DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(13)
前回「子供たちの秘密の遊び場」で「Talaria(タラリア)」という靴を手に入れたラグナー。
そして、HPを回復できる魔法「Heal」の使い手「Healie(ヒーリー)」という心強い仲間も手に入れました。
そのヒーリーからの情報によると、「タラリアを履くと空に飛んで行ってしまうらしい。」とのこと。
ストラスベイルで得た数々の証言を総合すると、
「行方不明になった子供たちは、タラリアを履いたことによってどこかへ飛んで行ってしまった。」
と推測することが出来ます。
であるならば、ラグナー自身も靴を履いてみれば
「子供たちが飛んで行ったのと同じ場所にたどり着ける」ということになるはずです。
ただ、さすがに「初期装備」のままではこの先厳しいので、
タラリアを使ってみる前に、一度ストラスベイルに戻って装備品を購入します。

こちらが村の装備品ショップです。
看板でなんとなくわかるかと思いますが、向かって左が「武器屋」で右が「防具屋」です。
ですが、買い物をするのは防具屋の方でだけです。
武器屋で買う物は何ひとつありません(笑)(理由は後述)
それでは防具屋に話しかけます。

*:「Welcome to the armour shop.
How can I serve you?」
*:「いらっしゃいませ、ようこそ防具屋へ。
どういったご用件でしょうか?」
「serve(役に立つ、供給する、注文を承る)」
選択肢は「Buy(買う)」を選択します。

*:「What would you like to buy?」
*:「何をお探しですか?」
上記セリフは直訳だと「何を買いたいですか?」
このセリフの後、販売している品物のリストが表示されます。

色々な品物が並んでいますが、この防具屋で最も高価な品を、部位ごとにひとつずつ購入します。
購入する品物はそれぞれ「鎧」「盾」「兜」となり、
この中で「最も高価(=守備力上昇値が最も高い)」な装備品は、
「Iron armour(鉄製の鎧)」
「Iron shield(鉄製の盾)」
「Hardwood headwear(硬木の帽子)」
の計3つ、となります。
ただし右下に表示されている通り、現在のラグナーの所持金は「989G」ですので、
現段階では「Iron armour」は購入できません。
ここはまず「Iron shield」を購入します。

*:「An iron shield?
Very well.」
*:「鉄製の盾ですか?
承知いたしました。」

*:「Who's going to carry the goods?」
*:「どなたがこのグッズを所持なさいますか?」
ここで、購入した「Iron shield」を「誰に持たせるか」の選択になります。

前回書いた通り「Healie」は「NPC」ですので、アイテムを持たせることが出来ません。
ですので必然的に「Ragnar」が持つことになります。
真ん中の「Defence 26 → 34」という表示は、
「Ragnar」は「Iron shield」を装備することができ、
装備すると「現在26」である守備力が「34」にアップする、ということを説明しています。
また、ラグナーの隣に表示されているねずみ色の袋は「Bag」と呼ばれるもので、
こちらは「パーティ共用のアイテム袋」とでも言えるものです。
非常にたくさんのアイテムをストックしておくことが出来ますが、
「袋に入っているアイテム」は戦闘中に使うことは出来ません。
購入した鉄製の盾は、ここではラグナーに持たせます。

*:「You can't carry any more, Ragnar.
Would you like me to reorganise your items?」
*:「ラグナーさん、あなたはこれ以上アイテムを持つことが出来ませんよ。
ちょっと整理させてもらってもよろしいでしょうか?」
「reorganise(新たに組織する、立て直す)」
このセリフは、キャラクターが「所持可能上限数いっぱいのアイテム」を持っている状態で、
新たに購入品を持たせようとすると言われるメッセージです。
「DRAGON QUEST IV」では、ひとりのキャラクターが「所持」出来るアイテムの上限は
「装備している装備品」を含めて「12個まで」です。
現在ラグナーは「既に12個のアイテムを所持している」ため、
「購入した鉄製の盾を持ちたいなら、アイテム欄の中身を再構築する必要がありますよ。
私がそれをやってあげましょうか?」
と、防具屋の主人は言っているわけです。
「Yes」を選択すると「現在装備している装備品」および「重要な品物」以外を
全て「Bag」内に自動で入れてくれます。
「No」を選択すると「誰か他の人」または「Bag」を再選択しなければなりません。
ここでは「Yes」の方を選択します。

*:「All done.
I've sorted things out for you.」
*:「終わりました。
あなたの持ち物を整理しましたよ。」
「sort out(整理整頓する)」英国用法。
そして、特にメッセージは出ませんが、この時点で購入物はキャラクターに手渡され、代金が所持金から引かれます。

*:「Would you like to equip it now?」
*:「今ここで装備していきますか?」
これはセリフの通りですね。
購入物が「装備品」で、手渡されたキャラクターが装備できる物だった場合、こう聞かれます。
特に理由がない限り「Yes」を選択しておくのが無難でしょう。
当然ここでも「Yes」と答えます。

「Ragnar is equipped with the iron shield.」
「ラグナーは鉄製の盾を装備させられた。」
ここで少し余談ですが、
この「今装備したいか?」という質問は、FC版およびNES版にはありませんでした。
その為いちいち「メニューコマンドを開いて装備する」という作業が必要でした。
しかしリメイク版では、このように買ったその場で装備するかどうかを選択することが出来るので、
少し手間を省くことが出来るようになりました。
また、「Bag(ふくろ)」というのもリメイク版からの新要素です。
FC版NES版では「キャラクターが所持できるだけの数」以上のアイテムは絶対に所持できませんでした。
そのため、既存の所有物を何らかの形で「処分」しなければいけなかったのです。
当然「持ち物を整理整頓する」というようなことも出来ませんでした。
この「Bag」は、「今後の冒険において」非常に役立ちます。
さて、「Iron shield」を購入すると、ラグナーの所持金は「339G」になります。
同じように「120G」の売価である「Hardwood headwear」も購入して装備します。

*:「Is there anything else I can help you with?」
*:「他に何かお手伝いできることはありますでしょうか?」
ここでは一番下の「Nothing(何もない)」を選択するか、またはDSのBボタンを押します。

*:「Come again any time!」
*:「またのお越しをお待ちしております!」
これで買い物はおしまいです。
基本的に「武器屋」や「道具屋」などでも同じ流れで購入できます。
また、今回は選択しませんでしたが、「Sell(売る)」を選択すれば所持品を売ることが出来ます。
要らないものなどを売却することでお金を得ることが出来ますが、
「重要な品物」として設定されているアイテムは店に売却することが出来ません。
現在の所持品で言えば「Talaria」が「売却できない貴重品」になります。
ここで要らないアイテム、例えばラグナーの「初期からの装備品」なんかは売却してもいいのですが、
とある理由により「一切売却はせず」、アイテムはメディシナル・ハーブを除いて全てバッグに入れておきます。
そして、鎧の「Iron armour」はまだ購入できていませんが、
所持金の関係上どうやっても購入することはできませんので、これはとりあえず一旦置いておきます。
ところで、お気づきになられたでしょうか?
そう、防具屋の主人の言葉遣いです(笑)
全然「Scottish English」じゃねぇぇぇ!!!
…もしかして彼は「スコットランド訛りのバーランド人」ではないのでしょうか?
…いえいえ、そんなことはありません(笑)
しっかり「Scottish English」を話している場面がありました。
それがこちらです。
はい、しっかりスコットランド訛りバリバリですね(笑)
隣は武器屋の主人ですが、彼もまた防具屋同様「店では訛りのない英語、夜はスコティッシュ・イングリッシュ」です。
二人とも「店じまいした後の夜」に話しかけると、しっかりスコットランド訛りなのに、
店に居る時は「ノーマルな普通の英語」になっているんですね(笑)
これは単純に「ゲームのシステム上」店屋全体で共通の「セリフのテンプレート」が決まっているため、
いくらここが「ストラスベイルの店屋」だからといって、
「わざわざスコットランド訛りに書き換える」ということをしなかったためだと思われます^^;
好意的に解釈するなら、「普段プライベートでは地元の言葉で訛って話す人」でも、
「仕事中」は失礼に当たらないよう「ちゃんと標準語を話す」という、
社会的モラルを表現しているのかもしれません(笑)
ま、深読みのしすぎですね^^;
多分前者の理由が正解なんだと思います(笑)
さて、それではいよいよ、不思議な羽の生えた靴「Talaria」を使ってみることにしましょう。

「Use(使う)」を選択します。

「Ragnar puts on the talaria...
and soars high into the air!」
「ラグナーはタラリアを履いた…
すると、(体が)空高く舞い上がった!」
「soar(高く上がる、舞い上がる)」

なんと、ラグナーとヒーリーは大空高くどこかへ飛んで行ってしまいます!
そしてたどり着いた先は…


ここは「Strathbaile」の西に位置している「川で囲まれた塔」です。
川に囲まれているので、地上から「徒歩で」侵入することは出来ませんでしたが、
「空からなら」入ることが出来たんですね。
このタラリアは、「この塔へたどり着くためのアイテム」だったようです。
…しかし、例の洞窟では「タラリアを見つけさせるため」としか思えない「誘導」がありました。
子供たちに「タラリアを見つけさせるため」に誘導していたとするならば、
それはすなわち「子供たちが、この塔に飛んでくるよう仕向けていた」ということになります。
…一体誰が?何の目的で?
塔の着地点の上の方には、何やら人影が見えますね。
早速近づいて行ってみましょう。

*:「Come on, you little brat!」
*:「さっさと来い、このクソガキが!」
「brat(手におえない子供、悪童)」

*:「Waah! Ye're scary! Let me go!」
*:「うわぁ!おっかねぇだよ!離してくんろ!」

そして二人は階段を下りて行ってしまいますが……
明らかに友好的な雰囲気じゃなかったよね?
片方は「タラリアによって」この塔にやってきた「村の子供」でしょう。
しかし、もう片方は……
どうやらもしかしなくても緊急事態のようです!
これはすぐさま助けに行ってやらないと!!!
…と、行きたいところなのですが、
まだ時期尚早です!^^;
あらかじめ宣言しておきますが、
今回は塔の攻略はしません!!!(笑)
この塔に出現するモンスターたちは、これまでに比べて「遥かに強力」なモンスターたちです。
初期装備に毛が生えた程度の今のラグナーでは、
それらの敵を蹴散らして塔を攻略することは到底できません。
今回ここに来た目的は「塔の1階」にあります。
ラグナーたちは「空から来た」ため、現在地は「塔の屋上」ということになりますので、
1階まで塔を下りて行くということになります。
とにかく、目的地の1階にたどり着くまでは
一切脇目も振らず、がむしゃらに直行します!
道中遭遇する敵モンスターからは全て逃走です!(笑)
騎士道精神にあるまじき行為かもしれませんが、
そんなことは知りません!!!(笑)
なお、詳しい塔の内部の説明なども、ちゃんと攻略する次回にまわします。
…一目散に逃避行(笑)の末、なんとか目的の場所に到達しました。

この宝箱の中身こそが何よりも超重要なのです!

「Ragnar examines the treasure chest.」
「ラグナーは宝箱を調べた。」

「What luck! A cautery sword!」
「なんと!焼灼(しょうしゃく)の剣だ!」
「cautery(焼灼器、焼きゴテ)」
これです!この「焼灼の剣」が欲しかったのです!
…「焼灼の剣」?
「しょうしゃくのつるぎ」???
なんじゃそれ?
日本版をプレイしていると、この名称にはびっくりしちゃうかもしれませんね^^;
日本版でのこの剣の名称は「破邪の剣(はじゃのつるぎ)」でした。
読んで字のごとく「邪を打ち破る剣」という意味で、「聖剣」というニュアンスが強いですね。
一方の北米版では、上述の通り「Cautery sword(焼灼の剣)」という名前になっています。
「刀身部が常に高温を発している剣」、
さながら「鉄をあつく熱した焼きゴテを、そのまま剣にした」というようなイメージでしょうか。
日本版と北米版では「かなり」イメージが違いますね。
この剣は、現時点でのラグナーの「最強の剣」です。
ストラスベイルに売っている「如何なる武器」よりも強い武器なのです。
早速装備します。

