Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(289)

逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース1




前回「Marvin Grossberg(マーヴィン・グロスバーグ)」弁護士に会うため事務所を訪れたフェニックスとマヤ。

今回は彼に話を聞いてみたいと思います。




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース2


「Gregory Edgeworth」


「グレゴリー・エッジワース」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース3


Phoenix

「What do you know about Edgeworth's father?」


フェニックス

「グロスバーグ先生、エッジワースのお父さんについて、何か知ってます?」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース4


逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース5


Grossberg

「He was a defense attorney without peer.」


グロスバーグ

「優秀な弁護士だったよ。まさに比類なき、な。」




「without peer(比類ない、無比の)」=直訳「同等の者は無い」。




Grossberg

「It sounds trite,
but it's true.」


グロスバーグ

「なんとも陳腐な言い回しだが、
しかし彼を評するには、そう表現するより他にないんだ。」




「trite(ありふれた、使い古された)」




Grossberg

「Well, he may have had one peer now that I think about it.」


グロスバーグ

「いや、今にして思えば、彼と同じくらい優秀な弁護士というものは、ただの一人だけおったな。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース6


Grossberg

「Your mentor, Mia Fey.」


グロスバーグ

「そう、君の師、ミア・フェイ君がな。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース7


Maya

「My sister...?」


マヤ

「お姉ちゃんが…?」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース8


Grossberg

「Gregory Edgeworth was very disapproving of Mr. von Karma's techniques.」


グロスバーグ

「まあそれはともかく、話を戻すと、
当時グレゴリー・エッジワースは、検事フォン・カルマのやり口に対して酷く否定的であり、批判的だった。」




「disapprove(不満を示す、難色を示す)」




Phoenix

(That's no surprise...)


フェニックス

(さもありなん、だな…)



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース9


Grossberg

「von Karma is an extreme man.
Forged testimonies and evidence are nothing to him.」


グロスバーグ

「フォン・カルマという男はとんでもない男なのだ。
証言や証拠の改竄、でっち上げなど、彼にとっては何でも無い事なのだから。」




「forged(不正に複製された、偽造された)」




Grossberg

「The result: he has a perfect win record in court.」


グロスバーグ

「故に如何なる審理においても、彼は常に完勝していられるのだが。」


Grossberg

「To beat him,
Gregory Edgeworth tried to call attention to his methods.」


グロスバーグ

「そんなフォン・カルマを叩くため、
ある時グレゴリー・エッジワースは立ち上がり、フォン・カルマの不正を暴くべく戦いを挑んだのだ。」




「call attention(注意深く慎重に指摘する)」




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース10


Maya

「And...?」


マヤ

「それで…どうなったんですか…?」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース11


Grossberg

「He lost.」


グロスバーグ

「負けたよ。」


Grossberg

「And died in despair,
as it were.」


グロスバーグ

「そしてその絶望のさなか、無残にも命を散らしてしまったのだ、
敢えて言うならば、な。」




「despair(絶望)」


「as it were(まるで、いわば)」=直訳「まるでそれが本当にそうであるかのように」。




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース12


Maya

「I see...」


マヤ

「そう…だったんですか…」




かつて「類を見ないほど優秀だった」という弁護士「Gregory Edgeworth」

優秀だっただけではなく、とても「正義感の強い」人物でもあったのでしょう。

それ故に「証拠や証言のでっち上げ」をも厭わず勝利のみをリスペクトするやり方をしてばかりいた、

「Manfred von Karma」に対して、正義感から「憤り」を感じていたのでしょうね。

しかし、そういった、いわば「巨悪」であったフォン・カルマに、グレゴリーは敗れてしまったみたいです…


その失意の後、彼は事件に巻き込まれ「命を絶たれてしまった」わけですが、

皮肉にも、かつて社会を裏から牛耳っていた「巨悪」であった「Redd White」という人物を糾弾し、

不正を暴こうと戦いを挑み、その後「殺害」されてしまった「Mia Fey」と、

グレゴリーの晩年は非常に似通っていますね。

「どちらも同じくらい非常に優秀」とグロスバーグが評した「二人の人物」は、

どちらも同じような「無念の最後」を遂げていたのです…




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース13


「The spirit medium」


「霊媒」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース14


Grossberg

「When Gregory Edgeworth was killed,
the police called on a spirit medium.」


グロスバーグ

「グレゴリー・エッジワースが殺害されたことにより、
警察は、とある一人の霊媒師に依頼を出した。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース15


Grossberg

「That was your mother, Misty Fey.」


グロスバーグ

「それこそが君たち姉妹のお母さん、ミスティ・フェイさんだった。」




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース16


「”I am Gregory Edgeworth...
I have been killed...”」


「”私はグレゴリー・エッジワース…
私はヤツに殺された…”」


「”The one who shot me...
was the bailiff... Yanni Yogi.”」


「”その男…私を撃った者の名は…
あの裁判所吏員の…ヤニ・ヨギだ。”」




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース17


Grossberg

「Yet Yogi was found innocent.」


グロスバーグ

「しかし、審理の結果ヨギに下された判決は無罪だった。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース18


Maya

「That's when my mother left us.」


マヤ

「そして、お母さんは私たちを置いて、どこかへいなくなってしまった…」


Maya

「Everyone called her a fraud.」


マヤ

「みんなに詐欺師呼ばわりされて…」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース19


Grossberg

「That's right.
Everyone thought she was, you see.」


グロスバーグ

「そうだ。
その時誰しもが、彼女は正真正銘のインチキで、

被害者の魂を霊媒することなど出来ていなかった、と思ったのだろう。」


Grossberg

「Yet... now that I think about it.」


グロスバーグ

「しかしながら…今にして思えば、実際はそういうことではなかったのかもしれんな。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース20


Grossberg

「It seems the one who lied was Gregory Edgeworth's ghost...」


グロスバーグ

「或いは…グレゴリー・エッジワースの霊魂のほうが嘘をついていたようにも思えるんだがね…」


Grossberg

「Gregory Edgeworth must have known who shot him.」


グロスバーグ

「グレゴリー本人は、実際に自分を撃ったのが本当は誰だったのかを知っていた可能性が極めて高いしな。」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース21


Phoenix

「I don't believe it...」


フェニックス

「そんな…まさか…」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース22


Phoenix

「So you're saying he falsified his ”testimony”?」


フェニックス

「それじゃ、被害者の魂が”偽証”したって言うんですか?」




「falsify(偽り伝える、嘘をつく)」




Phoenix

「That Edgeworth's dad lied to protect his son....?」


フェニックス

「息子を庇うために、敢えて嘘をついたのだ、と…?」



逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース23


Grossberg

「It's only a possibility, mind you.」


グロスバーグ

「いや、これはあくまでただの可能性の話だよ、気を悪くせんでくれよ。」


Grossberg

「But... a possibility nonetheless.」


グロスバーグ

「そう…ただの可能性だ…ただのな。」




「nonetheless(にも拘らず、とは言えやはり)」=「none the less」




確かに、これはあくまで「ただの可能性」の話でしかありませんが、

しかし「自らが斃れた銃弾を放ったのは、本当は誰だったのか」ということを、

実際に撃たれた張本人であるところのグレゴリーが知っていたという可能性は充分に有り得ます。

まして、それが「自分の最愛の息子」だったと解かっていたのだとしたら…

「真犯人として告発する」なんてことは、

とてもじゃないけど「出来るわけがない」というのも充分うなずけますね!


世間一般的には、やはり「Spirit medium(霊媒)」などというものは、

十二分に「いかがわしい存在である」という認識であることでしょう。

よって、そのいかがわしい霊媒師が、

「被害者の魂を霊媒した結果」もたらされた情報として「口にした犯人の名前」は、

「実は無実の人間のものだった!」などということになってしまったとあっては、

「その霊媒師こそがインチキだったんだろう!」と思われてしまっても致し方ありません…


ですが、我々は知っているのです。

「フェイ一族の霊媒は”偽物”なんかじゃない!」ということを!

よって、マヤとミアの姉妹の母君である「Misty Fey」は、

本当に「Gregory Edgeworth's ghost」を、

実際にちゃんとその身に宿し「霊媒」していたのでしょう。

であるならば、やはり「グレゴリーの魂が、自分の息子を庇うために偽証した」と考えるのが自然です。


ただ…果たして本当にそうだったのでしょうか?

それが「真実」だったのでしょうか…?

何だかちょっと釈然としない気がしますが…

ま、これはあくまで本当に、

ただの「考え得る限り数多ある、多くの可能性の内の一つに過ぎない」のでしょうけど…

いずれにせよ、現時点で判断を下してしまうには、まだ材料が少ないような気がしますね。



というわけで最後に、「Miles Edgeworth」の父「Gregory Edgeworth」の人物解説をして、

今回の日記を締めたいと思います。




逆転裁判 北米版 グレゴリー・エッジワース24


Gregory Edgeworth(グレゴリー・エッジワース)

Age: deceased(年齢:故人)

Gender: Male(性別:男性)

「Victim in the DL-6 Incident, 15 years ago. A defense attorney and Miles's father.

(15年前の事件、DL-6の被害者。弁護士にしてマイルズの父。)」




「deceased(死去した、故)」




日本版での名前は「御剣 信(みつるぎ しん)」。

名前の由来は特にないそうです。


一方、北米版の名前「Gregory Edgeworth」は、というと…




"Gregory" possibly comes from Gregory Peck,

the actor who played the defense lawyer and central character Atticus Finch

in the 1962 film adaptation of To Kill a Mockingbird.

Gregory Edgeworth even bears a resemblance to Peck's portrayal of Atticus Finch.

(”グレゴリー”という名は、或いはグレゴリー・ペックから来たのかもしれない、

ペックは1962年制作のトゥ・キル・ア・モッキングバードを脚本とした映画の、

主人公弁護士アティカス・フィンチ役を演じた俳優である。

ペックによるアティカス・フィンチの演技から、グレゴリー・エッジワースとの類似性を見出したのかもしれない。)

Ace Attorney Wikiより~




「adaptation(脚色、脚本)」


「resemblance(類似、似顔、肖像)」


「portrayal(演技による描写、記述)」




「グレゴリー・ペック(Gregory Peck: 出生名 Eldred Gregory Peck、1916年4月5日 - 2003年6月12日)」は、

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身の俳優。

Wikipediaより~


「アラバマ物語(アラバマものがたり、原題: To Kill a Mockingbird=物まね鳥を殺すのは)」は、

1962年製作のアメリカ映画。グレゴリー・ペック主演。

人種的偏見が根強く残るアメリカ南部で、

白人女性への暴行容疑で逮捕された黒人青年の事件を担当する弁護士アティカス・フィンチの物語。

Wikipediaより~




残念ながら、私は「アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)」を視たことがありませんので、

この「Gregory Peck」さん演ずる弁護士「Atticus Finch」がどういった弁護士で、

彼がどういった演技をしていたのかは分かりません。

もし興味のある方は、一度この映画を視てみれば、

もしかしたら上記の説明文にも、より納得がいくのかもしれませんね。(投げっぱなし。^^;)



では次回、この続きの場面から再開したいと思います。


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No title

I haven't watched To Kill A Mockingbird either, but Gregory Peck kind of looks like Oldbag's type. lol v-392

http://www.voxsartoria.com/post/46597090716/famous-fabrics-by-gregory-peck-1-seersucker

Re: No title

Yeah right, he's so cool and looks like George Clooney. e-348 I guess the old windbag might love them both.loli-233
Gregory Peck
http://manystrangeworld.blog.fc2.com/img/20150906121956e38.jpg/
George Clooney
http://manystrangeworld.blog.fc2.com/img/2015090612485599b.jpg/

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