DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(122)

今回は、ロフティ・ピークのエルダーたちに会うために、屋敷へと入ります。

屋敷の1階に、エルダーと思われる人物が4人、円座しています。
下から時計回りに話を聞いていくことにします。

ロフティピーク11

*:「Well met, Hero, son of Madalena, and your esteemed companions!」

*:「よくいらしましたね、マダレナの子息ヒーロー、そして尊重されし仲間たちよ!」


「esteem(尊敬する、尊重する)」


*:「We have long known that you would come. 」

*:「あなたたちが来るであろう事は、遥か以前よりわかっていました。」

*:「Your father, Pankraz, displeased us by taking one of our own, Madalena, away from us.
But you, Hero, are their son, innocent of these crimes.
We bear no grudge against you.」

*:「あなたの父パンクラスは、ロフティ・ピークの民であったマダレナを我々から奪い去ったが故に
我らから顰蹙を買っていました。
しかしヒーロー、パンクラスとマダレナの子息であるあなた自身は、その罪悪とは無関係です。
我らはあなたに対しては、なんの恨みも持っていません。」


「displease(ひんしゅくをかう、怒らせる)」
「bear(愛憎などの感情を抱く)」
「grudge(恨み、遺恨)」


*:「It is time you learnt the truth now.」

*:「今こそ、真実を知る時です。」

*:「According to the ancient scriptures, the Goddess divided the world into three realms.」

*:「古の聖典によれば、女神様は世界を3つの領域に分割した、と書かれています。」


「scripture(聖書)」
「divide(分割する、分かつ)」
「realm(領域、範囲、界)」


*:「Zenithia, the realm of the holy ones, the earthly world occupied by the humans,
and Nadiria, the underworld, where she sealed away demons.」

*:「聖なる領域であるゼニシア、人が統治する地上世界、
そして、悪鬼たちを封じた地下世界、ナディリア。」


「occupied(占領下の、統治した)」
「seal(封じる)」
「demon(悪魔、悪鬼)」


*:「And She tasked some to be gatekeepers, to prevent free passage between these realms.
We are those people. The people of Lofty Peak.」

*:「女神様は、異界間を容易く行き来することのないように、とある人々に門番としての役目をお与えになりました。
その役目を授かったのが、我々ロフティ・ピークの民なのです。」


「task(課題、任務を課す)」
「prevent(防ぐ、さまたげる)」




ここでも、かなり宗教的な話題が出てきていますね。

「scripture(スクリプチャー)」は「聖書」という意味です。
上記セリフ内では複数形になっているので、「たくさん存在する聖書たち」ということになります。
また、「scripture」には「たくさんの聖なる言葉(聖句)の集合体」という意味合いがあり、
一般的に「キリスト教以外の」聖典を指す場合はこちらを使います。

一方「聖書」でおなじみなのは「bible(バイブル)」の方ですよね。
こちらは「キリスト教の」聖書、という意味合いが強いです。

キリスト教圏においては「The Scripture」も「The Bible」も
どちらも「キリスト教の聖書」のことであり、2つの語句の間に明確な区別はほとんど無いようです。
どちらも定冠詞「The」を付けず、大文字の頭文字を使用しなければ
一応「キリスト教以外の宗教の聖典」という意味で使うことができます。
しかし、一般的には「bible」を「キリスト教以外の聖典」という意味で使用することはほとんどありません。
(宗教色の無い比喩表現としての「bible」というのはよく使われます。)

DQVにおける聖典とは、当然キリスト教とは関係のないシロモノですので、
「bible」という単語を使っていないのだと思います。


また、「demon(デーモン)」は「悪魔」という意味ですが、
キリスト教の「神の敵対者」としての「悪魔」は「devil(デビル)」であり、
「demon」はキリスト教以外(英語圏ではギリシア神話が一般的)での「悪魔、鬼」となります。

日本人にとっては「デビル」も「デーモン」も「どっちも同じ悪魔」という認識だと思いますが、
キリスト教における「devil(悪魔)」は、「日本人が思い描く悪魔」とは実は結構違います。
日本人がイメージする「悪魔」や「悪鬼」に相当するのは「demon」の方なのです。
「devil」には「キリスト教の」、「demon」には「キリスト教以外の」という
それぞれ異なった宗教的な属性があるので、「同じ悪魔」ではないのです(笑)

というわけで、キリスト教と無関係のドラクエ世界での悪いモンスターたちは「demons」になるわけです。




脱線が長くなりましたね^^;
ゲームに戻ります。

ロフティピーク12

Sancho
「Sí, I believe these elders, they would feel eso angry to lose señora Mada
because eshe had esuch estrong powers.」

サンチョ
「シ、私が思うにこのエルダーたちは、
セニョーラ・マダ様を失ったことで、とても強い怒りの感情を持ってしまっているようですね、
セニョーラ・マダ様は、それほどに強い力を持っていたということなのでしょう。」

Sancho
「But ees no the fault of you, friend. Or your father, señor Pankraz.
You no can tell love to go away when he comes.」

サンチョ
「でも、それはあなたのせいではありませんよ、坊ちゃん。
それにあなたのお父様、セニョール・パンクラス様のせいでも。
ですから、このことでお父様への敬愛の情を失う必要はないのですよ。」

Madchen
「If only there was a world where humans and monsters could play together nicely.」

マドチェン
「この地上でだけでも、人とモンスターたちが一緒に遊べる世界になったら素敵なのにな。」


ロフティピーク13

*:「It is said that we of Lofty Peak were once bestowed with the power
to open and close the gates between here and Nadiria.」

*:「我々ロフティ・ピークの民は、
この世界とナディリアを繫ぐ門を開閉することが出来る力を授かった、と言われています。」

*:「But over time, our people have lost this power.
No longer can we open the gates even of the Estuary Sanctuary in the watery corridor north of here.」

*:「しかし時が経つにつれ、我々ロフティ・ピークの民はその力を失いました。
もはや我々では、北の水路内にあるエスチュアリー・サンクチュアリーの門でさえ開けることは出来ません。」


「corridor(回廊)」

「Estuary Sanctuary(エスチュアリー・サンクチュアリー)」は固有名詞で、直訳すると「河口の聖域」となります。
「北の水路」とは、ロフティ・ピークに来る途中に通った洞窟のことで、
その中にある「ナディリアへの門」が存在する空間の名称が、エスチュアリー・サンクチュアリーです。
日本版には固有名詞はなかったと思います。


ロフティピーク14

Parry
「So they're losing their power? And it's just Grandma who still has them?」

パリー
「それじゃ、この人たちはその力を失くしちゃったの?
そして、おばあちゃんだけがまだその力を持っているってことなの?」


ロフティピーク15

*:「The ancient power was strong in your mother.
Madalena was very special.」

*:「あなたの母には、古の力が、強く残っていました。
マダレナは特別だったのです。」

*:「We believe the monsters took her in order to open the gates to the underworld, Nadiria.」

*:「モンスターたちが彼女を攫ったのは、
地下世界ナディリアへと続く門を開かせるために違いありません。」


ロフティピーク16

Madchen
「Does that mean Grandma's being forced by the bad people to open the gates?
Poor Grandma!」

マドチェン
「と言うことは、おばあ様は悪い人たち(モンスター)に、その門を開けさせられようとしているってこと?
かわいそうなおばあ様!」


Madchen
「So if we go to the world of the monsters, does that mean we'll find Grandma?」

マドチェン
「(でも)それなら、私たちがそのモンスターたちの世界に行けば、おばあ様を見つけられるってことよね?」


ロフティピーク17

*:「I feel it.
The gates open more with each passing year.」

*:「感じます。
門が、年を追うごとに開かれていくのを。」


「each(毎に)」


*:「If it continues so, even the colossal evil of the Grandmaster of the Underworld himself
will manage to transcend into our world.」

*:「もしそれが継続するようであれば、強大な悪の化身、アンダーワールドのグランドマスター自身が、
我々の世界に侵略してくる事態となるでしょう。」


「colossal(巨大な)」


*:「We must rescue Madalena before that happens, so that she may once again seal the gates.
You are the one who must rescue her, Hero.
You, her son, have the power.」

*:「我々はなんとしても、そのような事態になる前にマダレナを救い出さなければなりません、
そうすれば彼女はもう一度門を封印することが出来るのですから。
彼女を救えるのはあなたしかいません、ヒーロー。
彼女の子息であるあなたになら、その力があるのです。」


ロフティピーク18

Sancho
「Ees no esounding good, eh?
Maybe een the end, ees thees Grandmaster of the Underworld we must fight, sí?」

サンチョ
「良くないことが起こりそうですね?
そんなことにでもなってしまったら、我々がアンダーワールドのグランドマスターと戦うしかないですね、シ?」

Parry
「If the Grandmaster of the Underworld comes here, he'll start destroying the place.
We have to go and stop him before he gets here!」

パリー
「もしアンダーワールドのグランドマスターなんてやつが来ちゃったら、世界をめちゃくちゃに壊し始めちゃうよ。
僕たちが止めに行かなくちゃ、そいつがこの世界にたどり着いちゃう前に!」




いよいよ物語の核心に近づいてきましたね。
母を救うことが世界を救うことにもなるという、かなりの大事になってきてしまいました。

しかし、元凶である「the Grandmaster of the Underworld」とやらをどうにかしないと、世界は滅んでしまいます。

それにしてもマダさん…
そんな重要な役目があったのに、
パンクラスと駆け落ちしたのかよ!


そりゃロフティ・ピークの人たちも怒るよなあ^^;
門を閉じる力がある唯一の人間がいなくなっちゃったんだから。
しかも駆け落ちで。
若かったんだねえ…

でも、連れ去ったパンクラスだけを恨んでいるのは、
身内びいきもいいとこだとも思いますけどね^^;




さて、では次回はロフティ・ピーク内を散策します。
前回少し噂が出てきていた「flying carpet」なるものも探してみましょう。
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