Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(121)
それでは今回、スタジオ正門前に居るペニーに聞き込み調査を行いたいと思います。
「The studios」
「スタジオについて」
Phoenix
「So, how are the studios doing?」
フェニックス
「それで、今スタジオはどうなってるの?」
Penny
「There's police wandering around everywhere, it's terrible.」
ペニー
「警察の人たちがそこかしこ捜査しているので、全然仕事にならない感じですね。」
Penny
「They won't even let me clean up.
Don't want me ”disturbing evidence.”」
ペニー
「掃除さえもさせてもらえないんですよ。
”現場の現状保存の邪魔”をされたくないみたいで。」
Penny
「I haven't even cleaned up our lunch plates from the day of the murder!」
ペニー
「だから、当日の私たちの昼食のお皿でさえも、
事件の時からずっとそのままの状態で放置されているんです!」
Phoenix
「You mean those plates with the steak bones left over on them in the employee area?」
フェニックス
「それって従業員エリアにある、ステーキの骨が残されている皿のこと?」
Penny
「Yeah.
Can you believe it?」
ペニー
「そうです。
ほんと、こんなことって信じられませんよね?」
確かに以前従業員エリアを調査した時に、
テーブルの上に「T-bone steak(ティーボーン・ステーキ)」の骨と思われるものが、
皿の上にそのまま残っていましたね。
前回の調査時には調べませんでしたが、今現在も「当時のままの状態で」しっかり保存されています。
「不衛生」ではありますが、「何が事件の証拠となるか分からない」ため、
警察が「現場を可能な限り当時の状態のまま”保存”する」のは当然でしょう。
「スタジオのスタッフ」にとっては「いい迷惑」なんでしょうけどね。^^;
「The fanboy」
「サムライオタクについて」
Maya
「Do kids sneak in here a lot?」
マヤ
「子供たちが沢山侵入して来るってほんと?」
Penny
「Well...」
ペニー
「そうですね…」
Penny
「I don't think there's that many of them,
but I do see one in particular a bunch.」
ペニー
「沢山居たとは私には思えないんですけど、
でも一人は見たことがありますよ。」
「particular(特に)」=数ある同類の中から特定して指定する。
Penny
「He's always gawking at the sets,
or snapping pictures.」
ペニー
「その子はいつもセットに見とれていて、
写真を撮ったりしていましたね。」
「gawk(ぽかんと見とれる)」口語表現。
Penny
「You should see Old Windbag's eyes flash when she sees him.」
ペニー
「でもその子を見つけると決まって、おしゃべりお婆さんが目を光らせていたんですよ。」
だから、「Wendy Oldbag」だってば!^^;
もしかして裏では日常的にそのあだ名で呼んでるの?^^;
Penny
「She has a bit of trouble catching him though...」
ペニー
「でも、その子を捕まえるのは困難だったみたいでした…」
どうやらペニーは「沢山居るサムライオタクの子供たち」の内、
「その一人と思しき子供」を実際に目撃していたようですね。
その子は「写真を撮っていた」とのことなので、
必然的に「カメラを持っている」ということになります。
「The director, et al.」
「ディレクター、他について」
「et al.(その他の人)」=ラテン語「et alii(=and others)」の短縮形。
Phoenix
「I heard something at the trial today.」
フェニックス
「今日の審理で聞いたんだけど。」
Phoenix
「They said that the director and producer were here the day of the murder...」
フェニックス
「事件当日のスタジオにはディレクターとプロデューサーも居た、って…」
Penny
「Oh, sorry...」
ペニー
「あ、ごめんなさい…」
Penny
「I was in the prop storage room, so I didn't see them.」
ペニー
「私はあの時小道具保管室に居たので、彼らには会ってないんです。」
Penny
「I guess they were here, though.」
ペニー
「でも、ここに居たことは確かだったと思います。」
Penny
「The studio head seemed pretty eager to keep us quiet.」
ペニー
「スタジオ上層部は、くれぐれもそのことは内密にしておいてくれ、
とかなりしつこく言ってたみたいですから。」
「eager(しきりに求めて、熱望して)」
Maya
「So they were trying to protect the director?」
マヤ
「それじゃ、ディレクターさんを守ろうとしてたってこと?」
Penny
「More the producer, really.」
ペニー
「と言うよりは、プロデューサーのほうでしょうね。」
Penny
「The producer's our real star here.」
ペニー
「プロデューサーは本当の意味でスターですから、このスタジオにとって。」
Penny
「She saved these studios from the brink of disaster and kept them running.」
ペニー
「彼女はスタジオが倒産の危機に瀕していたのを助けて、今の経営状態まで立て直したんです。」
「brink(崖っぷち、水際、瀬戸際)」
Penny
「I don't think we'd still be in business
if it weren't for that producer!」
ペニー
「もしプロデューサーが居なかったら、
私たちは今みたいに番組の撮影をするなんて出来なかったと思います!」
Phoenix
「(The producer, huh?)」
フェニックス
「(プロデューサー、ねぇ?ふーん…)」
…現時点でペニーに聞けることは以上です。
正直「事件の核心」に通ずるような事は、彼女もほとんど何も知らないようですが、
彼女の話から分かったことは、
「プロデューサーはグローバル・スタジオの”救世主的存在”だった。」ということ、
それゆえに「スタジオ上層部からは”かなり優遇されている存在”なのだろう。」ということです。
そして更に、「英語の特性」により「プロデューサーは女性」であることも分かります。
ちなみに「ディレクター」の方は、以前に会話の中で「彼」と言われているので「男性」ですね。
やはり「事件のキー」になっているのは「彼ら」、特に「女プロデューサー」なのでしょう。
「彼女ら」について、もっと詳しく調査する必要があるようです。
さて、現時点でペニーに聞けることはもうありませんので、場所を移動したいと思います。
というわけで次回は、今回の捜査ではまだ訪れていない「スタジオ」方面へと行ってみることにいたしましょう。
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