「Cautery sword(カートリー・ソード)」
「Can also be used as a tool during battle.(戦闘中、道具としても使うことが出来る。)」
この剣を装備することにより、ラグナーの攻撃力が「31」から「64」へ、
一気に倍以上にまで増加します!
今まで逃走してきた塔のモンスターたちとも、これで互角以上に渡り合うことが出来るようになります。
また、説明文にも記載されている通り、この武器は戦闘中「道具として」使用すると、
攻撃魔法「Sizz(シズ)」と同様の効果を発揮します。
「Sizz(シューッという音=擬音)」は日本版の「ギラ」に相当する魔法で、
敵1グループに高熱によるダメージを与えます。
この効果は日本版も同様なのですが、
北米版でこの剣の名前が「Cautery sword(焼灼の剣)」になっているのは、おそらくこれが由来なのでしょう。
日本版では「使うとギラの効果がある」ということと「破邪」に直接的なつながりはあまり感じられませんが、
北米版では「使うと高熱を発する」んだから「刀身も焼きゴテのように高熱のはず」ということで、
こういう名前に改名したのだと推測できます。
ともあれ、これでラグナーの戦闘能力は飛躍的に向上しました。
今までスルーしてきた宝箱を回収し、道中のモンスターたちもガンガンなぎ倒していきます。
その過程で「所持金が1,200G以上に達したら」塔を脱出してストラスベイルに戻ります。
ストラスベイルに戻ってきたら、1,200Gの「Iron armour」を購入して装備します。

これが、現時点での「ラグナーの最強装備」です。
レベルもそこそこ上がって現在7になりました。
これで準備は万端です!
それでは次回、ついに塔を本格的に攻略していきたいと思います。
そして、HPを回復できる魔法「Heal」の使い手「Healie(ヒーリー)」という心強い仲間も手に入れました。
そのヒーリーからの情報によると、「タラリアを履くと空に飛んで行ってしまうらしい。」とのこと。
ストラスベイルで得た数々の証言を総合すると、
「行方不明になった子供たちは、タラリアを履いたことによってどこかへ飛んで行ってしまった。」
と推測することが出来ます。
であるならば、ラグナー自身も靴を履いてみれば
「子供たちが飛んで行ったのと同じ場所にたどり着ける」ということになるはずです。
ただ、さすがに「初期装備」のままではこの先厳しいので、
タラリアを使ってみる前に、一度ストラスベイルに戻って装備品を購入します。

こちらが村の装備品ショップです。
看板でなんとなくわかるかと思いますが、向かって左が「武器屋」で右が「防具屋」です。
ですが、買い物をするのは防具屋の方でだけです。
武器屋で買う物は何ひとつありません(笑)(理由は後述)
それでは防具屋に話しかけます。

*:「Welcome to the armour shop.
How can I serve you?」
*:「いらっしゃいませ、ようこそ防具屋へ。
どういったご用件でしょうか?」
「serve(役に立つ、供給する、注文を承る)」
選択肢は「Buy(買う)」を選択します。

*:「What would you like to buy?」
*:「何をお探しですか?」
上記セリフは直訳だと「何を買いたいですか?」
このセリフの後、販売している品物のリストが表示されます。

色々な品物が並んでいますが、この防具屋で最も高価な品を、部位ごとにひとつずつ購入します。
購入する品物はそれぞれ「鎧」「盾」「兜」となり、
この中で「最も高価(=守備力上昇値が最も高い)」な装備品は、
「Iron armour(鉄製の鎧)」
「Iron shield(鉄製の盾)」
「Hardwood headwear(硬木の帽子)」
の計3つ、となります。
ただし右下に表示されている通り、現在のラグナーの所持金は「989G」ですので、
現段階では「Iron armour」は購入できません。
ここはまず「Iron shield」を購入します。

