DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(29)
前回無事「偽皇女誘拐事件」を解決したアリーナたち。
今回はヴレノアを出発し、南にあるという「エンドアへ続くテレポータル」を目指します。

ヴレノアの地下貯蔵庫を通り過ぎ、更に南下します。

すると、南端に「小さな施設」があるのが見えてきます。
早速中に入ってみましょう。


施設内部奥には「青白く光り、渦を巻いている装置」があるのが見えます。
そしてその手前には兵士が一人居ますね。
正面の壁の向かって右側は鉄格子が行く手を阻んでいますので、
左に開いた穴の方を通ってみたいと思います。

しかし、椅子に座っていた兵士がおもむろに歩き出し、通せんぼしてしまいます。

*:「This is teleportal for Endor.」
*:「ここはエンドアへ続くテレポータルです。」

*:「But Tsar is strictly ordered that you have no allowance for to pass.」
*:「せやけどあなた様はお通しするな、とザー陛下が厳命しとるんですわ。」
「strictly(厳しく、厳密に)」
「allowance(許容量、手当)」
親父ぃぃぃ!!!
やはりここにも「ザー・ステパン」の魔の手がっ!(笑)
おそらく父親としては、娘を「城に連れ戻す」ことはもはや諦め(笑)
とりあえず「ザモクスヴァ領内」に居るのであれば、外をほっつき歩いていても「黙認」することにしたのでしょうが、
さすがに「他国」にまでは行かせられない!ということなのでしょう^^;
現時点ではこの兵士はどうやっても通してくれません。
さすがに自国の家臣をやっつけるわけにはいかないし…^^;
このゲームの性質上そんなことは出来ませんけど(笑)
とにかく今はここにこれ以上居てもしょうがありませんので、
前回ヴレノアで聞いた「砂漠で開催されているバザー」にでも行ってみることにしましょうか。

テレポータルの建物から少し西に歩いて行くと砂漠が広がっているのが見えてきます。
そしてその砂漠の北端には「大きなテント」のようなオブジェクトがありますね。

「Alena reads the sign.」
「アリーナは看板を読んだ。」

「‘Desert Bazaar Now in Full Swing!’」
「‘砂漠のバザー、大盛況にて開催中!’」
「full swing(フルスイング、活況)」
やはりここが「Desert Bazaar(砂漠のバザー)」で間違いないようですね。
砂漠のド真ん中にいくつかテントが立っていて、武器屋や防具屋、宿屋などが立ち並んでいます。
しかし…
こんな砂漠の真ん中で、客は来るのか?
ま、それはともかく(笑)バザーを見て回ることにしましょう。

*:「Och! I've bought so many things that I dinnae ken hoo I'm goin' tae get them all home.
What a nyaff I am!」
*:「あれ!オラ調子こいてたくさん買い物し過ぎちまっただよ、どうせばこれらを全部家まで持って帰れるっつんだべな。
いや~、ほんとにバカだべ!」
「nyaff(馬鹿、腹立たしい人)」スコットランド訛り。
なんか懐かしい(笑)
この人はセリフの通り「スコットランド訛り」ですね。
第1章のバーランド人たちと同じです。
だからと言ってこの人も「バーランド人」なのかどうかは分かりませんが、
ともかくこれは「他国からわざわざこのバザーに買い物をしに来た人」の表現なのでしょう。
言葉に訛りのなかった日本版とは違い、
「他国からの来訪者」が「話す言葉で」そうだと分かる、という点は、非常に面白いポイントですね。

*:「It's been a long old time since we last held the bazaar here, I tell ya.
We been travellin' the world, see.」
*:「ハッキリ言ってさぁ、前にここでバザーをやったのは結構昔のことなワケよ。
俺たち世界を旅してっから。」
なんだその言葉遣い!(笑)
この人も「標準的な英語」ではなく、一部「一般的な言い方」とは違った言い方をしています。
「you」を「ya」と言ったり、「-ing」の最後の「g」を発音していなかったり(-in')、
本来とは違った「been」の使い方をしていたり。
ただし、これらは「どこの地方の訛り」とか言うのではなく「英語のスラング」です。
口語表現であったり、崩した表現であったりと、いわゆる「フォーマルな表現」ではないのです。
日本語で言えば「仲間内で話す、砕けた言葉遣い」に相当します。
ですので、私の日本語訳でも「崩した日本語」にしているのです(笑)
このバザーには何故かこういった口調の人が多く存在します。
もしかしたら「DRAGON QUEST IV」の世界には、「この口調が標準語」の国が存在しているのかもしれませんね。

*:「Howdy there! Can I interest you in some mighty fine pots?
Least you could do is take a look.」
*:「チーッス!どうこのイケてる壺、どう?興味ない?
ちょっとでもいいから見てってよ。」
「howdy」=あいさつに用いるアメリカ口語表現。「How do you do」の略。
日本語でこれと同様なのは、「こんにちはッス」の短縮形「チーッス」。
なんや!バカにしとんのか!
…でも、上述の通り、英文からして「How do you do」の短縮形「Howdy」が使用されているので、
ニュアンス的には「こんちはーっす」→「こんちゃーっす」→「ちゃーっす」→「ちーっす」が妥当なのです^^;

*:「How's about tryin' some nice tasty cookin'?
It's fit for royalty, I tell ya!」
*:「チョーイケてる料理試してみない?
ハッキリ言って、ここでしか食べらんないよ!」
「fit for royalty」=直訳「特許に相当する」

*:「If you folks are moseyin' over to Endor,
you should take a look at the tornament they got goin' on.」
*:「あんたたちエンドアへぶらっと行ってみる気があんならさ、
開催されてるトーナメントも見に行ってみたらいいよ。」

*:「I hear there's some sort of competition goin' on in Endor now, so I do.」
*:「なんか今エンドアで試合みたいのやってんだってよ、俺なら行ってみるね。」
「competition(コンペ、競争、試合)」
やっぱりここでも、「エンドアで開催されているトーナメント」が話題となっているようですね。
行けるものなら行ってみたいのですが…

*:「Tsarevna! You are eventually located!」
*:「ザーレヴナ殿下!こんなとこに居はったんですか!」

*:「You must to return at castle instantaneously.
It is Tsar... He is catastrophic situation!」
*:「今すぐ城にお戻りください。
ザー陛下が…陛下がホンマにものごっつヤバい状況なんですわ!」
「instantaneously(瞬時に、即座に)」
「catastrophic(破滅的な、悲劇的な)」
上記英文セリフは、本来なら「His Majesty(陛下)」と言うのが正しいのですが、
この兵士が「慌てている」ことの表現なのか、はたまた「製作の間違い(笑)」なのか、
普通に「He」と言っちゃってますね^^;
一応私の日本語訳では「His Majesty」として翻訳しています。
セリフから察するに、どうやらザモクスヴァのザー・ステパンの身に、
何かとんでもない事が起こったようです!
おそらくこの兵士は、アリーナたちの居場所を探していたのでしょう。
アリーナ
「…城に連れ戻そう思て、デタラメ言うてんちゃうの!?」
…ま、とりあえず(笑)一度ザモクスヴァ城に戻ってみた方がいいのかもしれません。
もしかしたら本当に大変な事が起こっているのかもしれませんし、
仮に嘘だったとしてもまた脱走すればいいだけですから(笑)
というわけで、次回は一度ザモクスヴァ城に戻り、父ステパンの様子を見に行ってみることにします。
今回はヴレノアを出発し、南にあるという「エンドアへ続くテレポータル」を目指します。

ヴレノアの地下貯蔵庫を通り過ぎ、更に南下します。

すると、南端に「小さな施設」があるのが見えてきます。
早速中に入ってみましょう。


施設内部奥には「青白く光り、渦を巻いている装置」があるのが見えます。
そしてその手前には兵士が一人居ますね。
正面の壁の向かって右側は鉄格子が行く手を阻んでいますので、
左に開いた穴の方を通ってみたいと思います。

しかし、椅子に座っていた兵士がおもむろに歩き出し、通せんぼしてしまいます。

*:「This is teleportal for Endor.」
*:「ここはエンドアへ続くテレポータルです。」

*:「But Tsar is strictly ordered that you have no allowance for to pass.」
*:「せやけどあなた様はお通しするな、とザー陛下が厳命しとるんですわ。」
「strictly(厳しく、厳密に)」
「allowance(許容量、手当)」
親父ぃぃぃ!!!
やはりここにも「ザー・ステパン」の魔の手がっ!(笑)
おそらく父親としては、娘を「城に連れ戻す」ことはもはや諦め(笑)
とりあえず「ザモクスヴァ領内」に居るのであれば、外をほっつき歩いていても「黙認」することにしたのでしょうが、
さすがに「他国」にまでは行かせられない!ということなのでしょう^^;
現時点ではこの兵士はどうやっても通してくれません。
さすがに自国の家臣をやっつけるわけにはいかないし…^^;
このゲームの性質上そんなことは出来ませんけど(笑)
とにかく今はここにこれ以上居てもしょうがありませんので、
前回ヴレノアで聞いた「砂漠で開催されているバザー」にでも行ってみることにしましょうか。

テレポータルの建物から少し西に歩いて行くと砂漠が広がっているのが見えてきます。
そしてその砂漠の北端には「大きなテント」のようなオブジェクトがありますね。

「Alena reads the sign.」
「アリーナは看板を読んだ。」

「‘Desert Bazaar Now in Full Swing!’」
「‘砂漠のバザー、大盛況にて開催中!’」
「full swing(フルスイング、活況)」
やはりここが「Desert Bazaar(砂漠のバザー)」で間違いないようですね。
砂漠のド真ん中にいくつかテントが立っていて、武器屋や防具屋、宿屋などが立ち並んでいます。
しかし…
こんな砂漠の真ん中で、客は来るのか?
ま、それはともかく(笑)バザーを見て回ることにしましょう。

*:「Och! I've bought so many things that I dinnae ken hoo I'm goin' tae get them all home.
What a nyaff I am!」
*:「あれ!オラ調子こいてたくさん買い物し過ぎちまっただよ、どうせばこれらを全部家まで持って帰れるっつんだべな。
いや~、ほんとにバカだべ!」
「nyaff(馬鹿、腹立たしい人)」スコットランド訛り。
なんか懐かしい(笑)
この人はセリフの通り「スコットランド訛り」ですね。
第1章のバーランド人たちと同じです。
だからと言ってこの人も「バーランド人」なのかどうかは分かりませんが、
ともかくこれは「他国からわざわざこのバザーに買い物をしに来た人」の表現なのでしょう。
言葉に訛りのなかった日本版とは違い、
「他国からの来訪者」が「話す言葉で」そうだと分かる、という点は、非常に面白いポイントですね。

*:「It's been a long old time since we last held the bazaar here, I tell ya.
We been travellin' the world, see.」
*:「ハッキリ言ってさぁ、前にここでバザーをやったのは結構昔のことなワケよ。
俺たち世界を旅してっから。」
なんだその言葉遣い!(笑)
この人も「標準的な英語」ではなく、一部「一般的な言い方」とは違った言い方をしています。
「you」を「ya」と言ったり、「-ing」の最後の「g」を発音していなかったり(-in')、
本来とは違った「been」の使い方をしていたり。
ただし、これらは「どこの地方の訛り」とか言うのではなく「英語のスラング」です。
口語表現であったり、崩した表現であったりと、いわゆる「フォーマルな表現」ではないのです。
日本語で言えば「仲間内で話す、砕けた言葉遣い」に相当します。
ですので、私の日本語訳でも「崩した日本語」にしているのです(笑)
このバザーには何故かこういった口調の人が多く存在します。
もしかしたら「DRAGON QUEST IV」の世界には、「この口調が標準語」の国が存在しているのかもしれませんね。

*:「Howdy there! Can I interest you in some mighty fine pots?
Least you could do is take a look.」
*:「チーッス!どうこのイケてる壺、どう?興味ない?
ちょっとでもいいから見てってよ。」
「howdy」=あいさつに用いるアメリカ口語表現。「How do you do」の略。
日本語でこれと同様なのは、「こんにちはッス」の短縮形「チーッス」。
なんや!バカにしとんのか!
…でも、上述の通り、英文からして「How do you do」の短縮形「Howdy」が使用されているので、
ニュアンス的には「こんちはーっす」→「こんちゃーっす」→「ちゃーっす」→「ちーっす」が妥当なのです^^;

*:「How's about tryin' some nice tasty cookin'?
It's fit for royalty, I tell ya!」
*:「チョーイケてる料理試してみない?
ハッキリ言って、ここでしか食べらんないよ!」
「fit for royalty」=直訳「特許に相当する」

*:「If you folks are moseyin' over to Endor,
you should take a look at the tornament they got goin' on.」
*:「あんたたちエンドアへぶらっと行ってみる気があんならさ、
開催されてるトーナメントも見に行ってみたらいいよ。」

*:「I hear there's some sort of competition goin' on in Endor now, so I do.」
*:「なんか今エンドアで試合みたいのやってんだってよ、俺なら行ってみるね。」
「competition(コンペ、競争、試合)」
やっぱりここでも、「エンドアで開催されているトーナメント」が話題となっているようですね。
行けるものなら行ってみたいのですが…

*:「Tsarevna! You are eventually located!」
*:「ザーレヴナ殿下!こんなとこに居はったんですか!」

*:「You must to return at castle instantaneously.
It is Tsar... He is catastrophic situation!」
*:「今すぐ城にお戻りください。
ザー陛下が…陛下がホンマにものごっつヤバい状況なんですわ!」
「instantaneously(瞬時に、即座に)」
「catastrophic(破滅的な、悲劇的な)」
上記英文セリフは、本来なら「His Majesty(陛下)」と言うのが正しいのですが、
この兵士が「慌てている」ことの表現なのか、はたまた「製作の間違い(笑)」なのか、
普通に「He」と言っちゃってますね^^;
一応私の日本語訳では「His Majesty」として翻訳しています。
セリフから察するに、どうやらザモクスヴァのザー・ステパンの身に、
何かとんでもない事が起こったようです!
おそらくこの兵士は、アリーナたちの居場所を探していたのでしょう。
アリーナ
「…城に連れ戻そう思て、デタラメ言うてんちゃうの!?」
…ま、とりあえず(笑)一度ザモクスヴァ城に戻ってみた方がいいのかもしれません。
もしかしたら本当に大変な事が起こっているのかもしれませんし、
仮に嘘だったとしてもまた脱走すればいいだけですから(笑)
というわけで、次回は一度ザモクスヴァ城に戻り、父ステパンの様子を見に行ってみることにします。
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