DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(30)

前回砂漠で開催されているバザーにおいて
「ザモクスヴァの皇帝ステパンがとんでもないことになっている!」という情報を聞いたアリーナたち。
というわけで今回は一度ザモクスヴァ城に帰ってみることにします。


現在地であるバザーからザモクスヴァ城までは結構距離があり、
今までたどってきた道を歩いて戻るのもめんどくさいので(笑)
このアイテムを使用することにします。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変1

「Chimaera wing(カイミラ・ウィング)」
「Can be used to return to any previously-visited location.
(使用すれば、一度訪れた如何なる場所にも戻ることが出来る。)」



日本版の「キメラの翼」に相当する消費アイテムです。
北米版の名称も一見全く同じ意味であるように思えますが、
実は北米版「DRAGON QUEST IV」においては少し「差異」があります。

ドラクエにおける「キメラ」とは「ゲーム中に登場するモンスターの名前」です。
このアイテムは「そのモンスターの翼」という意味ですが、
「DRAGON QUEST IV」に「キメラという名前のモンスター」は登場しません。

「キメラの翼」はドラクエシリーズおなじみのアイテムの一つなのですが、
「キメラ」というモンスター自体は「ドラクエシリーズにいつも必ず登場している」わけではなく、
この「DRAGON QUEST IV」のように「登場しない作品」もあるのです。


日本版や、他の「DRAGON QUEST(DRAGON WARRIOR)」シリーズを知っていれば、
「Chimaera wing」は「Chimaera」という名前のモンスターの翼である、ということが分かるのでしょうが、
この「DRAGON QUEST IV」だけを見てみると、「Chimaera」はモンスターとしては登場しないので、
あるいは「chimaera」という「単語の意味そのもの」がフィーチャーされてしまうかもしれません。



「キマイラ(古ギリシア語: Χίμαιρα, Chimaira)」は、ギリシア神話に登場する怪物である。
ラテン語では「キマエラ(Chimæra, Chimaera)」、ヨーロッパのいくつかの言語では「キメラ(Chimera)」といい、
英語では「キメラ、キメイラ、またはカイメラ(Chimera)」、フランス語では「シメール(Chimère)」という。
名前の意味は「牡山羊」である。
テューポーンとエキドナの娘。ライオンの頭と山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ。それぞれの頭を持つとする説もある。
~Wikipediaより~


上記の説明の通り「Chimaera」とは、いわば「合成魔獣」と言えるような伝説上の怪物で、
日本における妖怪の「鵺(ぬえ)」のような感じです。
このモチーフは、ゲームにおいてもモンスターなどの題材として時折使われており、
「ファイナルファンタジーシリーズ」に登場する「キマイラ」というモンスターが、
元々の題材に最も近いヴィジュアルの有名どころだと思います。

しかし、「ドラクエシリーズ」におけるキメラは「合成魔獣」ではなく「有翼の鳥のようなモンスター」なので、
一般的に知られている「Chimaera」という単語とは「かけ離れたイメージ」のモンスターなのです。

ドラクエのモンスターである「Chimaera」を知らないプレイヤーにとっては、
アイテム「Chimaera wing」は「合成魔獣の翼」という意味になってしまいます。
そして、元々の「Chimaera」像にはそもそも「翼が無い」ので、
これは一体どういうことだよ!?ワケワカラン!!
と思われてしまうかもしれませんね(笑)
ニュアンス的にはヤギの翼というくらい変な言葉です(笑)

まあ「DRAGON QUEST IV」の世界では「そういう物」だとして、
別に深く考えず素直に受け入れられるものなのかもしれませんが^^;




さて、それではゲームに戻ります。

「Chimaera wing」を使用すると、次に行き先選択画面になります。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変2


このように、説明文の通り「今まで訪れたことのある場所」のリストが出てきます。

しかし、(最初の)説明文とは異なり「全ての」場所に戻れるわけではなく、
何故か「行先として登録されない」場所が存在します。
現時点で言えば「Zalenagrad」がそうです。

まあ、ザリーナグラッドはザモクスヴァの目と鼻の先なので、登録されなくても大した問題ではありませんが。


ここでは行き先を「Zamoksva」にします。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変3

「Kiryl throws the chimaera wing into the air!」

「カーリルはカイミラ・ウィングを空に放り投げた!」



すると、一行は大空高く舞い上がり、一瞬にして目的地に到着します。
エフェクトは第1章に登場したアイテム「Talaria」を使用した時と同じです。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変4


それでは早速お城の中に入ってみることにしましょう。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変5

*:「It is happy to see you returned, Your Highness.」

*:「お帰りなさいませ、殿下。」



そして、道を開けてくれた門兵たちの横を通り抜け、城内に入ると…


ドラクエ4 北米版 ザーの異変6


なんと、また道を閉ざしてしまいます!


ドラクエ4 北米版 ザーの異変7

*:「Tsar dictates me not to permit that you are passing.」

*:「私ら皇帝陛下に、皇女殿下をお通しするなと命令されとるんですわ。」

*:「I appeal that you evacuate to your chamber, Tsarevna Alena.」

*:「お部屋にお戻りになっていただけませんか、ザーレヴナ・アリーナ殿下。」



彼らのセリフは、第2章冒頭と全く同じです。
すなわちまた閉じ込められたということになります(笑)


しもたぁぁぁ!!!騙されたぁぁぁ!!!
しかし、アリーナの部屋の壁は穴が開いたままですので(笑)
また城から脱走するのも容易です(笑)

とりあえず、父ステパンに会うために玉座の間へ行ってみましょう。



ドラクエ4 北米版 ザーの異変8

*:「It is catastrophe!
Tsar Stepan's vocal chords have ceased in their function!」

*:「これは一大事でっせ!
ザー・ステパン陛下の声帯になんぞ起こってしもて、声が出せなくなってしもたんですわ!」


「vocal chords(声帯)」=直訳「声の腱」
「cease(やむ、終わる)」=「stop」
「function(機能、働き)」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変9

ドラクエ4 北米版 ザーの異変10

「The Tsar looks like he wants to say something.」

「皇帝は何か言いたそうだ。」



どうやら「皇帝にとんでもない事が起こった!」というのは
紛れもない事実だったようですね。
しかも一切何も話せなくなってしまったみたいです!
別に騙されたわけではなかったんですね^^;


しかし、声が出せなくなったということは…
「皇帝の務め」はどうするんだ!?
内政やらの指示出しは!?

いや、意思の疎通とかは「筆談」でもすればいいか…

って、そういう問題じゃないですね^^;



ドラクエ4 北米版 ザーの異変11

*:「How can this occur?
To where is Tsar's voice disappeared?」

*:「何が起こっとるんですやろか?
ザー陛下のお声はどこへ消えてしもたんです?」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変12

*:「I am burdened to not allow news of this in the public,
but it is more harder every day.」

*:「この事は公にならんよう厳しゅう緘口令を敷いとるんですけども、
せやけど私には荷が重すぎます、これから毎日こんなんずーっとやなんてとても無理ですわ。」


「burden(荷を背負わせる、重荷になる)」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変13

*:「I have idea! Old Starek might have helpful knowledge on this problem.
He live in room close by back garden from castle.」

*:「せや!スターレク翁なら、この問題を解決するのに役立つ知識を持ってはるかもわかりません。
翁は城の裏庭近くの部屋に住んどりますさけ。」



どうやら裏庭に、「Old Starek(オールド・スターレク)」なる人物が住んでいるようですね。
大臣曰く「彼なら何か知っているかも」とのこと。
だったらさっさと聞きに行けよ!


老人の名前「Starek(スターレク)」というのは、現実の欧米にも実在する「苗字」です。
ただ「ロシア特有」というわけではありません。
一応キリル文字で書くと「Старек」となります。

ロシアずくしの「Zamoksva」にあって、随分「普通の苗字」だなーとか思いましたが、
どうやらこれの由来は、ロシア語で「老人」を意味する「Старик(スタリーク、英:Starik)」のもじりのようです。
であるならばなかなか上手い名前ですね(笑)



ドラクエ4 北米版 ザーの異変14

*:「Our country pivots around Tsar Stepan.
It will fall in pieces if people will know this news.
You must keep private.」

*:「我らの国はザー・ステパン陛下にかかっとるんです。
もしこの事が民衆に知れ渡ったら、ザモクスヴァはバラバラになってしまうでしょう。
せやから殿下、この事はどうかくれぐれもご内密に。」


「pivot ~(~で決まる、~にかかっている)」
「fall in pieces(バラバラになる)」=直訳「欠片になって落ちる」



いずれにせよ「皇帝の一人娘」としては、この一大事を放っておくわけにはいきません。
大臣が言っていたスターレク翁に会いに行って、彼に知恵を貸してもらうことにしましょう。



老人が住んでいる部屋は、アリーナの部屋の穴から出て城の裏手に回った所の1階にあります。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変15


この扉には鍵がかかっていますが、
ヴレノアで手に入れた「Thief's key(泥棒の鍵)」で鍵を開けることが出来ます。

それにしても…
なんでこんな所に住んでるんだ!?

この部屋は、城の内部から「直接」行くことが出来ません。
アリーナのこの行き方は、いわば「イレギュラーな行き方」であり、
通常の行き方であれば「城壁の外」をぐるっと迂回しなければたどり着けないのです。

しかも扉には鍵がかかっていますし…



今流行りの「引きこもり」ってやつですか!?
まあおそらく「離れに隠遁している」ということを表現しているのでしょうが…
それにしても場所がちょっと込み入り過ぎちゃいませんか?^^;
日常生活を送るのにも、何かと不便なような気がしますけど^^;



まあともかく、部屋の中に居る老人に話を聞いてみます。


ドラクエ4 北米版 ザーの異変16

*:「The voice from Tsar Stepan is ceased to work?
This is terrible!」

*:「ザー・ステパン陛下の声が出なくなってしもたですと?
そりゃえらいこっちゃ!」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変17

*:「Oh! Now it is all finished for our country!」

*:「もうアカンわ!この国もおしまいでんがな!」



いや、ちょっとオーバー過ぎじゃね?^^;
ていうか、こちとらそうならないために「御知恵を拝借」しに来てるんですけど^^;



ドラクエ4 北米版 ザーの異変18

ドラクエ4 北米版 ザーの異変19

*:「Forgive me.
I am too much carrying myself away.」

*:「あ、こりゃえらいすんまへん。
ちょっと興奮し過ぎましたわ。」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変20

*:「Come to consider it, I recall Josef Starling, the poet,
have the non-functioning voice one time in past.」

*:「よう考えてみたら、詩人のジョゼフ・スターリングのことを思い出しましたわ、
彼も一度、過去に声を失ったことがあったんですわ。」


「recall(思い出す、思い起こす)」


ドラクエ4 北米版 ザーの異変21

*:「Now his voice is most beautifullest in all motherland.
Perhaps he awares something.」

*:「せやけど今では祖国一の美声の持ち主。
或いは彼が何か良い解決法を知っとるんちゃいますやろか。」



ああ、あの独裁者みたいな名前の吟遊詩人か…(笑)

でも、彼の過去の受難は、今回のステパン皇帝と「症状が同じ」だったみたいですね。
であるならば確かに何か知っているかもしれません。


と言うわけで次回は、城の隣町「Zalenagrad」に行ってみることにしましょう。
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