Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(120)
それでは今回は、この「従業員エリア」を調査してみたいと思います。
…といいつつ、状況のほとんどは「以前調べた時」とそれほど大きくは変わっていません。
たった1点を除いては!
というわけでそこを調べます。
それはもちろん、この「塞がれた排水口」ですね。(笑)
アシスタントの少女ペニーが不器用ながらも一生懸命補修した代物です。^^;
「補修」というにはあまりにシッチャカメッチャカな出来ですけどね。(笑)
Maya
「So, the fanboy they were talking about in the trial today...」
マヤ
「今日の審理で話題になってたサムライオタクの男の子ってさ…」
Maya
「He came in through that drain?」
マヤ
「あの排水口を通って中に入って来てたのかな?」
Phoenix
「So it seems.
I guess they covered it up in a hurry.」
フェニックス
「そうみたいだね。
だから大急ぎで塞いだんじゃないかな。」
Maya
「Hey...
Hey, Nick!」
マヤ
「ねえ…
ねえ、ニック!」
Maya
「If that drain's covered,
the boy won't be able to get in.」
マヤ
「排水口が塞がれちゃってたらさ、
その子、中に入って来れないってことだよね。」
Phoenix
「Uh, yeah. I think that was the idea...?」
フェニックス
「う、うん、そうだね。そう考えるのが自然だと思うけど…?」
Maya
「I feel kinda sorry for him, though.
Don't you?」
マヤ
「でも、それってなんか可哀想。
ね、そう思わない?」
いきなりどうしちゃったの?^^;
同じ「サムライオタク」としてシンパシーを感じちゃったんですか?^^;
でも、「Don't you?」って聞かれましても…
どこの誰かも知らない少年が、
ただ単に「不法侵入」出来なくなったというだけのことですから、
こっちとしては特に何の感慨も湧かないんですけど…^^;
別に「サムライオタク」でもなんでもないですし。(笑)
Phoenix
「What, you want to rip the grate off?」
フェニックス
「なんだよ、もしかして排水口のフタを剥がしたいの?」
「rip off(剥がす、はぎ取る、巻き上げる)」
Maya
「Really, Nick?
We can!?」
マヤ
「ほんと!?ニック?
やっちゃっていいの!?」
いや、「良い」とは言ってないんですけど…^^;
しかしそれにしても、
なんと見事なマヤさんの「誘導尋問」!
上記セリフにおいてマヤは、「剥がしたい」とは一言も言っていません!(笑)
あくまで「可哀想じゃない?」と言っただけです。^^;
しかしその思わせぶりな態度から、
ついうっかりフェニックスは「剥がしたいの?」と聞いてしまったのです。^^;
まるで「フェニックスが提案した」かのように!(笑)
…次の審理からマヤが「反対尋問」したほうがいいんじゃね?(笑)
Phoenix
「(Whoa... she's serious?
Uh oh...)」
フェニックス
「(うわ…このコ、マジかよ?
うーん…どうしたものか…)」
いや止めろよ!
悩んでる場合じゃないでしょ!^^;
しかし無情にも
この「選択肢」が私を誘惑してきます。(笑)
「Rip it open」
「剥がして開ける」
Phoenix
「Well, I guess some things are just made to be broken.」
フェニックス
「ま、どんな物でもいずれは壊れる運命にあるんだろうけどね。」
をい!そんな「悟ったような事」を言ってる場合かっ!?
それは「手先が不器用なアシスタント」が、
涙ぐましい努力によって必死に塞いだ物なのですぞ!?
しかしもはや…
誰も彼らを止めることは出来ません…(笑)
Maya
「Yay! You know, Nick, you're pretty swell sometimes.」
マヤ
「イェイ!ニックってば、時々かなりダイタンだよね。」
「swell(増大する、高まる)」
Phoenix
「(Sometimes...?)」
フェニックス
「(時々、だって…?)」
ツッコミどころはそこじゃない!^^;
Maya
「Hiii-ya!」
マヤ
「はぃぃぃやぁっ!」
マヤさんの「気合一閃」が炸裂し、
「ペニーの努力」は無残にも「跡形もなく」崩れ去ってしまいます。^^;
Maya
「There. That should make the kids happy.」
マヤ
「よし。これで子供たちもまたハッピーだね。」
Phoenix
「The things we do...」
フェニックス
「僕たちのしたことって…」
一体なんの意味があるの!?
あなたたちにとって、一体なんの「得がある」って言うのよっ!!?
ハッキリ言ってこれは全くなんの意味もない「衝動的破壊行為」でしかありませんが^^;
こうしておけば「のちの展開」に「ある大きな影響」を及ぼしますので、
この「排水口のフタを剥がしておく」事にも、勿論ちゃんと意味があります!(笑)
…しかしこれ、あまりにもキレイさっぱり壊されてしまいましたので、
もし「出所した(釈放された)オールドバグ」が「この状態」を見てしまったとしたら…
「ちゃんと直しとけって言っといたのに、
全然排水口が塞がれてないじゃないか!あの小娘ぇぇぇ!!!」
とお怒りになられてしまうかもしれません。^^;
当然その怒りの矛先を向けられたペニーは、
「え!?ちゃんと言われた通りに塞いでおいたのに!
なんで!?どうして???」
とパニックになっちゃうかもしれませんね。^^;
しかし、それもこれも全ては過去の事!
もう「やっちゃった」んだもん、しょうがないよね☆
というわけでここでの調査(?)は終了です。(笑)
次は、素知らぬ顔でスタジオ正門前に戻ります。(笑)
Penny
「Oh... hello.」
ペニー
「あら…また会いましたね。」
Maya
「Ho hoh! You look a little out of place.」
マヤ
「あはは!なんかちょっと、この場所には不釣り合いって感じだね。」
「out of place(場違いな、不適切な)」
Penny
「It's the clothes, isn't it?」
ペニー
「この服装のせいじゃないですか?」
Penny
「I thought my camo vest might do the trick...」
ペニー
「この迷彩柄のベストを着ていたら…」
「camo(迷彩)」=緑や茶色などの斑点模様。主に陸軍が使用する。
Penny
「Kind of an ”alternative guard fashion” thing.」
ペニー
「”究極の防衛ファッション”として誤魔化せるかも、と思ったんですけどね。」
「alternative(二者択一の、究極の)」
それがまさに「場違い」の主要因になっちゃってると思うけど…^^;
…しかしそんなことよりも……
「従業員エリア」にはしばらく行かない方が良いと思うよ!(笑)
さて、このペニーも立派な「スタジオの関係者」です。
当然スタジオについて「ある程度事細かな」情報をいくつか持っているはずです。
というわけで次回は、彼女に「今日の審理を踏まえた」質問を色々とぶつけてみたいと思います。
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