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Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(262)

前回、

「事件当夜、”死んでしまうとは、信じられん。(I can't believe he's dead.)”という言葉を呟きながら、

小屋の前を歩いて行った被告マイルズ・エッジワースを見た!

間違いない!

と証言した「Boat Rental Shop(貸ボート屋)」の「Uncle(オジサン)」。


今回は、その続きの場面から再開します。




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス1


逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス2


Judge

「This... sounds like decisive evidence indeed.
I see no room for doubt.」


裁判官

「これは…まさに決定的な証拠であると言えますね。
確かに疑問を差し挟むべき余地は無いでしょう。」




「no room for ~(~の余地は無い)」=直訳「~する余裕のある空き(スペース)は無い」。




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス3


Phoenix

(von Karma...)


フェニックス

(フォン・カルマめ…)


Phoenix

(He lured me into cross-examining
so he could set me up for a fall!)


フェニックス

(敢えて僕の反対尋問をより印象深くするために、わざわざ反対尋問の前に異議を唱えてきたんだな!
この証言を、より強調するために!)




「lure(誘い込む、おびき寄せる)」


「a fall(転落、転倒)」


「He lured me into cross-examining so he could set me up for a fall.」

=直訳「彼は、反対尋問に僕を誘い込むことで、僕がつまづくような状況にセットアップできたのだ。」




このフェニックスのセリフについては、前回の日記で行なった「フォン・カルマの行動」を参照してください。


要は、

「反対尋問を行なう必要はない!とする内容の異議申し立ては、いわば撒き餌(Lure)だった!

反対尋問など無駄だ!という検察側の主張を、裁判官や傍聴人に印象付けることで、

実際やってみたら、やはり弁護側にとっては無駄だった、ということを

より印象的にするための印象操作だったのだ!」

ということですね!

連戦練磨のベテラン検事による高度な心理戦略だった」ということです!




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス


Karma

「Tsk, tsk, tsk...」


カルマ

「クックック…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス4


Maya

「N-Nick...!
I don't like the way things are going here!」


マヤ

「ニ、ニック…!
これはちょっと、かなりマズい状況なんじゃない!?」




「I don't like the way things are going here.」

=直訳「ここまで事が運んでいる今の過程を私は好ましく思わない。」




Maya

「Everyone in the courtroom is glaring at us!」


マヤ

「法廷中のみんなが、私たちのことを睨みつけてるよ!」


Phoenix

(I'd better act quick,
or this trial is going to be over!)


フェニックス

(ここは即行動あるのみだ、
でなければ、この審理はここで終わってしまう!)



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス5


Phoenix

「Your Honor!」


フェニックス

「裁判官!」


Phoenix

「We proved in yesterday's court that
it could not have been Edgeworth who fired that gun!」


フェニックス

「昨日我々は法廷で、
凶器の銃を発砲したのはエッジワース氏では有り得ない、ということを証明したはずです!」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス6


Karma

「Mr. Wright.」


カルマ

「ミスター・ライト。」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス7


Karma

「Are you referring to the fingerprints from Edgeworth's right hand found on the gun,」


カルマ

「貴様は、凶器から検出された被告の右手の指紋について指摘しておるのだろう?」




「refer(言及する、引き合いに出す)」




Karma

「and the photograph showing a man firing with his left hand...?」


カルマ

「しかし、件の写真に写っていた発砲者は左手に銃を握っていた、とな…」




これらの詳細については、こちらをご覧ください。




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス8


Phoenix

「Exactly!」


フェニックス

「その通りです!」



逆転裁判 北米版 カルマ指


逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス9


Karma

「That is easily explainable!」


カルマ

「だが、そんなことには、いとも容易く説明が付く!」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス10


Karma

「He could have wiped his prints after he fired!」


カルマ

「すなわち、被告は発砲後に指紋を拭い取ったに過ぎん、とな!」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス11


Karma

「You are ignoring the truth of the matter here!」


カルマ

「貴様はただ単に、この事件の本質的な問題から目を逸らそうとしているだけだ!」


Karma

「Everything in this witness's testimony is true!」


カルマ

「すなわち、この証人の証言の中にこそ真実は存在している、というその現実からな!」




いや…だって…

なんでわざわざ「左手から右手に持ち替えた」んだよ?

しかも、「左手の指紋」はご丁寧に拭き取った後、

わざわざ「右手の指紋は拭い取らず、そのままにした」理由は!?

そんなことをするだけの理由なんてないだろ!

そんなの「不自然」じゃないか!


…と思われるかもしれませんが、

これは以前にも説明した「悪魔の証明」なんですね。


すなわち、検察側からしたら、

「そんなことは知らん!

それが不自然だと主張したいなら、

被告は持ち替えや指紋の拭き取りをしなかったということを

”証拠品を以って”証明しろ!

仮にどんなに不自然に見えようと、

現時点で提出されている証拠品からは、

指紋をふき取って持ち替えたとしか考えられん!

検察側は証拠を以ってそう主張している!

その反証を、検察側が証明してやる義務は無い!」

ということです。


検察の主張がいくら不自然に思えたり、
普通では有り得ないと思ったところで、

「そうではない!」と主張するには、その反証となる証拠「弁護側が」提示し、
「検察側の主張は間違っている」と「証明しなければならない」のです!




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス12


Judge

「Hmm...」


裁判官

「ふーむ…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス13


Phoenix

「Your Honor!」


フェニックス

「裁判官!」


Phoenix

「This witness claims that
Edgeworth said ”I can't believe he's dead”...」


フェニックス

「証人は、”死んでしまうとは、信じられん”という発言を
エッジワース氏がしていたと主張していますが…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス14


Phoenix

「But his word is all we have!」


フェニックス

「そんな状況、ちょっと想像力を働かせれば、誰にでも簡単に想像つきますよ!」




「His word is all we have.」=直訳「彼の言葉は、我々が所持している全てである。」




ここでの「have」とは、「知っている、知識がある(we have known, knowledge what we have)」ということであり、

要は、「法廷で今までの審理を聞いていれば、誰にでも持ち合わせられるような知識だけを用い、
それに基づいて、ただ言葉を紡ぎ出しているに過ぎない。」ということです。


すなわち、

「実際に事件を目撃していない僕らにでも考え付くようなことをただ言っているだけだ!

故に、そう主張しているからと言って、

この証人が実際に事件を目撃したことをちゃんと話している、という裏付けにはならない!」

とフェニックスは主張しているのです。




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス15


Phoenix

「If he were telling a lie...」


フェニックス

「もしこの証人が嘘をついていたとしたら…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス6


Karma

「Mr. Wright.」


カルマ

「ミスター・ライト。」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス16


Karma

「In a court of law, the evidence tells all.」


カルマ

「法の庭の中に在っては、証拠品だけが全てを語る。」


Karma

「Apparently, you have yet to realize even this basic fact.」


カルマ

「どうやら貴様は、この程度の基本的な原則すらも忘れてしまっているようだな。」




「have yet to do(なおdoすべきだ、未だdoしていない)」


「You have yet to realize even this basic fact.」

=直訳「貴様はこの基本事項にさえ、まだ気付いていない。」




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス17


Karma

「If you say his testiomony is a lie,
show us proof!」


カルマ

「証人の証言が嘘だと主張するのであれば、
それを証明する証拠品を提示してみせるが良い!」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス18


Phoenix

「Urk...」


フェニックス

「うっ…」




このフォン・カルマの主張は、まことにごもっともな「正論」ですね。^^;

これは、先の「悪魔の証明」にも通ずる「現代法の基本原則」です。


正直正論過ぎて、ツッコむべき余地が全くありません!^^;




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス19


Maya

「Nick!
Do we have evidence...?」


マヤ

「ニック!
何か…証拠は無いの…?」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス20


Phoenix

「It's no good!
There's nothing I can do.」


フェニックス

「ダメだ!何も無い!
僕に出来ることは、何も無いよ!」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス21


Maya

「A... are you sure?」


マヤ

「そ…そうなの?」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス22


Phoenix

「To be honest...」


フェニックス

「正直言って…」


Phoenix

「I don't know what to do anymore.」


フェニックス

「これ以上どうすればいいのか、僕には全く分からないよ。」




フェニックスの言う通りです。


現時点でのフェニックスには、

前回の「オジサンの証言を覆す証拠」も無ければ、

「フォン・カルマの主張を覆す証拠」も、

一切何も無いのです!


しかし、フォン・カルマの言う通り、

「法廷では証拠が全て」です。

証拠を持たないフェニックスに、

今やれることは何も無いのですね!




逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス23


Maya

「Please...」


マヤ

「お願い…」


Maya

「Can you hear me, Sis?
Please...」


マヤ

「おねえ、聞こえる?
お願い…届いて…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス24


Maya

「We need your help...
Nick needs you...」


マヤ

「おねえの助けが要るの…
今、ニックを助けられるのは、おねえだけなんだよ…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス


Karma

「Tsk, tsk, tsk...」


カルマ

「クックック…」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス25


Karma

「Three minutes was perhaps too high an expectation.」


カルマ

「さすがに3分というのは、いささか高望みが過ぎたようだが。」



逆転裁判 北米版 ディサイシヴ・エヴィデンス26


Karma

「However, fifteen minutes isn't bad!
This must be a new record.」


カルマ

「しかし、15分であろうとも悪くは無い!
これでも充分、法廷最短新記録に違いは無いからな。」




既にフォン・カルマは「勝利宣言」

一方のマヤは「神頼み」…ならぬ「ミア頼み」…^^;


言うに及ばず、現状弁護側にとっては圧倒的に不利なこの状況ですが、

果たしてこの後、審理はどういった展開をみせるのでしょうか!?


何か…何か「起死回生の一手」は!?

それとも、「このまま」判決が下されてしまうのか!?



それでは次回、この続きの場面から再開したいと思います。


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