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Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(310)

前回、

「DL-6事件現場の写真に写し出されていた”ドアの弾痕”から見ても、

凶器のピストルに”2度の発砲”がなされていた痕跡があったことから鑑みても、

銃声を”1度”しか聞いていないというエッジワースの証言と、

現場の状況は明らかに食い違っている!」

と指摘したフェニックス。


果たして、この「矛盾」の意味とは、一体なんなのでしょうか!?




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?1


Judge

「Mr. Wright!
What are you driving at?」


裁判官

「ライト君!
とどのつまり、あなたは一体何が言いたいのですか?」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?2


Phoenix

「It's simple, Your Honor.」


フェニックス

「簡単な話ですよ、裁判官。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?3


Phoenix

「At the time of the incident, two shots were fired.」


フェニックス

「要するに事件当時、実際には二度の発砲がなされていた、ということです。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?4


Phoenix

「One went into Gregory Edgeworth's heart.」


フェニックス

「一発目はグレゴリー・エッジワース氏の心臓へ。」


Phoenix

「The other hit the elevator door.」


フェニックス

「そして残るもう一発は、エレベーターのドアへと着弾していたのです。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?5


Phoenix

「Remember that the defendant lost consciousness
after the shot he fired rang out.」


フェニックス

「ここで思い返していただきたいのですが、
被告は一度目の銃声が鳴り響いたのち、意識を失ったと証言していました。」




「consciousness(知覚反応のある意識、自覚)」




Phoenix

「In conclusion...」


フェニックス

「すなわち、それらの事柄から導き出される結論は…」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?6


Phoenix

「We must agree that the second shot was fired by someone else!」


フェニックス

「我々は、第三者により行われた二度目の銃撃の可能性を認めなければならない、ということになるのです!」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?7


Judge

「M-Mr. Wright!
But who could that someone else be!?」


裁判官

「ラ、ライト君!
一体誰なのですか、その第三者とは!?」




「But who could that someone else be?」

=直訳「しかし、誰か他の人が居たとして、それは誰の可能性があったのですか?」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?8


Phoenix

The murderer, of course!」


フェニックス

「勿論、DL-6の真犯人ですよ!」




…事件当時、問題のエレベーターの中には3人の人物しか居ませんでした。

凶器の銃で撃たれ死亡した「被害者グレゴリー・エッジワース」

その被害者と、生前口論していたとみられる「後の被疑者ヤニ・ヨギ」

そして、父と吏員の口論を止めようとして銃を放り投げた、

「当時9歳のマイルズ・エッジワース少年」の3人ですね。


この内、マイルズ・エッジワースは、

「銃を放り投げ、1度の銃声と叫び声を聞いたのち意識を失った。」

と記憶しており、同様にそう証言していました。

これは裏を返せば、

「エッジワースは1度目の銃声を聞いてからすぐに気を失ったため、

その後2度目の発砲がなされていたとしても、その銃声を聞けるわけがない」

ということになるわけです。


またヤニ・ヨギについては、

先の法廷「ゴード・レイク殺人事件の審理」において、

「私は誰も殺してなどいなかった!本当に無実だったんだ!」

と証言していましたね。

その彼の言葉が本当だったとしたなら、

現在争点となっている2度目の発砲をしたのは「ヨギではなかった」ということになるのでしょう。

被害者グレゴリーが「自殺をした可能性」も、

また「皆無である」と断定されているようですから、

必然的に、その2度目の発砲を行なった人物は、

「上記3人以外の誰か(Someone else)」ということになるわけです。


「2度の発砲の矛盾」を解き明かす答えとしてフェニックスが提唱したこの「仮説」は、

一応は筋が通っているようにみえますね。

このフェニックスの説をまとめるとするなら、

「グレゴリーでもマイルズでも、そして勿論ヨギでもない、

DL-6事件を語るうえで、今まで全く名前も挙がらなかったような第三者、

謎の人物”X”こそが、DL-6の真犯人(The murderer)なのだ!」

と主張していることになるわけなのですが…




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?9


逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?10


Karma

「I knew I should have stepped in before your wild fantasies got out of hand.」


カルマ

「貴様の頭の中に沸き起こっている、その突拍子もなくくだらん幻想の暴走を、
吾輩がせき止めてやらねばならんようだな。」




「step in before ~(~の前に躍り出る、立ち塞がる)」


「get out of hand」=「out of hand(手におえなくなって、収拾がつかなくなって)」成句。




先のフェニックスの「誰か知らない第三者こそが真犯人」という主張に対して、

フォン・カルマはそれを「手におえない突飛な空想(Your wild fantasies got out of hand)」とし、

「I should have stepped in before(吾輩がその主張の前に躍り出て、差し止めねばならない)」

と、上記セリフにおいて言っている。




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?11


Karma

「Look once more at the DL-6 Incident case file.
Look closely.」


カルマ

「今一度、DL-6事件の捜査ファイルをよく見てみるが良い。
注意深く、慎重にな。」


Karma

「Try the ”Case Summary” page.」


カルマ

「特に”事件概要”のページを、穴のあくほど隅から隅までよく読んでみることだ。」




それではここで我々も「Case Summary」のページを、

今一度よく読んでみることに致しましょう。(笑)




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?


Case Summary(事件概要)

12/28, 2001(2001年12月28日)

「Elevator, District Court.

Air in elevator was oxygen depleted at time of incident.

No clues found on the scene.

(現場は地方裁判所内のエレベーター。

事件当時、エレベーター内の酸素は枯渇した状態だった。

現場では目立った手掛かりは発見されていない。)」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?12


Karma

「”Not a single clue was found on the scene.”」


カルマ

「そこには、ハッキリとこう書かれてあるな。
”現場では、目立った手掛かりはただの一つも発見されなかった”とな。」




正しくは「No clues found on the scene. 」だけどな!


…ま、どうでもいいですけどね。

言ってる事はほぼ「同じ」ですから。(笑)




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?13


逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?14


Karma

「If the pistol had indeed been fired two times...」


カルマ

「仮に凶器のピストルが二度に渡って発砲されていたのだとしたら…」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?15


Karma

「Then the other bullet would have been discovered on the scene!」


カルマ

「その二発目の銃弾も、現場で発見されていて然るべきではないか!」




確かに、これはフォン・カルマの言う通りですね。


かつて、警察の記録保管室にてマヤがフォン・カルマから「強奪」した、

「DL-6の証拠品の銃弾」は確かにありましたが、

それはあくまで「被害者グレゴリーの心臓から摘出された物である」ということは既知の事実であったわけで、

当然「2度目の発砲を示す証拠とはならない」わけです。

「弁護側の主張が正しいというのであれば、

被害者から摘出された銃弾とは”別の弾丸(The other bullet)”が、

現場で発見されていて然るべきであろう!」

とするこのフォン・カルマの反論は、至極的を射ているわけですね。




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?16


Judge

「He does have a point.」


裁判官

「確かに、フォン・カルマ検事の指摘はもっともです。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?17


Karma

「That second bullet has never been found!」


カルマ

「言うに及ばず、そのようなニ発目の弾丸などという代物は、今の今まで発見されておらん!」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?18


Karma

「Because the second bullet does not exist!」


カルマ

「それ即ち、そんなものはこの世に存在しておらん、ということではないか!」


Karma

「The bullet that claimed Gregory Edgeworth's life
was the one fired by his own son!」


カルマ

「事件当時射出された弾丸は、
己が息子によって放たれ、グレゴリー・エッジワース自身の人生に幕を引いた、その一発のみ!」




「claim(人命を奪う)」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?19


Karma

「That is the truth of this matter.
The whole truth.」


カルマ

「それこそが、DL-6事件の真相に他ならん。
真実は、それ以外にはあり得んのだ。」


Karma

「It was undoubtedly something else that
made that bullet hole in the door.」


カルマ

「問題のエレベーターの弾痕のように見える穴などは、
大方、何らかの別の要因によって穿たれた物であったのであろう。」




「undoubtedly(疑う余地もないほど、間違いなく)」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?20


逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?21


Judge

「Mr. Wright has proven one thing to us quite clearly...」


裁判官

「ライト君が当法廷に向けて証明した事柄は、実に明快な事実でした…」


Judge

「That the murder weapon was fired twice at the time of the incident.」


裁判官

「すなわち事件当時、凶器は二度に渡って発砲されていた、と考えられることは確かな事実なのです。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?22


Judge

「As Mr. von Karma says,
the second bullet fired was not found.」


裁判官

「ですが、フォン・カルマ検事のおっしゃる通り、
二発目の銃弾というものは、未だ発見されていません。」


Judge

「It is highly unlikely that
the police merely overlooked this second bullet.」


裁判官

「仮に本当に二発目の銃弾が射出されていたとして、
警察の捜査の段階で、それが見逃され発見されなかったということは非常に考えにくい事です。」




「highly(大いに、非常に)」


「unlikely(ありそうもない)」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?23


Judge

「So, all we have is the single bullet fired.」


裁判官

「故に我々は、発砲された弾丸は一つであったとして、当審理を進めていくべきなのです。」


Judge

「I'm afraid I have to discount the defense's claim.」


裁判官

「よって誠に残念ですが、
今の弁護側の主張した可能性については、今後除外して考えていかざるを得ないでしょうな。」



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?24


Karma

「Tsk tsk tsk...」


カルマ

「クックック…」


Karma

「I praise the judge for his widom in this matter.」


カルマ

「この問題に関する裁判官の賢明な判断、称賛に値する。」




「praise(称賛する、褒める)」




逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?25


Phoenix

(Gah! How did this happen!?)


フェニックス

(クソッ!どうしてこんなことに!?)


Phoenix

(I don't believe that the second bullet didn't exist!)


フェニックス

(二発目の弾丸が存在しないだなんて、そんなこと信じられるわけないじゃないか!
だけど…)



逆転裁判 北米版 もう1発撃ったのは誰?26


Phoenix

(Was I wrong?)


フェニックス

(だけど…そうじゃなかったってことなのか?
僕のこの考え方は、間違っていたってことなのか?)


Phoenix

(Have I been wrong about this whole incident?)


フェニックス

(もしかして僕は、この事件に対して致命的な考え違いをしていたってことなんじゃないのか?)




…確かに現場では「グレゴリー・エッジワースの遺体から検出された”1発の弾丸”」以外には、

「めぼしい証拠品は何ひとつとして発見されなかった」ということは、

逃れようのない「事実」だったみたいですね。

「凶器は2度発砲されていた形跡があった」としても、

「2度目の発砲が”事件当日”になされた証拠」というものは皆無ですし、

同様に、

「エレベーターの穴が、事件当時の発砲によって穿たれた物であるとする証拠」なども、

また皆無であるのです!


「凶器の2度目の発砲は、いつなされたものであったのか?」ということや、

「エレベーターの穴は、いつ、誰に、どのようにしてあけられた物であったのか?」などの問題は、

検察側からすれば「事件とは全くの無関係な問題」となるわけですので、

「証明してやる義理も無ければ義務も無い、

至極どうでもいい、全く関係の無い事柄」であるわけなのですね!


「エッジワースは、どちらの事件(Gourd Lake murder and DL-6 Incident)においても完全に無実だ!

15年前、エッジワースは誰一人として殺してなどいない!

断じて、自分のお父さんを誤って殺めてしまったわけじゃない!」

とする自らの「信念」が、ここにきて揺らぎ始めてしまったらしいフェニックス…


果たしてこの後、どうなってしまうのでしょうか!?



…続きます!


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