆殺しの剣による守備力減退」に専念することが出来ます。


ちなみに、アリーナを「上記のラグナーの様なセッティング」にしたとしても、
実はあまり意味がありません。
彼女の場合は、ラグナーとは全く「逆」で、
「仲間内で最も敏捷が高い」ために、
「誰よりも素早く行動してしまう」からです。

すなわち、彼女の操作をAIに任せたとしても、
「プサロの攻撃が来る前」に「状況を判断して行動を決定する」わけですから、
それは「プレイヤーが手動で操作する」のと何ら変わりありません。

ただし、先述したように「AI」は信用なりません^^;
正直「何をしでかすか分からない」ようなところがありますので(笑)
アリーナはそのまま「Follow Orders」にして「手動で操作する」ようにしておいた方が、
間違いが無いのです(笑)


さて、ここで一つ注意点がありますが、
ラグナーに持たせた「賢者の石」の「回復量」自体は、実はそれほど多くありません。
よって、「ラグナーの回復一辺倒」では少々不安が残ります。

そこで、ヒーローとミーナは、場合によっては「回復魔法」で、
「ラグナーのサポート」をする必要もあるでしょう(笑)

ですが、プサロの攻撃自体それほど強力でもありませんので、
そういった局面に陥る可能性はほとんどありません。
基本的には、ラグナーに「無双」させておけば、
戦線は勝手に安定し続けます(笑)

ただし、さすがに「スウィート・ブレス」による「睡眠」だけは防げませんので、
こればっかりはヒーローの「ニワトリの鳴きまね(笑)」で、
パーティを「叩き起こす」必要があるでしょう(笑)


しかし全体としてみれば、
やはり今回も全く危なげなく事が運びます(笑)


そうして、しばらく攻撃を加え続けていると…



ドラクエ4 北米版 プサロ、手を出せず何を出す?15

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「Psaro autotomises his head!」

「プサロは、自身の頭を自己切断した!」



おいィィィ!!?
「頭を自切」だと!?
そんな「生物」が居るか!!!


…前回も引用しましたが、
「通常の自然界」に存在する「自切する動物」というのは、
そのほとんどが「生命活動において主要ではない器官」を切り離します。

ですが、「如何なる動物」であったとしても、
「頭が”主要”ではない」なんて、
私は聞いたことがありません!^^;

…いや、私が聞いたことがないだけで、
「そういう生物」も「実際に、どこかに存在している」のかもしれませんが…^^;


それに、そもそも「The Secret of Evolution」とは、
「通常の進化のレール」から「大きく逸脱する物」らしいのです!
「普通に進化した生物」とは、
「一線を画した生命体」であるのでしょう!
きっと「Psaro the Manslayer」にとっては、
「頭部」でさえも「重要な器官では無い」のでしょうね!

…いや、どんな生物だよ!
「頭なんて飾りです。
偉い人にはそれがわからんのですよ。」
ってことですか!?^^;



…たとえそうだとしても(笑)
未だ「Psaro the Manslayer isn't yet defeated!」なわけですから、
この戦いはまだ終わっていません!

「両腕」も…
「頭」さえも無くなって、
それでも「両足でしっかりと立っている」プサロ…

果たしてこの後、如何なる展開が待ち受けているのでしょうか!?



それでは次回に続きます。

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