DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(38)

ドラクエ4 北米版 第3章オープニング1

「Chapter 3:
Torneko and the Extravagant Excavation」



今回から「第3章」がスタートします。

主人公はもちろんタイトル画面に映っている
「恰幅の良いヒゲ面のオジサン」です。
第3章表題に入っている「Torneko」が彼の名前です。

日本版プレイ経験者なら一見して「トルネコ」と呼んでしまうかもしれませんが(笑)
しかし英語では「Torneko」を「トルネコ」とは読みません。

「トーニコ」あるいは「ターニコ」と読みます(笑)
この日記では前者の「トーニコ」で記載していきます。

日本版プレイ経験者には違和感が半端ないと思いますが^^;
ま、慣れてください(笑)



「Chapter 3」の表題は「Torneko and the Extravagant Excavation」。
「extravagant」は「贅沢な、浪費する」という意味で、
「excavation」は「穴掘り、開削(かいさく)」という意味になります。
全部を直訳すると「トーニコと贅沢な穴掘り」という意味ですね(笑)

え!?どういうこと!?

こちらも第1章及び第2章同様、第3章の「メインエピソード」のネタバレです(笑)
第3章を進めて行けば、これが何を指しているのかは自ずと解かります。


「Torneko(トーニコ)」のキャラクター紹介は少し後回しにします。
まずは第3章のオープニングナレーションから。



ドラクエ4 北米版 第3章オープニング2

「Far to the north of Endor, tucked away in the emerald hills,
lies the small town of Lakanaba.」

「エンドアの遥か北に、エメラルド色の丘に隠れるようにして、
レーケナーバという小さな町がある。」


「tuck away(しまいこむ、隠す)」


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング3

「A small town
that is nevertheless home to a rather large man by the name of Torneko Taloon.」

「そこは小さな町であるにもかかわらず、
トーニコ・タルーンという名前の、大きな体の男のホームタウンなのである。」


「nevertheless(にもかかわらず)」


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング4

「And although he's but a menial employee for now,
he has a grand dream of becoming the greatest arms merchant in all the land.」

「彼はまだとある店の一従業員に過ぎないが、
しかし、世界全土にその名を轟かせるほどの武器屋の店主になる、という大きな夢もその大きな体の内に秘めていた。」


「menial(つまらない、卑しい)」
「merchant(商店主、小売商)」米国用法。



…なんか、上のナレーションの書き方だと
「小さな町」に入りきらない程の「巨体」の、
まるで「巨人のような大男」であるかのようですが^^;
もちろんそんなことはありません(笑)

タイトル画面の通り「体の大きな恰幅の良い男性」なので、単純に「小さな町」と対比してあるのと同時に、
「小さな町」からハミ出す程の「大きな夢を持った男」なのだ。
ということを言っているのですね。



ドラクエ4 北米版 キャラクター トーニコ

Torneko the Weapons Merchant
He dreams of one day opening his own shop and becoming the greatest merchant in the world.
One of his greatest assets is a keen eye for quality merchandise.

トーニコ・ザ・ウェポン・マーチェント
彼には、いつの日か自分の店を開き、世界で最も偉大な武器屋の店主となる、という夢がある。
彼の素晴らしい特技の一つとして、商品のクォリティーに対する目利きが鋭い、というものがある。


「asset(資産、利点、強味)」
「keen(鋭い、鋭敏な)」
「merchandise(商品、取引物)」



改めて彼のフルネームは「Torneko Taloon(トーニコ・タルーン)」。
エンドアの北にある小さな町「Lakanaba(レーケナーバ)」に住んでいる男性で、
その「体の大きさ」同様に、「世界で最も偉大な腕利きの武器商人になる」という大きな夢を持っています。
商人であるが故「目利き」という特技も持っていますが、これについてはいずれ説明します。

前述した通り日本版では「トルネコ」という名前でしたが、
北米NES版では「Taloon(タルーン)」という名前でした。

一方北米DS版の「Torneko Taloon」は、日本版の名前を「アルファベット化」したものを「ファーストネーム」に、
NES版の「Taloon(タルーン)」を「ファミリーネーム」にしたものですね。

「Torneko」も「Taloon」も現実世界では「一般的な名前」ではありません。
完全にこのゲームオリジナルの名前です。


余談ですが、この「トルネコ」というキャラクターは「ドラクエ4だけ」の登場人物ではありません。


『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』(トルネコのだいぼうけん ふしぎのダンジョン)は、
1993年9月19日にスーパーファミコン用としてチュンソフトから発売されたゲームソフト。
ジャンルはダンジョンRPG(ローグライクゲーム)。ドラゴンクエストシリーズの外伝的作品である。
~Wikipediaより~


初期ドラクエシリーズの開発を行なっていた「チュンソフト」からリリースされたオリジナルゲーム、
「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」シリーズの「主人公」でもあります。
上記Wikipediaの記述の内容は「1」のものですが、シリーズとしては他に2本、計3本の作品がリリースされています。

また北米では、日本版でいうところの「2」に当たる物がローカライズされており、
「Torneko: The Last Hope(トーニコ:最後の希望)」というタイトルで発売されました。
ソフトのプラットホームは日本版の「2」同様「プレイステーション」です。

先述の通りNES版「DRAGON WARRIOR IV」では、彼は「Taloon(タルーン)」という名前のキャラクターであり、
「Torneko」という名前の方は一切登場していませんでした。
おそらく「Torneko」は「DRAGON WARRIOR IV」の時点では
「設定にすらなかった名前(完全にタルーンに改名されていた)」と思われますが、
北米で「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン2」を発売するにあたって、
日本版の「トルネコ」に「近い」名前に「再改名」したのでしょう。

その後「DRAGON WARRIOR IV」のリメイク版(厳密には日本版ドラクエ4のDSリメイクのローカライズ版)でも、
北米版「不思議のダンジョン」の名前「Torneko」のままにしておいて、
NES版の方の「Taloon」は「苗字」ということにしたのだと思います。

これは第1章の「Ragnar(NES版) McRyan(日本版)」と同じような命名パターンですね。



第3章の物語は、彼の故郷の町「Lakanaba」から始まります。

この町の名前は日本版では「レイクナバ」でした。
北米版でも日本版に近い、似たような綴りの名前になってはいますが、英語読みでは「レーケナーバ」です。

それではレーケナーバのトーニコの自宅から第3章スタートです。



ドラクエ4 北米版 第3章オープニング5

Tessie
「Are ye sleepin' 'til sunset now, are ye?
The boss'll be givin' out to y'again if ye're late, ye know.」



この女性はトーニコの奥さんなのですが、
やっぱりというかなんというか…
思いっきり訛ってますね(笑)

この「訛り」はどちらかというと
第2章の「Russian(ロシア訛り)」よりも第1章の「Scottish」に近い感じに見受けられます。

それもそのはず、これはいわゆる「Irish English(アイリッシュ・イングリッシュ)」
すなわちアイルランド訛りというやつなのです。


「北アイルランド(きたアイルランド、英語: Northern Ireland、アイルランド語: Tuaisceart Éireann、
アルスター・スコットランド語: Norlin Airlann)」は、
「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)」を構成する4つの「国(country)」の一つである。
アイルランド島北東に位置するアルスター地方9州の内の6州からなるためアルスター6州とも称されている。
アイルランド島でアイルランド共和国と国境を接している。
面積は1万4139km²、2001年4月時点での人口は168万5267人。
首都は東岸に位置するベルファストでその住民は24万人あまりである。

「アイルランド共和国(アイルランドきょうわこく、アイルランド語: Poblacht na hÉireann、
英語: Republic of Ireland)、またはアイルランド(アイルランド語: Éire、英語: Ireland)」は、
北大西洋のアイルランド島に存在する立憲共和制国家である。
北東に英国北アイルランドと接する。首都はアイルランド島中東部の都市ダブリン。ナショナルカラーは緑。
独立時の経緯によりアイルランド島の北東部北アイルランド6州は英国を構成するが、
アイルランド共和国は1998年のベルファスト合意以前は全島の領有権を主張していた。
2005年の英「エコノミスト」誌の調査では最も住みやすい国に選出されている。
正式名称は「Éire(アイルランド語: エァラ)」であり、憲法は公式の英語名称について「Ireland」と定めている。
国際連合やヨーロッパ連合においては「Ireland」として登録されているが、
その一方で、「1948年アイルランド共和国法(The Republic of Ireland Act, 1948)」は、
憲法の規定を覆す効力は無いものの「Republic of Ireland」を公称とする旨を定めている。
日本語では「アイルランド」または「アイルランド共和国」の表記が使われており、
日本政府は「アイルランド」を用いている。漢字では愛蘭土と当てられ、愛と略す。
アイルランド語名に由来してエールと呼ぶこともある。
~Wikipediaより~


「北アイルランド」は「イギリスの一地方(国)」のひとつであり、
「アイルランド共和国」はちゃんとした「独立国家」です。
「世界的には(国連およびEU的にも)」これらは「別物(別の国同士)」になっているのですが、
元々はひとつの「アイルランド」という国であったため、元々の言語も両国ともに「アイルランド語」でした。
ただし、過去の歴史においてイギリスの占領統治が行われ、現在では「二つに分断」されています。

