DRAGON QUEST V 北米版プレイ日記(2)

主人公の名前入力が終わるとオープニングが始まります。
どこかの城の王様が、自分の子供の誕生を待っており、
ついに生まれた!というシーンです。

この父王が主人公の父親なわけです。
そして、主人公が生まれたことを召使いが伝えに来るのがこちらの画面。

オープニング1



なんだこりゃ!

…彼の名前は「Sancho(和:サンチョ)」。
重要な脇役の1人であり、後にもたびたび登場します。
日本版と同じ名前をアルファベット表記にしただけですが、
彼の話している言語は一見英語じゃないように見えますね。
北米版なのに^^;

写真のセリフは、

「Señor! King Pankraz!
Ees a bebé!
A beautiful leettle bebé!」

実はこれ、よく見てみると、特殊文字が入っていて記述も若干英語とは違う箇所がありますが、
基本的には英語の文章になっています。
英語に直した文章は、

「Mister! King Pankraz!
Is a baby!
A beautiful little baby!」

「セニョール(ミスター)!パンクラス王!
赤ちゃんです!
かわいくてちっちゃな赤ちゃんですよ!」

セニョールという単語からわかるとおり、これはスペイン訛りです。
つまり、彼の母国語はスペイン語なのだろうと推測できます。
もちろん、日本語版サンチョに、スペイン語訛りだとか、
ヒスパニック系であるとかスペイン系であるとかの設定はまったくありません(笑)

ただ、サンチョという名前は、確かにスペイン、ヒスパニック系の名前なのです。
(スペインの小説、「ドン・キホーテ」の従者サンチョ・パンサは日本でも有名ですね。)

日本版のドラクエ5のサンチョの名前の由来はわかりませんが、
(もしかしたら上のサンチョ・パンサなのかもしれません。ドラクエ5のサンチョも忠実な従者、召使いですから。)
日本人にとって「サンチョ」という名前を聞いても、「外国人の名前」くらいの印象しか受けないでしょう。
ですが、いろんな人種がいて、当然スペインやヒスパニック系の人たちもたくさんいるアメリカでは、
「サンチョ=スペイン、ヒスパニック」という印象があるのではないでしょうか。

あるいは、「Sancho」という名前なのに流暢な英語をしゃべるよりも、
スペイン訛りでしゃべらせたほうがキャラが立つ、と
ローカライズ段階で北米オリジナル設定を付け加えたのかもしれません。

いずれにしろ、これは英語版ならではの表現ではないかなと思います。
日本語でスペイン訛りを表現しようと思っても、それこそ所々でセニョールと言う、ぐらいしか思いつきませんが、
英語にはない特殊文字の使用や、表記の仕方(写真のセリフで言えば、英語では「i」で書くべきところを、
あえて「ee」で表記する、など)で、音声ではない文章にもかかわらず、強いスペイン語訛りを表現しているわけです。

私はこれがまず、とても興味深く感じたわけですが、いかがでしょうか。
このエントリーをはてなブックマークに追加

ツイッター:へろ@Nickhero28

フェイスブック:へろ


コメントの投稿

非公開コメント

日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場で!

個人輸入ならFreeShipping送料無料多数の人気海外総合通販サイトDinoDirect

このブログ内を検索する

プロフィール

へろ@管理人(Hero@Administrator)

Author:へろ@管理人(Hero@Administrator)
北米で発売された英語版レトロゲームのプレイ日記をセリフなどを翻訳しながら感想を交えて紹介していきます。
This blog has been almost written in Japanese but if when you wish to read in your language you can use Google Translator on the top of the pages and choose your language then you can get to read the every articles.
ツイッター:へろ@Nickhero28
フェイスブック:へろ

最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
当ブログで参考にさせて頂いている、よくお世話になっているサイト様一覧
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: