DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(139)

前回ヒーローが少年だった頃の、まだ廃墟となる前のウィールブルックにやってきました。
今回はヒーローの自宅へと行ってみます。

自宅の1階にはこの人がいます。


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去15

Sancho
「Hola? Have we met before, señor?」

サンチョ
「ホラ?以前(どこかで)お会いしましたかな、セニョール?」

Sancho
「Ah! You are one of señor Pankraz's amigos, sí?」

サンチョ
「あぁ!セニョール・パンクラス様のアミーゴですね、シ?」

Sancho
「Eef you are looking for heem, he ees upstairs now.」

サンチョ
「もしセニョール・パンクラス様を探しておられるのなら、今は2階にいらっしゃいますよ。」



はい、サンチョがいましたね。
勿論彼は「この時代の」サンチョです。

当然彼は少年のヒーローしか知りません。
そのため、青年のヒーローの正体には気が付かなかったようです。



それでは2階に上がって、懐かしき「あの人物」と会います。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去16

Pankraz
「Hm? Do I know you? Is there something you're wanting to discuss?」

パンクラス
「ん?どなたでしたかな?(私と)話をしたい、と思っておられるのかな?」



「Yes」を選択します。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去20

Pankraz
「What did you say!? You're my son!?」

パンクラス
「なんと申された!?そなたは私の息子だ、と!?」



「Yes」を選択します。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去17

Pankraz
「Ha ha ha hah! I only have one son, and that's my boy Hero!」

パンクラス
「はははは!我が息子はただ1人、ヒーローしかおりませんぞ!」




…やはりパンクラスも、「この青年ヒーロー」なのだ、ということに、気付いてはくれませんね…
彼らにとっては「ヒーローはまだ幼い少年」ということこそが当たり前の現実なので、
格好が似通っているとはいえ、「プレイヤー側のヒーロー」の年齢が青年である以上
気付けないのも当然であり、仕方のないことと言えるでしょう。




ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去21

Pankraz
「Was there something else?」

パンクラス
「他に何かありますかな?」



「Yes」を選択します。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去22

Pankraz
「Hmm... I shouldn't go to Coburg, you say?」

パンクラス
「ふーむ…コバーグに行くべきではない、と、そう申されるのか?」



「Yes」を選択します。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去23

Pankraz
「Well, you've certainly done your homework to know
I've been summoned there, at any rate.」

パンクラス
「なるほど、まあともかくもそなたは、私がコバーグに召喚の要請をされている、と
しっかり下調べしてきた、というわけですな。」


「homework(下調べ)」=日本では「宿題」という意味の方が浸透しているが、
米国では「(学童などの)宿題」を指す場合、「assignment(アサイメント)」の方を使用するのが一般的。
ただし、「homework」を「宿題」という意味で使用しても問題なく通じる。

「at any rate(とにかく、すくなくとも)」



ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去24

Pankraz
「Oh, I see! You're some kind of prophet, are you?」

パンクラス
「あぁ、なるほど!そなたは占い師か何かなのであろう?」


「prophet(占い師、予言者)」


Pankraz
「Sorry, but I don't believe in that sort of thing.」

パンクラス
「申し訳ないが、私はそのような占いの類は信じないことにしておるのだ。」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去25

Pankraz
「Your eyes really remind me of my wife's eyes, you know.
...I suppose it wouldn't hurt for me to at least bear your advise in mind.」

パンクラス
「そなたの目を見ていると、(何故かはわからんが)本当に我が妻の目を思い起こさせるな。
…そなたを傷つけたいとは思わん、だから少なくとも、そなたのそのアドバイスは
しっかりと我が胸中に刻み付けておくこととしよう。」


「bear(心に抱く)」

上記セリフの「hurt」は、「肉体的に」ではなく「精神的に」という意味。
「そなたが心を傷めないように」ということ。



Pankraz
「Well, if that's all... I'm rather busy at the moment, so if you could excuse me...」

パンクラス
「さて、もし話が以上で終わりなら…私は現在かなり忙しいのだ、失礼させてもらえるかな…」




……このパンクラスとの会話にはかなりの数の選択肢が出てきますが、どう選んでも
「ヒーローをヒーローと気付いてもらえない」し、「コバーグに行く事を断念させる」ことも出来ません。

SFC版プレイ当時も、どうにかならないか、と、あれやこれややってみましたが、
結局どうにもならないので、とてもヤキモキさせられたのと同時に、非常に虚しい気持ちにもなったイベントでした。

目の前に、今まさに生きている父がいて、この後彼が「どうなるか」も知っているのに、
結局どうにもならない、「未来は変えられない」という絶望感を感じずにはいられないのです。

……まあ、それがこのイベントの持ち味なわけですけどね。
気休めとしては、フェアリー・パレスのこの絵を使用すればいつでもパンクラスに会いに来れるということです。




「永遠に気付いてはもらえない」ですけど…





名残惜しいですがパンクラスに別れを告げ、いよいよ本題に入ります。
いつまでも過去を見続けてはいられません。
未来のために行動開始です!




村の教会の前に、先ほどはいなかった人物がいます。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去18

Hero
「Oh! You must be the one who the sister in the church was talking about.」

ヒーロー
「あっ!あなたが、教会のシスターが話していた人だね。」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去19

Hero
「What? You want to look at my gold orb?」

ヒーロー
「えっ?僕のゴールド・オーブを見てみたいの?」



「Yes」を選択します。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去36

Hero
「Well, I suppose that's okay.
You don't look like a bad sort.」

ヒーロー
「うーん、まあいいよ。
あなたは悪そうな人には見えないし。」


「a sort(ひと、人間)」=ここでは「sort of a person」を省略した形。


Hero
「But you have to give it back in a sec, okay?」

ヒーロー
「でもちょっと見たらすぐ返してくれなきゃだめだからね、いい?」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去26

「Hero hands the gold orb to Hero.」

「ヒーローはヒーローにゴールド・オーブを手渡した。」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去27

「Switch the gold orb with the gold bauble?」

「ゴールド・オーブをゴールド・バブルと摩り替えますか?」



ここも勿論「Yes」を選択します。
ここで「gold bauble」をヒーローが直接所持していないと、このイベントは起こりません。


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去28

「Hero switches the gold orb with the gold bauble!」

「ヒーローはゴールド・オーブをゴールド・バブルと摩り替えた!」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去29

「Hero hands the gold bauble to Hero.」

「ヒーローはゴールド・バブルをヒーローに手渡した。」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去30

Hero
「It's pretty amazing, don't you think?」

ヒーロー
「これ、かなり綺麗でしょ、そう思わない?」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去31

Hero
「Yeah, I won't give up...no matter how hard it gets.
Just like you say.」

ヒーロー
「うん、僕諦めないよ…どんなにつらいことが起こったとしても。
あなたが言うようにね。」

Hero
「Come on, Saber!」

ヒーロー
「行こう、セイバー!」


ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去32


そして、少年ヒーローとセイバーは走り去って行きます。
おそらく自宅の地下室から「フェアリー界」へと向かったのでしょう。

これで無事本物の「gold orb」を「再入手」することが出来ました。
つまり、この後ラジャに破壊されてしまうのは、偽物の「gold bauble」の方、ということになるわけです。


……無邪気な少年ヒーローが、このあと過酷な旅路の果てに、またこの場所に戻ってくることになる…
そう、これが少年時代に「少年の側として」経験したことの正体です。
少年のヒーローは「未来の自分」と出会い、青年のヒーローは「過去の自分」と話をした、ということなのです。

このイベントは非常に「SF(Science Fiction)」的なので、深く考えてみると面白いかもしれません。
実は、SFで言うところの「Time Paradox(タイム・パラドクス=時間的逆説)」が発生しています。

まぁ、少年の日の思い出は美しく、それでいて儚い夢のようでもありますね………




さて、これで青年ヒーローの任務は完了です。
「ゼニシア城を浮上させる力を持った」正真正銘の「gold orb」を手に入れました。

さっそくフェアリー・パレスに戻ります。




…と、その前に、私個人の自己満足として、蛇足の豆知識を書きたいと思います(笑)

このイベントで訪れる「ウィールブルックの村」は、少年時代の時よりも狭くなっています。
実際にゲームのマップとして「少し狭く」作られているのです。

これは、製作者の堀井雄二氏が、
「子供の頃は広いと感じていた景色や場所も、
大人になってからしばらくぶりに訪れてみると、その小ささにびっくりする。」という、
「子供の時の感覚と大人になってから感じる感覚の相違」を表現するために
敢えて意図的に小さく作ったのだそうです。

これは実際に大人になってみないとわからない感覚なわけですが、
確かに私も母校の小学校の校庭や校舎が「やけに小さく感じられる」という感覚になったことがあります。


子供の時は自分の体が小さかったので、「相対的に世界の構造物は大きく」感じられ、
逆に体が大きくなった大人では、「相対的に小さく」感じられるということが原因なのだろうと思います。

また、子供の時は行動範囲も広くはなく、「把握できる世界は全体としては小さかった」ため、
「把握している世界は、一つひとつが大きく感じられる」のだと思いますが、
大人になればその逆で「自身の世界が広がったために、子供の頃の世界は相対的に狭く感じられる」という
心理的な要因もあるのでしょう。

ま、ともかく、このウィールブルックのマップの差異は、言われないとわからないほどの微細なものなので、
初見では気付かなかったという人も多数いることでしょう(私もその内の1人でした)。





さて、それではそろそろ本当に現代世界へ帰ることにします。

ウィールブルックの村から外に出ます。

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去33

すると、来た時と同じように白い光が辺りを包み込み、

そして……




ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去34

ドラクエ5 北米版 ウィールブルック 過去35

無事、青年ヒーローの世界のフェアリー・パレスに戻ってこれました。

子供たちと、「こちらの世界のサンチョ」もちゃんといますね。




それでは次回、ゼニシアで待つドクター・アゴンの所へ戻ります。
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