DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(142)
前回ついに「Psaro the Manslayer(プサロ・ザ・マンスレイヤー)」を撃破し、
無事「Zenithia(ゼニシア)」へと戻ってきた「The Chosen Ones」。
城の主「The Dragon God, Zenith Dragon(竜神ゼニス・ドラゴン)」の祝辞を受け、
今回はゼニシア城内を歩いてみたいと思います。

*:「Hero!
The true hero of legend!」
*:「ヒーロー!
真の伝説の英雄よ!」

*:「How curious humans are!
They never cease to amaze.」
*:「人間とは、なんと興味をそそられる存在であろうか!
我らの想像も付かぬ様な、驚天動地の行いを常に起こし止まぬ。」
「curious(好奇心旺盛な、奇異な)」
「cease(やめる、終わる)」
…前回も同様でしたが、
なんか素直に喜べないんですよね、彼らの言葉は…
まあ、もういいですけどね、別に^^;
祝福し、感嘆してくれているのは充分に伝わってきますから…


城から出た先の「正面玄関」へと通じる階段の前には、
何故か「Zenithian(ゼニシア人)」の女性が二人立っています。
さながら通せんぼをするかのように^^;

*:「For that a wingless wight should slay the Lord of the Underworld...
It is unheard of!」
*:「翼も持たぬ人の子に、よもや地下世界の主が斬り捨てられようとは…
此れは正に、前代未聞の素晴らしき偉業!」
「wight(人、人間)」古期英語。
「unheard of(前代未聞の、聞いたことが無い程の)」
上記セリフ「slay(斬る、殺す)」は、
「The Lord of the Underworld the second(=エスタークでは無い)」の通り名、
「Psaro the Manslayer」にかかったものですね。
「人斬り(manslayer)だった地下世界の主を逆に斬り捨ててしまう(slay)とは!」
というようなニュアンスです。

*:「What miracles you have performed!
Stay here among us and let us live as equals!」
*:「あなたの成し遂げた功績、なんと見事な物でしょう!正に奇跡ですわ!
是非此処に留まって、私たちと同位の存在として、共に末永く暮らしましょう!」
「equal(等しい、イコール)」
いえ。帰ります。
…多分、私に「悪意」があるからなんでしょうが^^;
どうも彼らの言葉には、「棘」を感じてしまいます。
それに、彼らの「祝福の言葉」も、
「純然たる人間」であるヒーローの仲間たちに対してではなく、
「自分たちと同じ血が入っている」ヒーローに対してだけ、
みたいにも受け取れますし…
…いや、解かってるんです。
彼らに悪気は無いということは…

*:「♪ La-la-la, La-la-la... ♫
Peace and happiness throughout the world ♪」
*:「♪ラララ、ラララ…♫
平和と幸福が世界の隅々まで駆け巡る♪」

Oopsy
「Hm... I suppose not ALL humans are bad.
Isn't that right, Daisy?」
ウープシー
「ん…どうやら、人間みんなが悪者ってわけじゃないみたいね。
そう思わない、デイジー?」

Daisy
「Yes, sis.」
デイジー
「そうね、姉さん。」

Daisy
「We can be friends now, can't we?」
デイジー
「ね、今なら私たち、お友達になれるんじゃないかしら?」
どうやら、彼女たち「Elf(エルフ)」の姉妹は、
ちゃんと気付いてくれたみたいですね。
それまで頑なに「ヒーローたちと相容れようとしなかった」彼女たちでしたが、
世界を救うため、
「人間以外の種族も含めた、世界中の全ての命の為に」
身を挺して戦ったヒーローたちに対して、
ちゃんと「人間全てが邪悪なわけじゃないんだ。」と気付いてくれたようです。
そう、「Rose(ローズ)」のように…
或いは彼女たちも、「エルフ」であるがゆえに、
かつて人間たちに「迫害」されていたのかもしれません。
もしかしたらその経験から、
彼女たちは「人間は皆悪い生き物だ!」と思って、
「決して人と交わらないようにしていた」のかもしれませんね。
でも、勿論「人間全てが悪」というわけではありません。
確かに人間の中にも「邪な心を持った者」は居るでしょう。
でも、だからって「人間全てがそうだ!」とは言えないのです。
モンスターだって、みんながみんな「悪」じゃない。
それはエルフだって、人間だって、みんな同じじゃないか。
…できればプサロにも、
その事を解かって欲しかった……
彼女らのように……
ローズのように……
もっと早くに……
…でも、こうして「Daisy and Oopsy」の「エルフの姉妹」と「和解」が出来たのは、
本当に大きな一歩だったと言えますね。
これ自体は「とてもちっぽけな事」かもしれません。
でも、こうして一歩ずつ、ちょっとずつでも互いの距離を縮めることが出来れば…
いつかは…

*:「Your deeds will be recorded here in writing,
and shall not be forgotten 'til the end of time!」
*:「そなたらの業績は此の書庫の書物へと記録され、
未来永劫、永遠に語り継がれることであろう!」
「deed(行為、業績)」

*:「The chronicles must be updated!
The great accomplishments of Hero and the Chosen must be recorded.」
*:「年代記の数々も、今正に全て書き換えられようとして居る!
英雄ヒーローと選ばれし者たちによる偉大なる功績の数々は、記録され永遠に残されるべき物なのだから。」
「chronicle(年代記、編年史)」
「accomplishment(成果、業績)」

*:「Perhaps it should be pity
that we feel for Psaro the Manslayer...」
*:「我らの心に残るこの感情、
或いは、かのプサロ・ザ・マンスレイヤーに対する憐れみの心、なのかもしれませんね…」
「pity(憐れむ、同情する)」
…この女性は、ゼニシア人の中では割と「公平に」物事を判断できる人物のようですね。
確かに「プサロの行ない」は決して褒められたものではありませんでしたが、
「同情すべき点」があったことも確かでした。
彼は別に、元から「純然たる悪」というわけではありませんでした…
ただただ人間たちと同じように、
「愛する者を守りたい」と思って行動していただけだったのです…
どこかで何かが噛み合わなかっただけで、元々持っていた「想い」は同じ…
或いは…
もしかしたら「違った結末」もあったのかもしれません……

*:「My dearest Hero.
Though your parents had to forsake you in your infancy,
now you are risen to such lofty heights!」
*:「ああ、我が最愛のヒーロー。
貴方の両親が幼子(おさなご)だった貴方を見捨て、地上に一人残して旅立たざるを得無かったにも拘らず、
貴方は今こうして、この天上界へと誘われ、私達と共に在るのです!」
「forsake(見離す、見捨てる)」
「infancy(幼少、幼年期)」

*:「May the bonds forged betwixt you and your fellows forfend the grief
you have suffered from the loss of your parents.」
*:「然れども、貴方と貴方の御仲間達の間に築かれし固い絆は、
貴方が受けた両親の喪失という悲痛をも吹き飛ばしてしまう程の物なのかもしれませんね。」
「bond(結束、絆)」
「forge(鍛える)」
「betwixt」=「between」古期英語。
「forfend(防ぐ、予防する)」
「grief(深い悲しみ、悲痛)」

*:「So, I beseech all of you:
treasure this fellowship you have,
and care for my Hero as he cares for you.」
*:「而して、貴方達に心よりの御願いが御座います。
どうかその友情を生涯の宝とし、
私のヒーローが貴方達の身を案じているが如くに、
どうか貴方達にも、ヒーローの事を気に掛けて居て頂きたいのです。」
上記セリフは「Hero's friends」である「仲間達(ラグナー達)」に向けた言葉。


*:「Forgive me. I know not wherefore my tears do not cease.
Farewell. And Goddesspeed.」
*:「御免なさい。何故涙が止まらぬのか解かりません。
でも気にしないで。左様なら。貴方達に、末永く女神様の御加護が在らん事を。」
「wherefore(その理由で、それゆえ)」
…彼女とて、身を切られるほどの「悲痛」を感じているのでしょう。
せっかく「最愛(Dearest=「Dear」の最上級)のヒーロー」と
「再会」出来たのに…
封じられていた「彼の記憶」を呼び覚ますことが出来たのに…
きっと本心では、「このままヒーローに、このゼニシアに留まっていて欲しい」と願っているのでしょう。
今までの「空白の時間」を埋めるためにも…
でも、それではヒーローは「幸せではない」のです。
故に彼は、仲間たちと共に地上へ帰ることを決意しました。
ヒーローが幸せになれないのなら、彼女はそれを願いません。
彼女の「ただ一つの願い」は、
「ヒーローが幸せであること」なのですから。
だから彼女は「見送る」のです。
涙ながらに……
ありがとう。
でも僕は帰ります。
仲間たちと共に、仲間たちのもとへ…
さようなら。
どうかあなたも、いつまでもお元気で……

*:「Lo! The joyous faces do speak volumes!」
*:「御覧なさい!数多の笑顔が、そなたたちの功績を雄弁に物語って居る!」
「Lo!(見よ!)」古期英語。
「speak volumes(証して余りある、雄弁に語る)」

*:「You thertainly thurprithed me!
Maybe you humanth don't thuck after all!」
*:「僕はほんとに驚きましゅたよ!
やっぱり君たち人間は、おバカな種族じゃないんでしゅね!」

*:「Thank you.
Thank you for eliminating such suffering and pain from the world.」
*:「誠に有難う御座います。
全世界に齎されし痛みと悲しみを取り除いてくださったこと、心より御礼申し上げますわ。」

Orifiela
「There you all are!
I am truly proud to have travelled at the side of such greatness.」
オリフィーラ
「あら貴方達!皆御無事でしたのね!
一時とは言え、貴方達の様な偉大な方々と伴に世界を旅して周れた事、心より誇りに思います。」

*:「Are the rumours true?
Did you really defeat the Lord of the Underworld in his second incarnation?
...Unbelievable!」
*:「それじゃ、あの噂は本当だってのか?
本当にあんたたちが、第二の地下世界の主として覚醒したプサロをぶっ倒してきたって?
…こりゃおったまげた!信じられねぇ!」
「incarnation(実現、一時期)」

*:「You are way-going, are you not?
Take care.」
*:「帰路に就かれるのですね?
どうか御気を付けて。」

*:「Your wagon and balloon await you outside.」
*:「馬車と気球が、外で貴方達の到来を待ち侘びて居りますよ。」

喜ぶ者。
祝福する者。
功績を称える者。
それまでの価値観を見直す者。
引き留める者。
見送る者……
様々な者達の、様々な想いを後に、
いよいよ「救世の英雄たち」が故郷に凱旋します……









































































…以上で、
北米版「DRAGON QUEST IV : Chapters of the Chosen」の本編はおしまいです。
総評などの諸々は、
次回の「あとがき」に記載したいと思います。
…リメイク版プレイ経験者の方は、
ここであとがき!?
と思われるかもしれませんが^^;
それについても次回書いていきたいと思います。
それでは、ここまで長々とお付き合いくださり、
また、拙い文章のプレイ日記を読んでくださった読者の皆様、
まことにありがとうございました。
心よりお礼申し上げますm(_ _)m
よろしければ引き続き、
次回のあとがきにもお付き合いいただければ幸いです。
無事「Zenithia(ゼニシア)」へと戻ってきた「The Chosen Ones」。
城の主「The Dragon God, Zenith Dragon(竜神ゼニス・ドラゴン)」の祝辞を受け、
今回はゼニシア城内を歩いてみたいと思います。

*:「Hero!
The true hero of legend!」
*:「ヒーロー!
真の伝説の英雄よ!」

*:「How curious humans are!
They never cease to amaze.」
*:「人間とは、なんと興味をそそられる存在であろうか!
我らの想像も付かぬ様な、驚天動地の行いを常に起こし止まぬ。」
「curious(好奇心旺盛な、奇異な)」
「cease(やめる、終わる)」
…前回も同様でしたが、
なんか素直に喜べないんですよね、彼らの言葉は…
まあ、もういいですけどね、別に^^;
祝福し、感嘆してくれているのは充分に伝わってきますから…


城から出た先の「正面玄関」へと通じる階段の前には、
何故か「Zenithian(ゼニシア人)」の女性が二人立っています。
さながら通せんぼをするかのように^^;

*:「For that a wingless wight should slay the Lord of the Underworld...
It is unheard of!」
*:「翼も持たぬ人の子に、よもや地下世界の主が斬り捨てられようとは…
此れは正に、前代未聞の素晴らしき偉業!」
「wight(人、人間)」古期英語。
「unheard of(前代未聞の、聞いたことが無い程の)」
上記セリフ「slay(斬る、殺す)」は、
「The Lord of the Underworld the second(=エスタークでは無い)」の通り名、
「Psaro the Manslayer」にかかったものですね。
「人斬り(manslayer)だった地下世界の主を逆に斬り捨ててしまう(slay)とは!」
というようなニュアンスです。

*:「What miracles you have performed!
Stay here among us and let us live as equals!」
*:「あなたの成し遂げた功績、なんと見事な物でしょう!正に奇跡ですわ!
是非此処に留まって、私たちと同位の存在として、共に末永く暮らしましょう!」
「equal(等しい、イコール)」
いえ。帰ります。
…多分、私に「悪意」があるからなんでしょうが^^;
どうも彼らの言葉には、「棘」を感じてしまいます。
それに、彼らの「祝福の言葉」も、
「純然たる人間」であるヒーローの仲間たちに対してではなく、
「自分たちと同じ血が入っている」ヒーローに対してだけ、
みたいにも受け取れますし…
…いや、解かってるんです。
彼らに悪気は無いということは…

*:「♪ La-la-la, La-la-la... ♫
Peace and happiness throughout the world ♪」
*:「♪ラララ、ラララ…♫
平和と幸福が世界の隅々まで駆け巡る♪」

Oopsy
「Hm... I suppose not ALL humans are bad.
Isn't that right, Daisy?」
ウープシー
「ん…どうやら、人間みんなが悪者ってわけじゃないみたいね。
そう思わない、デイジー?」

Daisy
「Yes, sis.」
デイジー
「そうね、姉さん。」

Daisy
「We can be friends now, can't we?」
デイジー
「ね、今なら私たち、お友達になれるんじゃないかしら?」
どうやら、彼女たち「Elf(エルフ)」の姉妹は、
ちゃんと気付いてくれたみたいですね。
それまで頑なに「ヒーローたちと相容れようとしなかった」彼女たちでしたが、
世界を救うため、
「人間以外の種族も含めた、世界中の全ての命の為に」
身を挺して戦ったヒーローたちに対して、
ちゃんと「人間全てが邪悪なわけじゃないんだ。」と気付いてくれたようです。
そう、「Rose(ローズ)」のように…
或いは彼女たちも、「エルフ」であるがゆえに、
かつて人間たちに「迫害」されていたのかもしれません。
もしかしたらその経験から、
彼女たちは「人間は皆悪い生き物だ!」と思って、
「決して人と交わらないようにしていた」のかもしれませんね。
でも、勿論「人間全てが悪」というわけではありません。
確かに人間の中にも「邪な心を持った者」は居るでしょう。
でも、だからって「人間全てがそうだ!」とは言えないのです。
モンスターだって、みんながみんな「悪」じゃない。
それはエルフだって、人間だって、みんな同じじゃないか。
…できればプサロにも、
その事を解かって欲しかった……
彼女らのように……
ローズのように……
もっと早くに……
…でも、こうして「Daisy and Oopsy」の「エルフの姉妹」と「和解」が出来たのは、
本当に大きな一歩だったと言えますね。
これ自体は「とてもちっぽけな事」かもしれません。
でも、こうして一歩ずつ、ちょっとずつでも互いの距離を縮めることが出来れば…
いつかは…

*:「Your deeds will be recorded here in writing,
and shall not be forgotten 'til the end of time!」
*:「そなたらの業績は此の書庫の書物へと記録され、
未来永劫、永遠に語り継がれることであろう!」
「deed(行為、業績)」

*:「The chronicles must be updated!
The great accomplishments of Hero and the Chosen must be recorded.」
*:「年代記の数々も、今正に全て書き換えられようとして居る!
英雄ヒーローと選ばれし者たちによる偉大なる功績の数々は、記録され永遠に残されるべき物なのだから。」
「chronicle(年代記、編年史)」
「accomplishment(成果、業績)」

*:「Perhaps it should be pity
that we feel for Psaro the Manslayer...」
*:「我らの心に残るこの感情、
或いは、かのプサロ・ザ・マンスレイヤーに対する憐れみの心、なのかもしれませんね…」
「pity(憐れむ、同情する)」
…この女性は、ゼニシア人の中では割と「公平に」物事を判断できる人物のようですね。
確かに「プサロの行ない」は決して褒められたものではありませんでしたが、
「同情すべき点」があったことも確かでした。
彼は別に、元から「純然たる悪」というわけではありませんでした…
ただただ人間たちと同じように、
「愛する者を守りたい」と思って行動していただけだったのです…
どこかで何かが噛み合わなかっただけで、元々持っていた「想い」は同じ…
或いは…
もしかしたら「違った結末」もあったのかもしれません……

*:「My dearest Hero.
Though your parents had to forsake you in your infancy,
now you are risen to such lofty heights!」
*:「ああ、我が最愛のヒーロー。
貴方の両親が幼子(おさなご)だった貴方を見捨て、地上に一人残して旅立たざるを得無かったにも拘らず、
貴方は今こうして、この天上界へと誘われ、私達と共に在るのです!」
「forsake(見離す、見捨てる)」
「infancy(幼少、幼年期)」

*:「May the bonds forged betwixt you and your fellows forfend the grief
you have suffered from the loss of your parents.」
*:「然れども、貴方と貴方の御仲間達の間に築かれし固い絆は、
貴方が受けた両親の喪失という悲痛をも吹き飛ばしてしまう程の物なのかもしれませんね。」
「bond(結束、絆)」
「forge(鍛える)」
「betwixt」=「between」古期英語。
「forfend(防ぐ、予防する)」
「grief(深い悲しみ、悲痛)」

*:「So, I beseech all of you:
treasure this fellowship you have,
and care for my Hero as he cares for you.」
*:「而して、貴方達に心よりの御願いが御座います。
どうかその友情を生涯の宝とし、
私のヒーローが貴方達の身を案じているが如くに、
どうか貴方達にも、ヒーローの事を気に掛けて居て頂きたいのです。」
上記セリフは「Hero's friends」である「仲間達(ラグナー達)」に向けた言葉。


*:「Forgive me. I know not wherefore my tears do not cease.
Farewell. And Goddesspeed.」
*:「御免なさい。何故涙が止まらぬのか解かりません。
でも気にしないで。左様なら。貴方達に、末永く女神様の御加護が在らん事を。」
「wherefore(その理由で、それゆえ)」
…彼女とて、身を切られるほどの「悲痛」を感じているのでしょう。
せっかく「最愛(Dearest=「Dear」の最上級)のヒーロー」と
「再会」出来たのに…
封じられていた「彼の記憶」を呼び覚ますことが出来たのに…
きっと本心では、「このままヒーローに、このゼニシアに留まっていて欲しい」と願っているのでしょう。
今までの「空白の時間」を埋めるためにも…
でも、それではヒーローは「幸せではない」のです。
故に彼は、仲間たちと共に地上へ帰ることを決意しました。
ヒーローが幸せになれないのなら、彼女はそれを願いません。
彼女の「ただ一つの願い」は、
「ヒーローが幸せであること」なのですから。
だから彼女は「見送る」のです。
涙ながらに……
ありがとう。
でも僕は帰ります。
仲間たちと共に、仲間たちのもとへ…
さようなら。
どうかあなたも、いつまでもお元気で……

*:「Lo! The joyous faces do speak volumes!」
*:「御覧なさい!数多の笑顔が、そなたたちの功績を雄弁に物語って居る!」
「Lo!(見よ!)」古期英語。
「speak volumes(証して余りある、雄弁に語る)」

*:「You thertainly thurprithed me!
Maybe you humanth don't thuck after all!」
*:「僕はほんとに驚きましゅたよ!
やっぱり君たち人間は、おバカな種族じゃないんでしゅね!」

*:「Thank you.
Thank you for eliminating such suffering and pain from the world.」
*:「誠に有難う御座います。
全世界に齎されし痛みと悲しみを取り除いてくださったこと、心より御礼申し上げますわ。」

Orifiela
「There you all are!
I am truly proud to have travelled at the side of such greatness.」
オリフィーラ
「あら貴方達!皆御無事でしたのね!
一時とは言え、貴方達の様な偉大な方々と伴に世界を旅して周れた事、心より誇りに思います。」

*:「Are the rumours true?
Did you really defeat the Lord of the Underworld in his second incarnation?
...Unbelievable!」
*:「それじゃ、あの噂は本当だってのか?
本当にあんたたちが、第二の地下世界の主として覚醒したプサロをぶっ倒してきたって?
…こりゃおったまげた!信じられねぇ!」
「incarnation(実現、一時期)」

*:「You are way-going, are you not?
Take care.」
*:「帰路に就かれるのですね?
どうか御気を付けて。」

*:「Your wagon and balloon await you outside.」
*:「馬車と気球が、外で貴方達の到来を待ち侘びて居りますよ。」

喜ぶ者。
祝福する者。
功績を称える者。
それまでの価値観を見直す者。
引き留める者。
見送る者……
様々な者達の、様々な想いを後に、
いよいよ「救世の英雄たち」が故郷に凱旋します……









































































…以上で、
北米版「DRAGON QUEST IV : Chapters of the Chosen」の本編はおしまいです。
総評などの諸々は、
次回の「あとがき」に記載したいと思います。
…リメイク版プレイ経験者の方は、
ここであとがき!?
と思われるかもしれませんが^^;
それについても次回書いていきたいと思います。
それでは、ここまで長々とお付き合いくださり、
また、拙い文章のプレイ日記を読んでくださった読者の皆様、
まことにありがとうございました。
心よりお礼申し上げますm(_ _)m
よろしければ引き続き、
次回のあとがきにもお付き合いいただければ幸いです。
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