DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(20)

前回の続きです。
今回は「Zamoksva castle(ザモクスヴァ城)」の1階に降りてみます。


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城11

*:「Above this staircase is the throne quarters of Tsar.」

*:「この上の階は、ザー陛下の玉座の間になります。」


「quarters(住居、宿所)」=複数形で。


*:「Oplya! Your Highness!
I aspire that you are well.」

*:「あっ!しもた!これは皇女殿下!
今日もご機嫌うるわしゅう。」


「Oplya!」=驚きを表す間投詞。ロシア訛り。
「aspire(熱望する)」
「I aspire that you are well.」=直訳「あなたの機嫌が良いことを私は熱望している。」



…どうやらこの人は誰が話しかけているのかに気付けたようですね(笑)

アリーナ
「話しする時は相手の顔見てせなアカンで。ホンマ。」




ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城12

*:「Ah, Tsarevna Alena.
It is glad see you of good spirit.」

*:「おお、ザーレヴナ・アリーナ殿下。
今日も元気そうで何よりでんな。」


「good spirit(上機嫌、機嫌が良い)」



さて、この城の1階には教会があるようですね。
教会の中に「個性的なグラフィック」のキャラクターが居るのが見えますので話しかけてみましょう。



ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城13

Kiryl
「I hear words from Borya
that you have aspiration for to voyage alone, Alena.」

カーリル
「ボーリャさんから聞きましたで、
一人旅に出かけたいて熱望してはるちゅうのはホンマなんですか、アリーナ様。」


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城14

Kiryl
「But this is too much harmful!
I implore that your mind is changed.」

カーリル
「せやかてそんなん危険すぎまっせ!
せやから、あなた様の気ぃが変わってくれへんもんやろかと、心の底から願ってますねや。」


「implore(懇願する、嘆願する)」


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城15

Kiryl
「If tragedy will hit, I do not imagine what I_
I mean, the Tsar, is doing without you.」

カーリル
「もしそんな悲しい事になってしもたら、どうしたらええのか分かりません_
あ、いや、皇帝陛下が、っちゅうことですけど、
あなた様が居なくなられてしもてはどうなされてまうんかと、そういう風に心配しとるんです。」


「tragedy(悲劇、悲惨な事)」



アリーナ
「いや自分、何言うてんの?」



…日本版プレイ経験者だと、
「このキャラクター」が「関西弁丸出し」の話し方をしていることに
ものすごい違和感を感じてしまうかもしれませんね^^;
でも、それが私の狙いです!(笑)


そんなことよりも何よりも、「Kiryl」って、なんて読むのよ?
「Kiryl」はこのキャラクターの「名前」なわけですが、一見してなんと読むのかさっぱりですね^^;

おそらく「カーリル」「キリル」「カーライル」のいずれかだと思われますが、
もしかしたらこれ以外にも読み方があるのかもしれません。
ましてやどう読むのが「正しい」のかなんてことは、
もはや「直接本人に聞く」以外の方法では分かりようがないでしょう^^;

とは言えそれは絶対に不可能ですので、
とりあえず私は「Kiryl」を「カーリル」と読みました。

ですからこの日記では「カーリル」ということにします!(笑)



彼も前回登場した「Borya(ボーリャ)」同様「重要人物」ですので、人物紹介をしたいと思います。



ドラクエ4 北米版 キャラクター カーリル

Kiryl the Priest
A young priest of Zamoksva castle.
He has feelings for Tsarevna Alena
but she is, unfortunately, oblivious to them.

カーリル・ザ・プリースト
ザモクスヴァ城の若き僧侶。
ザーレヴナ・アリーナに思いを寄せているが、
当のアリーナは、不幸なことにそれに気づいてはいない。


「oblivious to ~(~に気付かない)」


セリフの中で「アリーナが一人旅に出たがっている」ことについて、
当初は「自分は―」というような感じで言葉を紡いでいましたが、
すぐに「父上である皇帝陛下は―」という感じで言い直して取り繕っていましたね(笑)
そのあたりに「思いを寄せている(He has feelings)」が表現されているのでしょう。


日本版では、彼の名前は「クリフト」で、職業は「神官」でした。

一方北米NES版「DRAGON WARRIOR IV」では「Cristo(クリスト)」という名前でしたので、
先の「ブライ=Brey(ブレイ)」同様に少しだけ改名されてはいるものの、概ね「日本版の名前に忠実」な改名でした。
しかし職業は「Chancellor(チャンセラー)」、直訳すると「司法官(裁判官の意)」だったのです。

何故に司法官?


実はNES版「DRAGON WARRIOR IV」では「宗教色」が徹底的に排除されており、
「教会」も「Church」ではなく「Healing House(癒しの館)」という扱いでした。
当然そこに居た「Cristo(クリフト)」も「聖職者」ではなかったのです。

でもだからと言って、じゃあ何故「司法官(Chancellor)」になったのか?という疑問の答えにはなっていませんが^^;
おそらく「彼の見た目、服装」によるところが大きかったのではないか?と予想されます。
あくまで「予想される」だけですので、これは定かではありません^^;

また、「何故DRAGON WARRIOR IVで”宗教色”が排除されているのか?」については、
DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(13)を参照してください。



一方北米版では職業が「Priest(僧侶、聖職者)」となっていますので、
日本版での「神官」とほぼ同じ意味合いの職業になっていますね。

しかし「北米DS版での問題」は、何よりも「彼の名前」そのものです^^;
上でも解説した通り、非常に読みづらい名前ですね^^;
実はこれも「Borya」と同じく「ロシア的な名前」なのです。

「Kiryl」をキリル文字に直すと、「Кирил」となるようで、読みは「キリル」に近くなります。
ただし、上の方でも書いた通り「英語読みでは」おそらく「カーリル」か「カーライル」の方が妥当であると思われます。



「クリフト」と「Cristo(クリスト)」だと、「同一人物の名前」としてまだ頷けますが……
なんだよ!「Kiryl(カーリル)」って!
面影が「一切」無いじゃん!!!

「Borya」よりも遥かに「ロシア化」のあおりを受けまくったキャラクターですね^^;

とは言え彼も、当日記ではボーリャ同様
「関西弁のカーリル」として生きていってもらいます(笑)


ま、彼も現段階ではまだ「ただの城の一住民」でしかありませんが。



ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城16

*:「In the recent eastern skies,
there is distrustful aura.」

*:「近頃東の空に、
怪しげなオーラが漂っとるんですわ。」


「recent(最近の、近頃の)」
「distrustful(信じない、信用しない)」


*:「O cherished Goddess!
We pray for that you furnish Zamoksva Castle with protection.
Amen.」

*:「ああ、親愛なる女神よ!
ザモクスヴァの城と民に、あなたのご加護があらんことを。
アーメン。」


「cherish(大事にする、胸に秘める)」
「furnish(供給する)」


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城17

*:「Yoy, I am so empty!
I hope the time is not lingering until next nourishment.」

*:「アカン、お腹ペコペコですわ!
はよ次の飯の時間にならんかなぁ。」


「lingering(長引く、ぐずぐずする)」
「nourishment(滋養物、栄養、食物、糧)」


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城18

*:「Now I must to prepare the edibles.
I am hard-working as to buzzing bee.」

*:「ほなそろそろご飯の支度せな。
ホンマ働き蜂みたいに働き詰めですわ。」


「edibles(食用品)」=複数形で。


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城19

*:「I'm a travellin' salesman, so I am.
I'm just after hearin' about the princess here.
She's a pure tomboy altogether, they say.」

*:「私は旅の商人です、ええ。
聞きましたよ、ここにはお姫様がいらさるんすべ。
城のみんなが言うには、彼女はなまら生粋のおてんば娘なんだとか。」

*:「It'd be grand if I could meet her and see for meself.
Just grand!」

*:「彼女に会わさったら素晴らしいんだべけどもなぁ。
いやホント!」


「grand(すばらしい、素敵な)」口語表現。



彼は、自分でも言っていますが「旅の商人」ですので、「ザモクスヴァの人間」ではありません。
ということは当然「ロシア訛り」でもありません。
ですので日本語訳も「関西弁」にはしていないのです。

…なのですが、彼には彼で「独自の訛り」があります。
英文セリフで、通常「myself」と言うべきところで「meself」と言っていることからそれが分かります。

というわけで日本語訳でも「それに対応した訛り」を入れた日本語訳にしています。

ただし「この訛り」については、現段階では解説しません。
「然るべき時が来たら」改めて解説することにします。


…しかし、良かったですなぁ、夢が叶って(笑)



ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城20

*:「Ah, don't be listenin' to him.
He means well, but he hardly has a good way with words.」

*:「あ、この人の言うことさ耳を貸さないでやってください。
悪気でないんですけど、言葉を選ばないタチだもんで。」



この人も「ロシア訛り」ではないんですよね。
ということは、この女性も「ザモクスヴァ人」ではないということになります。

「旅の商人の男性」の「お連れさん(妻?)」ということになろうかと思われますが、
私は日本版プレイ時「この旅の商人は”一人旅”」だと思っていました。
すなわち、「この女性はサントハイムの住人」だと思っていたのです。

日本版には「訛り」はありませんでしたので、「どこの住人なのか」ということは「言葉から」ではわからなかったのですが、
北米版では「言葉の訛り」によって「どこの人なのか」が「明確に」分かるようになっていますね。

これは非常に細かい事ですが、「北米版ならでは」と言える部分ですので、非常に興味深いポイントですね。




ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城21

*:「Tsar dictates me not to permit that you are passing.」

*:「私ら皇帝陛下に、皇女殿下をお通しするなと命令されとるんですわ。」


「dictate(権威を持って条件を課し指令する)」


ドラクエ4 北米版 ザモクスヴァ城22

*:「I appeal that you evacuate to your chamber, Tsarevna Alena.」

*:「お部屋にお戻りになっていただけませんか、ザーレヴナ・アリーナ殿下。」


「appeal(アピールする、懇願する、要請する)」
「evacuate(引きあげる、撤退する)」




どうやら「皇帝の命令に忠実」な家臣たちは「アリーナを城の外に出す気はない」みたいですね。
「出す気はない」というか、「出すことは出来ない」と言った方が正しいのでしょうけど。


とは言えそれでは話が進みません(笑)
何とかして城からの脱走を試みるしかありません(笑)



というわけで次回は、一度3階の「自室」に戻ってみることにしましょう。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: