DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(60)

前回マハバラの弟子「Oojam(ウージャム)」を仲間にし、
敵の魔法を封じる力があるという「Sphere of silence(静寂の珠)」と、
一瞬にしてゲーム内時間を夜に出来る「Night light(常夜灯)」の二つのアイテムを入手しました。

ウージャムによると、仇であるバルザックは「多くの魂を捧げることによって強大な力を手に入れた」とのことでしたが、
彼の「現在の居場所」についてはわかりませんでした。
おそらくウージャム自身知らないのでしょう。

次に行くべき目的地の当てがなくなってしまいましたので、
ここは一度レッセ・フェアの町に戻ってみることにします。


洞窟を出て一路レッセ・フェアへと戻りますが、「昼」では以前の時と同じ情報しか聞けないでしょう。
というわけで、前回手に入れた「Night light」を早速使用し、時間を「夜」にします。
なお、「Night light」には使用制限はなく、何度でも使うことが出来ます。


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜1
ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜2


夜の町では人々の配置、およびセリフの内容が変化しています。
人々に話を聞いて回ることにしましょう。



ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜3

*:「Blast! Where did Blondelle go?」

*:「クソッ!ブロンデールのやつめ、どこへ行きやがったんだ?」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜4

*:「This is perfect timing, this is!
Just when she's been summoned to the Palais de Léon.」

*:「まったく、なんてタイミングの良さだ!
ちょうどパレ・デュ・リオンからお呼びがかかったとこだったってのに。」



この男性は以前も「Blondelle(ブロンデール)」という名前の女性を捜していましたね。
どうやらそのブロンデールは、「Palais de Léon(パレ・デュ・リオン)」という所から召喚されたのと同じタイミングで
行方をくらませてしまったようです。



ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜5

*:「Zzz... Zzz... Dear Goddeszzz...
Give me strength...to guide my wreched flock...
Zzz... Zzz...」

*:「グゥグゥ…グゥグゥ…親愛なる女神さグゥグゥ…
迷える子羊を導く…力を、どうか私にお与えください…
グゥグゥ…グゥグゥ…」


「wreched(あわれな、不幸な)」



この神父さんは、日中は宿屋奥に続くドアの前で通せんぼをしていましたが、
夜はさすがに寝てしまっているようです。
ということは、「今なら」奥に行けるということですね。



ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜6

Blondelle
「Non! Do not make me go to ze castle! Please!
Pretend you never saw me 'ere.」

ブロンデール
「嫌!私をお城に連れて行かんで!お願い!
ウチには会わんかったっちゅうこつにしとってよ。」


「Pretend you never saw me here.」=直訳「ここで私には会わなかったと偽ってくれ。」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜7

Blondelle
「I've 'eard what's 'appening zere. At ze Palais de Léon.
Zere 'as been a coup d'état. Ze old king of zis land 'as been murdered!」

ブロンデール
「ウチ、何があったんか聞いたんよ。パレ・デュ・リオンで。
あの城ではクーデターの起こったとよ。前ん王様は殺されてしもたとばい!」


「coup d'état (coup d'etat)」=「クーデター、武力政変」。フランス語だが英語でもそのまま使われる。


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜8

Blondelle
「And ze new Marquis Régent is doing some 'ideous experiments.
I 'eard zem talking about it. Alchemy, or something, zey said.」

ブロンデール
「そいで、新しい王様代理ん人な、なんか恐ろしか実験ばしとるんやって。
皆の言うとるんば聞いたとよ。錬金術かなんかん実験げなんやっとるって。」


「Marquis Régent(国王代理)」
「marquis」は「~侯(爵)、貴族」、
「régent(regent)」は「不在の支配者に代わって実権を握る者」の意。
直訳では「国王代理の侯爵」。
「hideous(見るも恐ろしい、忌まわしい)」古期フランス語由来。
「experiment(科学上の実験)」



やはりこの女性が「行方をくらませたブロンデール」本人だったみたいですね。
先程彼女を捜している男性が「ちょうど城から呼ばれたタイミングで居なくなった」というようなことを言っていましたが、
彼女は「城に行きたくないから」姿を隠していたんですね。



続いて、昼は営業時間外だったため入れなかった「パブ」に行ってみましょう。


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜12

*:「Come in. Everyone is welcome 'ere.
Drink, dance and forget ze ennui of ze day.」

*:「いらっしゃい。ここでは誰でも大歓迎たい。
飲んで踊っち、今日ん憂さば吹き飛ばしていっちね。」


「ennui(アンニュイ、退屈)」フランス語だが英語でもそのまま使われる。


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜9

*:「Ah, you're Mr. Maba... Mr. Mala...? Hic!
Mr. Mahabala's daughters, aren't you?」

*:「ああ、あんたら確かマバ…いや、マラ…?ヒック!
マハバラさんの娘たち、だろ?」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜10

*:「How did his whole turning iron into gold thing work out then, eh?
...Hm? You don't know?」

*:「ほんと、どうやって鉄を金に変えていたんだろうな?その技術を教えてほしいもんだぜ。
…ん?あんたらは知らないってのか?」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜11

*:「Yeah... Hic! If you could do that... Hic!
You'd be a king, wouldn't you? Hic!」

*:「そうか…ヒック!まあいいや、もしそんなことが出来るなら…ヒック!
王様にでもなれるだろうさ、そうだろ?ヒック!」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜13

*:「Zey say Mahabala was killed by 'is own student, Balzack.
But why would anyone kill an alchemist?」

*:「マハバラは自分の生徒んバルザックに殺されたっち、みんな言うとるばってん。
なしけんなんやろうな?錬金術師ば殺して、いったいなんの得があると?」



…確かに、「バルザックが自分の師匠を殺害した理由」については、よく解かっていませんね。
ただ「殺す程の何かがあった」のは確かなのでしょう。



ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜18

*:「Alchemy? Yes, I've heard of it.
It's a way of turning iron into gold, isn't it?」

*:「錬金術?ああ、聞いたことがあるよ。
確か鉄を金に変える技術、のことじゃないかな?」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜19

*:「I'm sure plenty of people are researching it,
but I bet none of them have had any luck!」

*:「ま、人類の夢ってやつなんだろうけどね、
でもそんなこと出来っこないさ!」


「plenty(豊富、多量)」



「錬金術」に関しては、私も以前解説をしましたが、
る技」の名が表わす通り、安価な鉄などの「卑金属」から
高価な「金(貴金属)」を錬成しようとする技術のことです。

ただし現実世界においては、如何なる化学反応を用いても「卑金属から金を錬成する」ことは「不可能」であり、
原子物理学では、かろうじて「核分裂」や「核融合」で「金を生成する」ことが「理論上可能」ではありますが、
いわゆる「錬金術師たちが夢見たような」金儲けのための金の生成という意味では現実的ではありません。
ましてや中世の技術力では「到底実現不可能」だったわけで、
現実の歴史においては実際の錬金術師たちの「夢」は叶うことなく潰えてしまったわけですが、
その研究の過程から多くの「現代化学の知識や技術などの土台」が出来上がったのも事実ですので、
単純に「科学が未成熟だった時代の愚かな思想」と断ずることは出来ません。

まあこれは「錬金術」に限った話ではなく、
現在の「科学」が多くの「失敗の積み重ね」の上に築き上げられていることは自明の理ですね。



さて、それでは最後に劇場の支配人にも話を聞いてみましょう。


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜20

Manager Artois
「Ze castle is summoning many young women zese days.
Apparently zere are many parties zere.」

マネージャー・アルトワ
「ここ最近、お城に多数ん女子(おなご)たちの呼び出されとるとばい。
ま、きっとえらいいっぱいパーティーでもしよるんやろうな。」


ドラクエ4 北米版 レッセ・フェア夜14

Manager Artois
「Pardon? Where is ze castle?
Oh là là, it is far away from 'ere.
North even from Aubout du Monde.」

マネージャー・アルトワ
「え?そん城はどこさあっけんかって?
うん、ここからだと結構距離のあっけんばい。
オウバウト・デュ・モンドよりも更に北に行った所に建っとるとよ。」


「Oh là là!」=「おっと!」などに相当するフランス語の間投詞。



…夜のレッセ・フェアで、有益と思われる情報がたくさん聞けました。
ここで、今まで得た情報を整理してみたいと思います。


1)「Aubout du Monde」から更に北に行った所に「Palais du Léon(パレ・デュ・リオン)」という名前のお城が建っている。
2)最近そのパレ・デュ・リオンのお城では「女性たち」が多く招集されている。
3)ただし、その城では「クーデター」も起こっていたらしく、前王は殺され、現在は「国王代理」が城の主になっている。
4)その国王代理には「錬金術の知識」があるようで、何やら恐ろしくも怪しげな「錬金術の実験」をしているらしい。


ここで気になるのが、現在の国王代理が「錬金術の実験」をやっているらしいという所ですね。
「錬金術」と言えば「マハバラ」です。
国王代理が「錬金術の知識を持っている」なら、
「マハバラの殺害そのもの」、あるいは「殺人犯のバルザック」について何か知っている可能性があります。



というわけで次回、その「Palais de Léon(パレ・デュ・リオン)」へ行ってみたいと思います。
なお、「Palais de Léon」についての解説も、併せて次回行ないたいと思います。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: