DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(92)
前回の結婚式後から再開します。

「And so Hero and Bianca are wed.」
「こうして、ヒーローとビアンカは結婚した。」
「The celebrations continue long into the night.」
「祝宴は夜遅くまで続いた。」
「And then, day breaks...」
「そして、夜が明けた…」

Bianca
「Mornin', Hero. Did you sleep alright?
It's nearly noon already, eh?」
ビアンカ
「おはよ、ヒーロー。ちゃんと眠れた?
もうすぐお昼よ?」
Bianca
「It all feels a bit like a dream, really.
I can't hardly believe I'm married now!」
ビアンカ
「ほんと、夢を見てるみたい。
結婚しただなんて実感が湧かないわ!」
Bianca
「Hero...」
ビアンカ
「ねえヒーロー…」
Bianca
「I know I'm a bit rough and ready sometimes,
but I hope I'll be able to make you happy.」
ビアンカ
「私、ちょっぴりがさつでせっかちなところもあるけど、
あなたとなら幸せになっていくことが出来ると思うの。」
「rough(粗野な、乱暴な)」
「ready(迅速な)」
Bianca
「Ha ha! I feel embarrassed even sayin' somethin' like that!」
ビアンカ
「あはは!こんなこと言うのって、なんだか照れくさいね!」
Bianca
「Hero...
Here's to a lifetime of bein' happy together!」
ビアンカ
「ヒーロー…
ずっと一緒に、幸せでいようね!」
「lifetime(生涯)」
Bianca
「Come on, then!
I s'pose we should go and pay Briscoletti a visit before we make a move.」
ビアンカ
「それじゃ、行きましょ!
旅に出る前に、ブリスコレッティさんの所へ(お礼に)行ったほうがいいと思うわ。」
「pay a visit(訪問する)」
それでは、ブリスコレッティ邸を訪問しましょう。
Bianca
「Ha ha! This feels a bit awkward, dun't it?
We've got time to get used to it, though.
We'll be together all the time from now on.」
ビアンカ
「あはは!ちょっぴりぎこちないね。
でもすぐに慣れるよね。
私たち、これからいつも一緒にいるんだもん。」
「awkward(ぎこちない、気まずい)」
「get used to(慣れる)」
「We've got time to get used to it.」=(直訳)「私たちはそれに慣れる時間を得た。」
さて、ブリスコレッティの別邸から出ようとすると、以下のナレーションが入ります。
「The bag feels unusually heavy.
Hero has a look inside...」
「バッグがいつもより重く感じられる。
ヒーローが中を見てみると…」
「Wow! There's a pair of sticky honey buns in there.
Mr Briscoletti gave them out to everyone in Mostroferrato to mark the special occasion.」
「なんと!蜂蜜でまぶされた、ひと組の菓子パンが入っている。
ブリスコレッティ氏が記念にと、モストロフェラートの住人全員に配った物だ。」
「sticky(ねばねばの、粘着性のある)」
「bun(パン、菓子パン)」=通例では「干しぶどうの入った丸い小さなパン」
「give out(配る)」
「occasion(時)」
「ペアの蜂蜜の菓子パン」?なんじゃそりゃ?
それの写真がこちら。

…どうみても「紅白饅頭」じゃん(笑)
日本版ではそのものずばりで「紅白饅頭」なのでしょう。
ちなみに「紅白饅頭」は、お祝い事などでよく配られる物ですね。
日本の文化において、「赤と白(紅白)」は縁起の良い物なので、
饅頭に限らず、幕を紅白にしたり、祝儀袋の帯を紅白にしたりと
いろいろな場面で使われます。
勿論、れっきとした日本の文化です。
当然海外には(アメリカにも)紅白饅頭というシロモノはありません(笑)
「赤と白」の意味も、「饅頭」も、アメリカ人の多くには意味不明でしょうから、
ローカライズの時に、「蜂蜜パン(Honey buns)」にしたのだと思いますが、
アメリカ人にしてみたら、
「なんで結婚記念で蜂蜜の菓子パンを配るんだ?」
ということにならないのでしょうか(笑)
一応アイテム「Honey buns」の説明文には、
「ヒーローとビアンカの結婚の甘いひと時を思い起こさせる。」
と言うようなことが書いてあります。
以前書いた、「sweet」には「愛らしい、愛に溢れた」という意味もあることから、
甘い「honey(蜂蜜)」のパンで、結婚の記念と結び付けているのでしょう。
ここには、ローカライズでの苦労が垣間見えるような気がしますね^^;
文化の違いって大変だ(笑)
では、そろそろ本当にブリスコレッティ邸を訪れましょう^^;

Rodrigo Briscoletti
「Ah-ha! The happy duo! You look fine together. Yes, very fine!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「おっ!幸せなお二人さん!君たちは良い感じだな。うむ、実に良い!」
「duo(二人組み)」
Rodrigo Briscoletti
「Prince Harry and his wife left early this morning.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「ハリー王子と彼の奥方は、今朝早くに(ここを)発ったよ。」
Rodrigo Briscoletti
「He had some very interesting things to say about you, you know, Hero.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「彼は君について、とても興味深いことを言っていたよ、ヒーロー。」
Rodrigo Briscoletti
「I hear you're travelling in search of a legendary hero.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「君は伝説の英雄を探して旅をしているそうだね。」
Rodrigo Briscoletti
「Well, I believe I have just the thing for you.
You'll find some gifts from me in the two chests behind me here.
They're both unlocked. The contents are yours.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「よろしい、君はまさしく信用に足る人物だ。
後ろの2つの宝箱には、私からの贈り物が入っている。
どちらも鍵を開けておいた。中身は君のものだ。」
「content(内容、中身)」
Rodrigo Briscoletti
「I've also arranged for you to have the use of one of my ships.
It's moored at Lodestar Harbour for you whenever you want.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「それと、私の所有する船の内のひとつを君が(自由に)使えるようにしておいた。
ロードスター・ハーバーに係留してあるから、好きな時に使いたまえ。」
Rodrigo Briscoletti
「It's to sea-faring vessels what tiramisu is to desserts - the best there is!
Ready for any voyage you care to embark on.
So make use of it soon!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「その船を航海に使うことは、デザートにティラミスを選ぶように最適なことなのだ!
気をつけて航海するようにな。ちゃんと使用してくれよ!」
「sea-faring」=「voyage」=「航海」
「tiramisu(ティラミス)」イタリア語。正確には「tiramisù」
「embark on(乗り出す)」
「soon(近々)」
Rodrigo Briscoletti
「I like you, Hero. You're solid.
As solid as a stale panini!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「私は君のことを気に入ったのだ、ヒーロー。君は信頼できる。
昔のパニーニみたいに食べごたえがあるのだ!」
「solid(硬い、中身のつまった、信頼できる)」
「stale(昔の、過去の)」年代的な。
以前説明した通り「パニーニ(panini)」は「パン」のことですが、
大昔のパンは、発酵させていなかったため非常に硬い物でした。
上記セリフはそれにひっかけた表現です。
Rodrigo Briscoletti
「So! I wish you all the best on your adventures together.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「それじゃあな!君たち二人の冒険に幸あれ!」
「all the best(幸あれ、盛運を願って)」
まさに至れり尽くせりですね。
ビアンカも「ブリスコレッティさんは素晴らしい紳士ね。」と言っています。
お言葉に甘えて、ありがたく2つのギフトと船を頂きましょう。
それでは次回、モストロフェラートの人々に別れを告げます。

「And so Hero and Bianca are wed.」
「こうして、ヒーローとビアンカは結婚した。」
「The celebrations continue long into the night.」
「祝宴は夜遅くまで続いた。」
「And then, day breaks...」
「そして、夜が明けた…」

Bianca
「Mornin', Hero. Did you sleep alright?
It's nearly noon already, eh?」
ビアンカ
「おはよ、ヒーロー。ちゃんと眠れた?
もうすぐお昼よ?」
Bianca
「It all feels a bit like a dream, really.
I can't hardly believe I'm married now!」
ビアンカ
「ほんと、夢を見てるみたい。
結婚しただなんて実感が湧かないわ!」
Bianca
「Hero...」
ビアンカ
「ねえヒーロー…」
Bianca
「I know I'm a bit rough and ready sometimes,
but I hope I'll be able to make you happy.」
ビアンカ
「私、ちょっぴりがさつでせっかちなところもあるけど、
あなたとなら幸せになっていくことが出来ると思うの。」
「rough(粗野な、乱暴な)」
「ready(迅速な)」
Bianca
「Ha ha! I feel embarrassed even sayin' somethin' like that!」
ビアンカ
「あはは!こんなこと言うのって、なんだか照れくさいね!」
Bianca
「Hero...
Here's to a lifetime of bein' happy together!」
ビアンカ
「ヒーロー…
ずっと一緒に、幸せでいようね!」
「lifetime(生涯)」
Bianca
「Come on, then!
I s'pose we should go and pay Briscoletti a visit before we make a move.」
ビアンカ
「それじゃ、行きましょ!
旅に出る前に、ブリスコレッティさんの所へ(お礼に)行ったほうがいいと思うわ。」
「pay a visit(訪問する)」
それでは、ブリスコレッティ邸を訪問しましょう。
Bianca
「Ha ha! This feels a bit awkward, dun't it?
We've got time to get used to it, though.
We'll be together all the time from now on.」
ビアンカ
「あはは!ちょっぴりぎこちないね。
でもすぐに慣れるよね。
私たち、これからいつも一緒にいるんだもん。」
「awkward(ぎこちない、気まずい)」
「get used to(慣れる)」
「We've got time to get used to it.」=(直訳)「私たちはそれに慣れる時間を得た。」
さて、ブリスコレッティの別邸から出ようとすると、以下のナレーションが入ります。
「The bag feels unusually heavy.
Hero has a look inside...」
「バッグがいつもより重く感じられる。
ヒーローが中を見てみると…」
「Wow! There's a pair of sticky honey buns in there.
Mr Briscoletti gave them out to everyone in Mostroferrato to mark the special occasion.」
「なんと!蜂蜜でまぶされた、ひと組の菓子パンが入っている。
ブリスコレッティ氏が記念にと、モストロフェラートの住人全員に配った物だ。」
「sticky(ねばねばの、粘着性のある)」
「bun(パン、菓子パン)」=通例では「干しぶどうの入った丸い小さなパン」
「give out(配る)」
「occasion(時)」
「ペアの蜂蜜の菓子パン」?なんじゃそりゃ?
それの写真がこちら。

…どうみても「紅白饅頭」じゃん(笑)
日本版ではそのものずばりで「紅白饅頭」なのでしょう。
ちなみに「紅白饅頭」は、お祝い事などでよく配られる物ですね。
日本の文化において、「赤と白(紅白)」は縁起の良い物なので、
饅頭に限らず、幕を紅白にしたり、祝儀袋の帯を紅白にしたりと
いろいろな場面で使われます。
勿論、れっきとした日本の文化です。
当然海外には(アメリカにも)紅白饅頭というシロモノはありません(笑)
「赤と白」の意味も、「饅頭」も、アメリカ人の多くには意味不明でしょうから、
ローカライズの時に、「蜂蜜パン(Honey buns)」にしたのだと思いますが、
アメリカ人にしてみたら、
「なんで結婚記念で蜂蜜の菓子パンを配るんだ?」
ということにならないのでしょうか(笑)
一応アイテム「Honey buns」の説明文には、
「ヒーローとビアンカの結婚の甘いひと時を思い起こさせる。」
と言うようなことが書いてあります。
以前書いた、「sweet」には「愛らしい、愛に溢れた」という意味もあることから、
甘い「honey(蜂蜜)」のパンで、結婚の記念と結び付けているのでしょう。
ここには、ローカライズでの苦労が垣間見えるような気がしますね^^;
文化の違いって大変だ(笑)
では、そろそろ本当にブリスコレッティ邸を訪れましょう^^;

Rodrigo Briscoletti
「Ah-ha! The happy duo! You look fine together. Yes, very fine!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「おっ!幸せなお二人さん!君たちは良い感じだな。うむ、実に良い!」
「duo(二人組み)」
Rodrigo Briscoletti
「Prince Harry and his wife left early this morning.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「ハリー王子と彼の奥方は、今朝早くに(ここを)発ったよ。」
Rodrigo Briscoletti
「He had some very interesting things to say about you, you know, Hero.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「彼は君について、とても興味深いことを言っていたよ、ヒーロー。」
Rodrigo Briscoletti
「I hear you're travelling in search of a legendary hero.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「君は伝説の英雄を探して旅をしているそうだね。」
Rodrigo Briscoletti
「Well, I believe I have just the thing for you.
You'll find some gifts from me in the two chests behind me here.
They're both unlocked. The contents are yours.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「よろしい、君はまさしく信用に足る人物だ。
後ろの2つの宝箱には、私からの贈り物が入っている。
どちらも鍵を開けておいた。中身は君のものだ。」
「content(内容、中身)」
Rodrigo Briscoletti
「I've also arranged for you to have the use of one of my ships.
It's moored at Lodestar Harbour for you whenever you want.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「それと、私の所有する船の内のひとつを君が(自由に)使えるようにしておいた。
ロードスター・ハーバーに係留してあるから、好きな時に使いたまえ。」
Rodrigo Briscoletti
「It's to sea-faring vessels what tiramisu is to desserts - the best there is!
Ready for any voyage you care to embark on.
So make use of it soon!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「その船を航海に使うことは、デザートにティラミスを選ぶように最適なことなのだ!
気をつけて航海するようにな。ちゃんと使用してくれよ!」
「sea-faring」=「voyage」=「航海」
「tiramisu(ティラミス)」イタリア語。正確には「tiramisù」
「embark on(乗り出す)」
「soon(近々)」
Rodrigo Briscoletti
「I like you, Hero. You're solid.
As solid as a stale panini!」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「私は君のことを気に入ったのだ、ヒーロー。君は信頼できる。
昔のパニーニみたいに食べごたえがあるのだ!」
「solid(硬い、中身のつまった、信頼できる)」
「stale(昔の、過去の)」年代的な。
以前説明した通り「パニーニ(panini)」は「パン」のことですが、
大昔のパンは、発酵させていなかったため非常に硬い物でした。
上記セリフはそれにひっかけた表現です。
Rodrigo Briscoletti
「So! I wish you all the best on your adventures together.」
ロドリゴ・ブリスコレッティ
「それじゃあな!君たち二人の冒険に幸あれ!」
「all the best(幸あれ、盛運を願って)」
まさに至れり尽くせりですね。
ビアンカも「ブリスコレッティさんは素晴らしい紳士ね。」と言っています。
お言葉に甘えて、ありがたく2つのギフトと船を頂きましょう。
それでは次回、モストロフェラートの人々に別れを告げます。
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