現在の「公用語」には、両国とも「英語とアイルランド語」が併用されていますが、
アイルランド人が使う英語には「アイルランド語」に基づく「独特の訛り」があり、
それが「Irish English(アイルランド訛り)」と呼ばれています。
一口に「アイルランド」と言っても、その「地方毎」や、「北アイルランド」と「アイルランド共和国」の間でも
「訛りの種類」は細かく違ったりしているのですが、
これ以上もっと知りたい方は各自で調べてください(笑)


歴史的な背景は「Scotland(スコットランド)」と非常に酷似していますし、
実際地理的にもスコットランドとアイルランドは「非常に近い」こともあって、
どちらの「英語の訛り」も、雰囲気が非常に似通っています。


さて、ここまで読んでいただいて想像がつくと思いますが、
当日記ではもちろんアイルランド訛りを「普通の日本語訳」にはしません(笑)

第1章で「Scottish English」を「東北弁」にしましたので、
地理的に近く、訛りに類似点が多く見受けられる、という共通項から、
「Irish English」は「北海道弁(道弁)」にしたいと思います(笑)

実際に「北海道弁」には、「東北弁(特に青森県の津軽弁)」と「共通する表現」が数多く見られます。
しかし「道弁」にあって「東北弁(津軽弁)」には無い、という表現もあり、
これは「スコットランド訛り」と「アイルランド訛り」にも見られる特徴です。


というわけで、第3章は北海道弁に決定です(笑)

勿論「東北弁」や「関西弁」同様に「北海道弁」にも地域によって差異がありますが、
この日記ではあくまで「道弁の雰囲気だけ」を重視します。
よって「こんなのほんとの道弁じゃねぇべさ!」という表現も出てくるかと思いますが^^;
その辺はどうかご容赦ください(笑)



それでは改めまして、トーニコの奥さんのセリフをお送りします。


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング5

Tessie
「Are ye sleepin' 'til sunset now, are ye?
The boss'll be givin' out to y'again if ye're late, ye know.」

テッシー
「あんた、日がまた落ちるまで寝てるつもりなんだべか?
遅刻したらまたボスに怒られるべさ。」


「give out to ~」=直訳「~にアウトと言う」転じて「ダメだ、と言う」「怒る」の意。アイルランド訛り。


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング6

Tessie
「Ye're a big lump o' bother, so y'are, Torneko Taloon!」

テッシー
「ほんとにあんたは困ったおデブちゃんだべ、トーニコ・タルーン!」


「lump(塊、こぶ)」=口語表現で「ずんぐりした人」。
「a big lump of bother」=直訳「頭を悩ませる大きなずんぐりむっくり」



酷い言われ様です^^;
ま、寝坊しそうなトーニコが悪いんですけど^^;
しかもこれが「初めて」ではないみたいですし(笑)

奥様の叱責に慌てて飛び起きるトーニコ・タルーン(笑)


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング7

Tessie
「While you've been away with the faeries, I've been toilin' over yer packed lunch again.
Here y'are...」

テッシー
「あんたが妖精さんと夢の国さ行ってる間、あたしは今朝もけっぱって弁当こさえといただよ。
はい、これ…」


「toil(骨折って働く、一生懸命やる)」
「packed lunch(弁当)」=学校・職場・ピクニックなどに持っていく箱詰めの昼食。直訳「パックされた昼食」。


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング8

「Torneko receives his packed lunch for the day.」

「トーニコは今日の弁当を受け取った。」


ドラクエ4 北米版 第3章オープニング9

Tessie
「Now be off to work with ye!
An' don't lose yer way this time! Honestly!
'Tis only straight ahead once ye're out the door, so it is.」

テッシー
「ほれ、仕事しに出かけな!
今度は道さ迷ったりすんでねぇぞ!ほんとに!
玄関出てってまっすぐ進むだけだかんな。」



道にも迷ったことあるの!?
確かここは「小さな町」のはずでは…?^^;

どうやらトーニコは相当「抜けてる」人物のようですね(笑)
察するに奥さんに「大変な苦労を掛けてきた」のでしょう^^;

ただし!もちろんこれからは「プレイヤー」である「私」が彼を「操作」しますので、
金輪際「非効率的な事」はさせませんけどね!(笑)


さて、それでは次回「自宅を出発」しますが、
「Boss」の待つ「仕事場」にはまだ行かず(笑)
「Lakanaba」の町の中を散策したいと思います(笑)

奥さんの忠告はいきなり無視です(笑)
でも別に「道に迷う」というわけじゃありませんので悪しからず(笑)
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