*:「An iron shield?
Very well.」
*:「鉄製の盾ですか?
承知いたしました。」

*:「Who's going to carry the goods?」
*:「どなたがこのグッズを所持なさいますか?」
ここで、購入した「Iron shield」を「誰に持たせるか」の選択になります。

前回書いた通り「Healie」は「NPC」ですので、アイテムを持たせることが出来ません。
ですので必然的に「Ragnar」が持つことになります。
真ん中の「Defence 26 → 34」という表示は、
「Ragnar」は「Iron shield」を装備することができ、
装備すると「現在26」である守備力が「34」にアップする、ということを説明しています。
また、ラグナーの隣に表示されているねずみ色の袋は「Bag」と呼ばれるもので、
こちらは「パーティ共用のアイテム袋」とでも言えるものです。
非常にたくさんのアイテムをストックしておくことが出来ますが、
「袋に入っているアイテム」は戦闘中に使うことは出来ません。
購入した鉄製の盾は、ここではラグナーに持たせます。

*:「You can't carry any more, Ragnar.
Would you like me to reorganise your items?」
*:「ラグナーさん、あなたはこれ以上アイテムを持つことが出来ませんよ。
ちょっと整理させてもらってもよろしいでしょうか?」
「reorganise(新たに組織する、立て直す)」
このセリフは、キャラクターが「所持可能上限数いっぱいのアイテム」を持っている状態で、
新たに購入品を持たせようとすると言われるメッセージです。
「DRAGON QUEST IV」では、ひとりのキャラクターが「所持」出来るアイテムの上限は
「装備している装備品」を含めて「12個まで」です。
現在ラグナーは「既に12個のアイテムを所持している」ため、
「購入した鉄製の盾を持ちたいなら、アイテム欄の中身を再構築する必要がありますよ。
私がそれをやってあげましょうか?」
と、防具屋の主人は言っているわけです。
「Yes」を選択すると「現在装備している装備品」および「重要な品物」以外を
全て「Bag」内に自動で入れてくれます。
「No」を選択すると「誰か他の人」または「Bag」を再選択しなければなりません。
ここでは「Yes」の方を選択します。

*:「All done.
I've sorted things out for you.」
*:「終わりました。
あなたの持ち物を整理しましたよ。」
「sort out(整理整頓する)」英国用法。
そして、特にメッセージは出ませんが、この時点で購入物はキャラクターに手渡され、代金が所持金から引かれます。

*:「Would you like to equip it now?」
*:「今ここで装備していきますか?」
これはセリフの通りですね。
購入物が「装備品」で、手渡されたキャラクターが装備できる物だった場合、こう聞かれます。
特に理由がない限り「Yes」を選択しておくのが無難でしょう。
当然ここでも「Yes」と答えます。

「Ragnar is equipped with the iron shield.」
「ラグナーは鉄製の盾を装備させられた。」
ここで少し余談ですが、
この「今装備したいか?」という質問は、FC版およびNES版にはありませんでした。
その為いちいち「メニューコマンドを開いて装備する」という作業が必要でした。
しかしリメイク版では、このように買ったその場で装備するかどうかを選択することが出来るので、
少し手間を省くことが出来るようになりました。
また、「Bag(ふくろ)」というのもリメイク版からの新要素です。
FC版NES版では「キャラクターが所持できるだけの数」以上のアイテムは絶対に所持できませんでした。
そのため、既存の所有物を何らかの形で「処分」しなければいけなかったのです。
当然「持ち物を整理整頓する」というようなことも出来ませんでした。
この「Bag」は、「今後の冒険において」非常に役立ちます。
さて、「Iron shield」を購入すると、ラグナーの所持金は「339G」になります。
同じように「120G」の売価である「Hardwood headwear」も購入して装備します。

*:「Is there anything else I can help you with?」
*:「他に何かお手伝いできることはありますでしょうか?」
ここでは一番下の「Nothing(何もない)」を選択するか、またはDSのBボタンを押します。

*:「Come again any time!」
*:「またのお越しをお待ちしております!」
これで買い物はおしまいです。
基本的に「武器屋」や「道具屋」などでも同じ流れで購入できます。
また、今回は選択しませんでしたが、「Sell(売る)」を選択すれば所持品を売ることが出来ます。
要らないものなどを売却することでお金を得ることが出来ますが、
「重要な品物」として設定されているアイテムは店に売却することが出来ません。
現在の所持品で言えば「Talaria」が「売却できない貴重品」になります。
ここで要らないアイテム、例えばラグナーの「初期からの装備品」なんかは売却してもいいのですが、
とある理由により「一切売却はせず」、アイテムはメディシナル・ハーブを除いて全てバッグに入れておきます。
そして、鎧の「Iron armour」はまだ購入できていませんが、
所持金の関係上どうやっても購入することはできませんので、これはとりあえず一旦置いておきます。
ところで、お気づきになられたでしょうか?
そう、防具屋の主人の言葉遣いです(笑)
全然「Scottish English」じゃねぇぇぇ!!!
…もしかして彼は「スコットランド訛りのバーランド人」ではないのでしょうか?
…いえいえ、そんなことはありません(笑)
しっかり「Scottish English」を話している場面がありました。
それがこちらです。
はい、しっかりスコットランド訛りバリバリですね(笑)
隣は武器屋の主人ですが、彼もまた防具屋同様「店では訛りのない英語、夜はスコティッシュ・イングリッシュ」です。
二人とも「店じまいした後の夜」に話しかけると、しっかりスコットランド訛りなのに、
店に居る時は「ノーマルな普通の英語」になっているんですね(笑)
これは単純に「ゲームのシステム上」店屋全体で共通の「セリフのテンプレート」が決まっているため、
いくらここが「ストラスベイルの店屋」だからといって、
「わざわざスコットランド訛りに書き換える」ということをしなかったためだと思われます^^;
好意的に解釈するなら、「普段プライベートでは地元の言葉で訛って話す人」でも、
「仕事中」は失礼に当たらないよう「ちゃんと標準語を話す」という、
社会的モラルを表現しているのかもしれません(笑)
ま、深読みのしすぎですね^^;
多分前者の理由が正解なんだと思います(笑)
さて、それではいよいよ、不思議な羽の生えた靴「Talaria」を使ってみることにしましょう。

「Use(使う)」を選択します。

「Ragnar puts on the talaria...
and soars high into the air!」
「ラグナーはタラリアを履いた…
すると、(体が)空高く舞い上がった!」
「soar(高く上がる、舞い上がる)」

なんと、ラグナーとヒーリーは大空高くどこかへ飛んで行ってしまいます!
そしてたどり着いた先は…


ここは「Strathbaile」の西に位置している「川で囲まれた塔」です。
川に囲まれているので、地上から「徒歩で」侵入することは出来ませんでしたが、
「空からなら」入ることが出来たんですね。
このタラリアは、「この塔へたどり着くためのアイテム」だったようです。
…しかし、例の洞窟では「タラリアを見つけさせるため」としか思えない「誘導」がありました。
子供たちに「タラリアを見つけさせるため」に誘導していたとするならば、
それはすなわち「子供たちが、この塔に飛んでくるよう仕向けていた」ということになります。
…一体誰が?何の目的で?
塔の着地点の上の方には、何やら人影が見えますね。
早速近づいて行ってみましょう。

