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Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(297)

前回「検察側証人」として入廷してきた「The Uncle of the caretaker(管理人のオジサン)」。

今回はまず、彼の証言を聞くところから始めていきましょう。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか1


-- Why I Left Court --


--法廷から去った理由--



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか2


Uncle

「Er, I'm really sorry about just leaving yesterday like I did.」


オジサン

「あーと、昨日はあんな風に突然勝手に帰ってしまったりなんかして、大変申し訳ありませんでしたな。」


Uncle

「But, I wasn't running away or nothing.」


オジサン

「でも、別に逃げ出したというわけでもなかったんですよ。いやホント。」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか3


Uncle

「I, uh, went to buy some food for Polly, see...」


オジサン

「つまり、その、えーと、ちょっとポリーのエサを買いに行ってただけだったもんで、ええ…」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか4


Uncle

「I figured I got nothing to do with this incident anyhow.」


オジサン

「それによく考えてみれば、ワシって別に事件と直接関係しとったわけでもないですし。」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか5


Uncle

「Er... I mean, I'd need one of those ”motive” things, right?
And I don't got one.」


オジサン

「あー…要するに何が言いたいかってーと、
昨日弁護士さんが言ってたみたいに、もしワシが殺人犯だったとすると、
何か”動機”みたいなもんが必要になるわけでしょ?
でも、ワシには被害者の人を殺さなきゃならんような理由なんぞ何も無いわけで。」


Uncle

「So, my testimony yesterday stands as is.」


オジサン

「だから、証人として言った証言は昨日の通り、ってことなんです、ハイ。」




上記の証言を纏めると…


1)途中で管理人が法廷からいなくなったのは、

飼っていた「Polly the parrot(オウムのポリー)」のエサを買いに行っていたから。

2)そもそも、被害者「Robert Hammond(ロバート・ハモンド)」を殺害したり、

被告「Miles Edgeworth(マイルズ・エッジワース)」に罪を擦り付けるような真似をするだけの、

充分な「動機」なんてものは、初めから持ち合わせていなかった。

3)自分(The Uncle)はあくまでただの「無関係な目撃者」でしかなく、

この「Gourd Lake murder」の「直接的な関係者ではない」ので、

結局は昨日証言した通り、「深夜0時過ぎの2発の銃声の後、立ち去る被告エッジワースを見ただけ」だ。


と主張していることになります。


じゃあ、なんで「購入した餌」をポリーに届けてやらなかったんだよ?

その理屈だと、「小屋に帰って来なかった理由」は説明できていないよね?


しかし、それは所詮些末な事柄でしょう。

言い逃れをしようと思えばいくらでも出来るような事ですし、

実際今追及すべきポイントはそこではありません。

そんなところよりも、むしろツッコむべきは他にあります。

というわけで、先へと進めていきましょう。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか6


Judge

「Hmm... Very well.」


裁判官

「ふーむ…よろしい、とにかくわかりました。」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか7


Judge

「Let's begin the cross-examination, shall we?」


裁判官

「それでは反対尋問を始めましょう、準備はよろしいですかな?」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか8


Phoenix

(He has to know his name!)


フェニックス

(相変わらず自分の名前を供述するつもりは全く無いみたいだけど、
あんたは間違いなく自分の名前を憶えているはずなんだ!)


Phoenix

(Yanni Yogi! You're Yanni Yogi
and I'm going to prove it!)


フェニックス

(ヤニ・ヨギ!そう、あんたの本当の名前はヤニ・ヨギだ!
そして、僕はそのことを絶対に証明してみせる!)




はい!そうですね!

これまでに得てきた数々の情報から鑑みれば、

この人物こそが、かの「DL-6 Incident(DL-6事件)」の元被疑者

今現在審理を行なっている、まさにこの「地方裁判所」において、

かつて「裁判所吏員」として勤務していた「Yanni Yogi(ヤニ・ヨギ)」であろうことは、

最早極めて明白であるのです!


ですが、そのことを直接証明する「物的証拠」は、

今現在フェニックスたちは持ち合わせていません。

よって、ここは証言を深く掘り下げるべく「Press」していくしかないでしょう。

というわけで、まずはこちらの証言から。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか9


Uncle

I figured I got nothing to do with this incident anyhow.


オジサン

それによく考えてみれば、ワシって別に事件と直接関係しとったわけでもないですし。



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか10


Phoenix

「You've lost much of your memory, is that correct?」


フェニックス

「あなたは確か、記憶の大部分を失ってしまっている、ということでしたよね?」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか11


Uncle

「Er... ayup, seems like it.」


オジサン

「あー…うん、まあそうみたいだな。」




他人事か。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか12


Phoenix

「Then how could you know that you didn't have anything to do with this incident!」


フェニックス

「では、何故この殺人事件に一切何も関与していないと断言できるのですか!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか13


Uncle

「Uh...」


オジサン

「うーん…」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか14


Phoenix

「Or...」


フェニックス

「それとも、まさか…」


Phoenix

「Or maybe you're lying about having your memory, hmm?」


フェニックス

「もしかして、本当は記憶なんか失っていないのに、わざと記憶喪失のふりをして嘘をついているのでは?」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか15


Phoenix

「You know exactly who you are!」


フェニックス

「或いは、あなたは自分が何者なのかを、ちゃんと憶えているのではないですか!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか16


Karma

「The witness has testified quite clearly that he has no memory of who he is.」


カルマ

「証人は、記憶障害により自身が誰であるのかを完全に失念してしまっている、と明確に証言しておる。」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか17


Karma

「If you claim he's lying,
then show the court proof!」


カルマ

「にも拘らず、この証人は嘘をついている、と主張するというのであれば、
その事を明確に証明する、確固たる証拠を提示してみせるが良い!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか18


Phoenix

(Grr...)


フェニックス

(クソ…)



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか19


Phoenix

(How am I supposed to prove
what's going on in that old codger's head?)


フェニックス

(この変わり者の証人が頭の中で何を考えているのかなんてことを、
どうやって証明すればいいって言うんだ?)




「codger(偏屈者、変人)」口語表現。通例「老人」に対して用いる。




Phoenix

(That's impossible!)


フェニックス

(そんなこと、出来るわけないじゃないか!)



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか20


Karma

「Hmph!
I'm glad you've come to your senses, Mr. Wright.」


カルマ

「フン!
目が覚めたようで何よりだな、ミスター・ライト。」




「come to one's senses(目が覚める、覚醒する)」

ここでは「証人が嘘をついているのかどうかなんて証明のしようがない、という至極当たり前のことに、

無事に気付けたようで良かったな!」という皮肉の表現。




これはフォン・カルマの言う通りですね。

それに、このフェニックスの理屈では、

「この管理人が記憶喪失を装っている」ということにはなりません。


前回の審理冒頭において、

「この管理人は記憶障害により、ここ最近以前の、数年の記憶が一切無い。」

ということは確かに明言されていましたが、

しかし、逆に言えばそれは、

「”昔”ではない、ここ最近の記憶についてはしっかりと覚えている。」

ということでもあるので、

「故に、たかだか3日前に起こった事件についてはハッキリと明確に覚えているので、

証言には何ら支障がない。」

とも言われていたのでした。(その詳細はこちら。)


よって、「このゴード・レイク殺人とは無関係(目撃しただけ)」ということを「管理人が覚えていた」としても、

そのことと「遥か昔の事はキレイサッパリ忘れてしまっている」記憶喪失とは、

一切何も「関係が無い」ということになってしまうのです。

要するに、

「事件に直接関係していないとハッキリ覚えていると言うのなら、

記憶喪失であるということ自体が嘘だ!」

とするフェニックスの主張は論理的な根拠を成していないのですね。

「事件の事を覚えている」ということと、「自分の名前を思い出せない」ということには、

一切何も「因果関係が無い」ということになるわけですから。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか21


Karma

「Very well, witness.
Please continue.」


カルマ

「よろしい、証人。
それでは引き続き、証言を続け給え。」




…どうやらここは「不発」だったようですね。

それではこちらも引き続き、別の証言を「Press」していくことに致しましょう。




逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか22


Uncle

Er... I mean, I'd need one of those ”motive” things, right?
And I don't got one.


オジサン

あー…要するに何が言いたいかってーと、
昨日弁護士さんが言ってたみたいに、もしワシが殺人犯だったとすると、
何か”動機”みたいなもんが必要になるわけでしょ?
でも、ワシには被害者の人を殺さなきゃならんような理由なんぞ何も無いわけで。



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか23


Phoenix

「How can you say you had no motive?
I say you do!」


フェニックス

「動機なんて無かった、ですって?何故そう言い切れるんです?
あなたには明確な動機があったというのに!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか24


Phoenix

「You had a grudge against Edgeworth and the vicim, Robert Hammond!」


フェニックス

「つまり、あなたは被告人エッジワース氏と被害者ロバート・ハモンド氏に対して、
並々ならぬ恨みを抱いていたんです!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか25


Phoenix

「That's why you took revenge on them! Right?」


フェニックス

「だからこそ、あなたはその二人に復讐したんだ!そうでしょう!?」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか26


Karma

「Please don't make me repeat myself, Mr. Wright!」


カルマ

「何度も同じことを言わせるな、ミスター・ライト!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか27


Karma

「This witness has no memory of anything beyond several years ago!」


カルマ

「この証人は、数年より前の記憶を完全に失ってしまっておるのだ!」


Karma

「He can't hold a grudge!
It's impossible!」


カルマ

「故に、誰に対しても恨みの念など持ちようはずもない!
そんなことは不可能なのだ!」



逆転裁判 北米版 管理人証言、何故行方を晦ましたのか28


Phoenix

(I have to prove he's lying about his memory...)


フェニックス

(この老人の記憶喪失は嘘だということを、なんとかして証明しなければならないみたいだな…)


Phoenix

(Otherwise, it's going to be this same thing over and over until the trial ends!)


フェニックス

(でなければ、審理が終わるまでただ同じことを繰り返すだけの千日手になってしまう!)




…どうやらフェニックスは忘れてしまっているようですね……

「この人物が本当は誰なのか、ということを、

フェニックスたち以外は”まだ知らない”!」ということを!


フェニックスが今組み立てている論理展開は、

あくまでまだ「フェニックスの頭の中にある事実のみ」前提としているに過ぎません。

ですが、その前提は「まだ何も証明されていない」どころか、

「フェニックスの口から外に出ていない」のです!

まず最初に「前提を提示」し、その後で「話を詰めていかなければならない」というのに、

その手順を「一足飛び」にしていては、

その「先」に進んでいけないのも至極当然ですね!


Please don't make ME repeat myself, Phoenix Wright!

You must prove the premise in the beginning!



というわけで、今回はそろそろこの辺で。

次回はこの続きの場面から再開したいと思います。


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