DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(105)

では、かなり引き伸ばしになってしまいましたが、「Riteof Passage」に向かいます。

リートフパッセージ1


中に入ると、何やら神秘的で荘厳な雰囲気が漂っています。
奥には4枚の扉と、石版があるのが見えます。

リートフパッセージ2

「Hero reads the inscription carved out in the stone.」

「ヒーローは石版に刻まれた碑文を読んだ。」

「‘He who is worthy of the crown must never permit war or violence.’」

「‘王冠を頂くに値する者は、戦争や暴力を許可すべきではない。’」


「worthy(値する)」
「permit(許可する)」


「‘He must vow to promote communication and understanding
even between those whose backs are turned.’」

「‘王冠を頂くに値する者は、民衆からの支持を得るために彼らの間に立ち、
彼らの声を聞き、彼らについて理解を深めることを推し進めるべきである。’」


「vow(誓う)」
「promote(推し進める)」
「back(背骨)」=転じて、王の支えとなる礎という意味での民衆。
「be turned(になる、化する)」


「‘The insignia will guide the way.’」

「‘記章はその道標となるであろう。’」




…どうやら王位を継承しようとする者に対する、訓戒のようです。



石版の上にある扉の内、正解となる仕掛けを解いていくと
道が変化し、先に進めるようになります。



試練というだけあって、道中ほかにも色々と仕掛けが施してありますが、
特に記載するほどのものでもないので割愛します^^;



最深部には祭壇のような部屋があります。

リートフパッセージ3

置いてあるものを調べてみます。

リートフパッセージ4

「The Royal Insignia of Gotha gives off a dignified glow.」

「ゴータのロイヤル・インシグニアが、格調高き光を放っている。」


「give off(発する、放出する)」
「dignified(格調、威厳のある)」


ヒーローは無事ロイヤル・インシグニアを入手することが出来ました。



これで任務は完了なので、さっさと洞窟を出ます。

…と行きたい所ですが、何者かに呼び止められます。

リートフパッセージ5

*:「Stop right there!」

*:「止まれ!」



リートフパッセージ6

*:「We can't possibly allow you to make off with the Royal Insignia!」

*(右の覆面):「そのロイヤル・インシグニアを持って行くことは許可できん!」

*:「There are people out there who find the idea of you becoming King of Gotha
more than a little distasteful, you see, Hero.」

*(左の男):「あんたがゴータの王になることを不快に思うやつも
少なからずいるってこった、ヒーローさんよ。」


「find(認める)」
「more than a little(少しはあるよりももっと)」
「distasteful(不快)」


*:「Shh! Too much information!」

*(覆面)「シッ!余計なこと言うな!」

*:「Just hand it over!」

*(覆面):「そいつをこっちに渡してもらおうか!」



そして、二人組が襲い掛かってきて戦闘になります。

リートフパッセージ7

「Robbin' Hood appears!
A hippoblockomus appears!」

「ロビン・フッドが現れた!
ヒッポブロッコマスが現れた!」


右の、盾を持ったカバは、日本版では「シールドヒッポ」でした。
北米版では「hippo(カバ)」+「block(防ぐ)」+「omus(ハンミョウの一種)」という造語です。
「omus」は「ハンミョウ(斑猫)」という甲虫の一種で、北アメリカ西海岸に生息している虫だそうです。

全体としては日本版とほぼ同じ意味の名前ですが、何故にハンミョウ?
虫に詳しくないので、ハンミョウが何を意味しているのかはよくわかりません^^;
もしかしたらハンミョウではないのかもしれませんし^^;



左の覆面男は日本版では「カンダタ」でした。


芥川龍之介の小説『蜘蛛の糸』の主人公、犍陀多。
コンピュータゲーム『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』に登場する悪役キャラクター、カンダタ。
『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』にも敵として登場する。
~Wikipediaより~


北米版では「Robbin' Hood(ロビン・フッド)」です。


ロビン・フッド (Robin Hood) は、中世イングランドの伝説上の義賊である。
弓の名手で、イギリスのノッティンガムのシャーウッドの森に住むアウトロー集団の首領とされる。
~Wikipediaより~


よく混同されがちですが、頭の上に置かれたリンゴを弓で射抜いたのは
ウィリアム・テルという全くの別人ですので、誤解なきように^^;

「義賊」とは、「違法行為・反社会的行動を行いながらも、大衆から支持される個人及びその集団のこと」で、
日本では「石川五右衛門」や「鼠小僧」なんかも有名です。




日本版の元ネタの「カンダタ」は、芥川龍之介作「蜘蛛の糸」に出てくる泥棒で、
様々な悪逆非道の限りを尽くした大悪人です。
生きている間にした唯一の善行は「蜘蛛を殺さなかった」だけ、というどうしようもない人物です^^;

一方北米版の「Robin Hood」は、アウトローでありながらも暴政に反抗した人物として、
吟遊詩人たちが物語として形作り、以後文学や映像作品のモチーフとなりました。

似ているようで全然違いますね^^;


カンダタは日本の古典文学作品の登場人物なわけで、
アメリカ人で「芥川を読んだことがある」という人はおそらく少数派でしょう。
一方ヨーロッパの古典文学である「ロビン・フッド」なら、アメリカでも有名であると思われます。

アウトローの代名詞としては、当然こちらのほうがアメリカ人にはぴんと来やすい、
というのが改名理由なんだと思います。



ちなみに北米版DQVの「ロビン・フッド」のスペルは「Robbin' Hood」であり、元ネタとは若干違っています。
「Robbing」が正しい綴りであり、その意味はズバリ「泥棒」。
でも「Robbin'」とすると、発音は「Robin」と同じものになる、という
英語の特性を上手く生かした面白い表現になっています。

上記の、欧米人にぴんと来る「ロビン・フッド」でありながらも、
「泥棒フッド」でもある、というダブルミーニングで、
日本版「カンダタ」の「泥棒」という属性の名残もあることが見て取れます。





さて、ではゲームに戻ります。

右のカバは見た目どおり防御力が高く、時折ガード(与えるダメージが1/5になる)をします。
しかし攻撃面ではたいしたことは無いので放っておきます。

左のロビン・フッドは物理攻撃が主ですが、攻撃力が非常に高く、
1回の攻撃でこちらが食らうダメージも非常に大きいです(約70~90ダメージ)。
ただし、基本的に単体攻撃なので、攻撃されたらヒーローかグーディアンが逐一回復してやれば
やられてしまうことはまずありません。
なので、まずはロビン・フッドを集中攻撃していきます。

ロビン・フッドはHPもそれなりに高いので倒すのに10ターン程度かかります。
ロビン・フッドを倒したら残るはカバですが、カバは弱いのでさっさと1ターンで沈めます(笑)



彼らを倒し終え、リートフ・パッセージから無事脱出です。
言われたとおりにちゃんとロイヤル・インシグニアを手に入れたので、ジーブス大臣も文句は無いでしょう。



では次回、ゴータに戻ります。
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