*:「Come on, you little brat!」
*:「さっさと来い、このクソガキが!」
「brat(手におえない子供、悪童)」

*:「Waah! Ye're scary! Let me go!」
*:「うわぁ!おっかねぇだよ!離してくんろ!」

そして二人は階段を下りて行ってしまいますが……
明らかに友好的な雰囲気じゃなかったよね?
片方は「タラリアによって」この塔にやってきた「村の子供」でしょう。
しかし、もう片方は……
どうやらもしかしなくても緊急事態のようです!
これはすぐさま助けに行ってやらないと!!!
…と、行きたいところなのですが、
まだ時期尚早です!^^;
あらかじめ宣言しておきますが、
今回は塔の攻略はしません!!!(笑)
この塔に出現するモンスターたちは、これまでに比べて「遥かに強力」なモンスターたちです。
初期装備に毛が生えた程度の今のラグナーでは、
それらの敵を蹴散らして塔を攻略することは到底できません。
今回ここに来た目的は「塔の1階」にあります。
ラグナーたちは「空から来た」ため、現在地は「塔の屋上」ということになりますので、
1階まで塔を下りて行くということになります。
とにかく、目的地の1階にたどり着くまでは
一切脇目も振らず、がむしゃらに直行します!
道中遭遇する敵モンスターからは全て逃走です!(笑)
騎士道精神にあるまじき行為かもしれませんが、
そんなことは知りません!!!(笑)
なお、詳しい塔の内部の説明なども、ちゃんと攻略する次回にまわします。
…一目散に逃避行(笑)の末、なんとか目的の場所に到達しました。

この宝箱の中身こそが何よりも超重要なのです!

「Ragnar examines the treasure chest.」
「ラグナーは宝箱を調べた。」

「What luck! A cautery sword!」
「なんと!焼灼(しょうしゃく)の剣だ!」
「cautery(焼灼器、焼きゴテ)」
これです!この「焼灼の剣」が欲しかったのです!
…「焼灼の剣」?
「しょうしゃくのつるぎ」???
なんじゃそれ?
日本版をプレイしていると、この名称にはびっくりしちゃうかもしれませんね^^;
日本版でのこの剣の名称は「破邪の剣(はじゃのつるぎ)」でした。
読んで字のごとく「邪を打ち破る剣」という意味で、「聖剣」というニュアンスが強いですね。
一方の北米版では、上述の通り「Cautery sword(焼灼の剣)」という名前になっています。
「刀身部が常に高温を発している剣」、
さながら「鉄をあつく熱した焼きゴテを、そのまま剣にした」というようなイメージでしょうか。
日本版と北米版では「かなり」イメージが違いますね。
この剣は、現時点でのラグナーの「最強の剣」です。
ストラスベイルに売っている「如何なる武器」よりも強い武器なのです。
早速装備します。

「Cautery sword(カートリー・ソード)」
「Can also be used as a tool during battle.(戦闘中、道具としても使うことが出来る。)」
この剣を装備することにより、ラグナーの攻撃力が「31」から「64」へ、
一気に倍以上にまで増加します!
今まで逃走してきた塔のモンスターたちとも、これで互角以上に渡り合うことが出来るようになります。
また、説明文にも記載されている通り、この武器は戦闘中「道具として」使用すると、
攻撃魔法「Sizz(シズ)」と同様の効果を発揮します。
「Sizz(シューッという音=擬音)」は日本版の「ギラ」に相当する魔法で、
敵1グループに高熱によるダメージを与えます。
この効果は日本版も同様なのですが、
北米版でこの剣の名前が「Cautery sword(焼灼の剣)」になっているのは、おそらくこれが由来なのでしょう。
日本版では「使うとギラの効果がある」ということと「破邪」に直接的なつながりはあまり感じられませんが、
北米版では「使うと高熱を発する」んだから「刀身も焼きゴテのように高熱のはず」ということで、
こういう名前に改名したのだと推測できます。
ともあれ、これでラグナーの戦闘能力は飛躍的に向上しました。
今までスルーしてきた宝箱を回収し、道中のモンスターたちもガンガンなぎ倒していきます。
その過程で「所持金が1,200G以上に達したら」塔を脱出してストラスベイルに戻ります。
ストラスベイルに戻ってきたら、1,200Gの「Iron armour」を購入して装備します。

これが、現時点での「ラグナーの最強装備」です。
レベルもそこそこ上がって現在7になりました。
これで準備は万端です!
それでは次回、ついに塔を本格的に攻略していきたいと思います。
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