DRAGON QUEST IV 北米版プレイ日記(119)

前回「Balloon(気球)」を手に入れたヒーローたち「The Chosen Ones」。
それに伴って「気球に乗ってどこまでも」的な感じで前回の日記を〆たわけですが、
それに反して今回はちょっと寄り道します^^;
ハッキリ言って、バルーンは関係ありません!(笑)



今回の日記で立ち寄る場所は、
正直言って「ゲームのプレイ進行」には直接の関係はありません。
極論を言えば「立ち寄る必要は全く無い」と言っても過言ではないのです。

ですが、「DRAGON QUEST IV」の「シナリオ」を語るうえでは、
絶対に外すことは出来ない「重要な場面」になりますので、
当日記としては絶対に立ち寄っておかなければなりません!



若干前置きが長くなりましたが、
前回「Rosehill(ローズヒル)」に隠れ住む「Elf(エルフ)」の少女「Rose(ローズ)」に、
何かが起こったようでしたね。

というわけで、今回はまず「ドワーフたちの里ローズヒル」へ向かいます。



ドラクエ4 北米版 Psaro1

*:「Uwaaargh! Uwaaargh!
Pooaaargh Rose! Uwaaargh!」

*:「ウワァァァッ!ウワァァァッ!
クワァァァいそうなローズ!ウワァァァッ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro2

*:「She came here to hide from the humans,
but they found her again. Uwaaargh!」

*:「彼女は人間たちの迫害から逃れるためにこの村へやって来たのに、
また人間に見つかってしまったんだ。ウワァァァッ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro3

*:「I'm not lying!
It's true!」

*:「僕、嘘なんかつかないよ!
ほんとだよ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro4

*:「The humans who came here took the elf girl in the tower away somewhere!」

*:「人間たちがやって来て、エルフの女の子を塔から連れ出して、そのままどっか行っちゃったんだよ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro5


…村の者たちが話していた通り、
かつて部屋に居た「エルフの少女」の姿は確かに見えなくなってしまっています……



ドラクエ4 北米版 Psaro6

*:「Rose was slimenapped by the greedy humans.」

*:「ローズは欲深な人間たちに攫われちゃったんだよ。」


「slimenap」=「kidnap(攫う、誘拐する)」のスライム語。


ドラクエ4 北米版 Psaro7

*:「But her ruby tears are no use to them.
They shatter if humans touch them.」

*:「だけど、ローズのルビーの涙を手に入れることは絶対に出来ないよ。
だって、人間たちが触れたら、ルビーは粉々に砕けちゃうんだから。」



…どうやら「欲深な人間たち」によって、
「ルビーの涙を流すエルフの少女」である「Rose」は
ついに誘拐されてしまったみたいですね……


…もしかして……
「Rose」を守っていた
「Sir Roseguardin(騎士爵ローズガーディン卿)」を
我々が倒してしまったからなのか!?


しかし、「Sir Roseguardin(ピサロナイト)」は「必ず倒さなければならないイベントボス」ではありません。
彼を撃破せずとも「ゲームのシナリオには影響しない」ので、
仮に「撃破しないまま」ゲームを進めていたとしても、
「Estark(エスターク)」を倒したタイミングで「必ずローズは攫われる」わけですので、
「ヒーローたちがローズガーディン卿を撃破するしないに関わらず」このイベントは必ず発生してしまいます。


つまり…
こう言っては何ですが、
「ローズは、
遅かれ早かれ人間たちに見つかってしまう運命だった」

わけですね……



…続いて、「Strathbaile(ストラスベイル)」へ向かいます。

相変わらず「必ず同じ内容の”不思議な夢”を見る」ことに沸いているストラスベイルですが、
実は夢の「内容」は以前と「変化」しています。


今回は、そこに至るまでの経緯は全てすっ飛ばして、
いきなり「夢」から始めます。


ドラクエ4 北米版 Psaro8

ドラクエ4 北米版 Psaro9


…静止画では分かりづらいですが、
「エルフの少女一人」に対して、
「人間」の「大の大人三人」が取り囲み、
しかも先頭の男は、少女に「暴行を加えている」ようです……



ドラクエ4 北米版 Psaro10

*:「Come on then, let's see ya bawlin'!
I'll be havin' me some o' them ruby tears, you mark my words!」

*:「オラッ!泣け、喚け!泣いてる顔を見せてくれよ!
俺はお前のルビーの涙が欲しいんだよ、聞いてんのかよ、オラッ!」


「bawl(叫ぶ、わめく)」
「Mark my words.」=「Listen to me.」


ドラクエ4 北米版 Psaro11

Rose
「S-Stop! Leave me alone!」

ローズ
「や、やめて!もうやめて…私のことは、もう放っておいて!」


ドラクエ4 北米版 Psaro12

*:「Huh! You're a stubborn one, ain't ya?
Maybe this'll make ya cooperate!」

*:「ハッ!おいおい、随分強情な娘さんだなぁ、ええ?オイ!
そんならよ、これなら協力する気になるんじゃねぇか!オラッ!」


「stubborn(頑固な、強情な)」
「cooperate(協力する、協同する)」


ドラクエ4 北米版 Psaro8

ドラクエ4 北米版 Psaro9

ドラクエ4 北米版 Psaro13

Rose
「Aaaah!」

ローズ
「キャアアアッ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro14

ドラクエ4 北米版 Psaro15







ドラクエ4 北米版 Psaro16

ドラクエ4 北米版 Psaro17

Psaro
「Rose!」

プサロ
「ローズ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro18

Rose
「Psaro... You're...here...」

ローズ
「プサロ…来て…くれたのね…」


ドラクエ4 北米版 Psaro19

Psaro
「Hey! You! How dare you do this to her!?」

プサロ
「貴様ら…!貴様らぁぁぁっ!ローズに何をしたぁぁぁっ!?」


ドラクエ4 北米版 Psaro20

ドラクエ4 北米版 Psaro21

ドラクエ4 北米版 Psaro22

ドラクエ4 北米版 Psaro23





ドラクエ4 北米版 Psaro24

Psaro
「Are you all right, Rose?
Stay with me, Rose!」

プサロ
「ローズ…ローズ…大丈夫かい…?
お願いだ、どこにも行かないでくれ!これからもずっと、私の傍に居てくれよ、ローズ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro25

Rose
「Psaro... I beg of you...
Please listen to my...final wish...」

ローズ
「プサロ…あなたに…お願いがあるの…
私の…最後のお願い…どうか…聞き届けて…」


ドラクエ4 北米版 Psaro26

Rose
「Please...give up on your plan...
Just stay with me here...always...」

ローズ
「お願い…もう…くだらない計画なんかやめて…
私と…一緒に…これからも…ずっと……」


ドラクエ4 北米版 Psaro27

ドラクエ4 北米版 Psaro28

ドラクエ4 北米版 Psaro29






ドラクエ4 北米版 Psaro30


ドラクエ4 北米版 Psaro31

Psaro
「Nooooo!」

プサロ
「ウオオォォォッ!」


ドラクエ4 北米版 Psaro32

Psaro
「Despicable humans! I'll never forgive this!
As long as there is breath in my body,
I'll avenge Rose's death by killing every last one of you!」

プサロ
「おのれ…おのれぇぇぇっ!愚劣で下等な人間どもめ!絶対に許さんぞ!
この命続く限り、ローズを殺した報いを受けさせてやる!
最後の一人まで、徹底的にな!」


「despicable(見下げ果てた、卑劣な)」
「avenge」=「revenge」


ドラクエ4 北米版 Psaro33

ドラクエ4 北米版 Psaro34

















…確かに、人間の中にも「邪悪な者」は居るでしょう。
「Rose」を迫害した者たちのように、「欲深」で「心無い者たち」も、
少なからず存在することは確かです。

ですが…

だからと言って、「そうでない者たち」までも「十把一絡げにする」というのは、
あまりにもナンセンスです!

「全ての人間たち」が「ローズのルビーの涙」を欲していたわけではありません。
「全ての人間たち」が「人間以外の種族に対して敵意を持っている」わけでは、決してないのです。


「自身の大事なヒト」を奪われた悲しみは理解できます。
プサロに対して「同情」もしますが……


…しかし彼は、「自分がやられた事」と「全く同じ事」を
「他者に対しても、過去行なっている」のです!

そう、「Hero(ヒーロー)」に対して「プサロがやった行為」は、
「全く同じ」なんですね!



プサロは「ヒーローの村」を滅ぼしました。
ヒーローの「育ての両親」を…
「教師たち」を…
「共に笑い、共に生きてきた仲間たち」を…
そして、「ヒーローの大事なヒト」を殺めたのです!

当時、まだ「プサロの大事なヒト」である「Rose」は存命していたにも拘らず……


ヒーローに対してだけではありません。
彼はモンスターたちを使って「人間たちを虐殺」しています。
きっと自身の手でも、多くの人間を殺めているでしょう。

「プサロ」に、そして「彼の配下のモンスター」に殺された人たちにだって、
きっとそれぞれ「大切なヒト」が居たはずです…
家族、友人、恋人…
「大切に想う者たち」をモンスターに殺された彼らは、
「ローズを殺されたプサロ」と全く同じように、
「怒りと悲しみ」を抱くのです……


そう、「プサロ」だけではないのです…
「プサロにやられた人間たち」もまた、彼と同じような「痛み」を味わわされたのです…
プサロによって!


プサロの場合は「大事なヒトの死に目に会えた」ので、
むしろ「まだ幸運だった」とも言えるかもしれません。

何故なら「ヒーロー」は…
「Eliza(イライザ)」の最期を
「看取ることすら出来なかった」わけですから!




…しかし、ここで私が何を言ったとしても、
今際にローズが願った「最後の願い」でも、
もはや「Psaro」を止めることは叶わないのでしょう……

彼は…
その「憎しみ」を力に、
彼の「復讐」を果たすため、
今後更に「人類抹殺計画」の遂行に邁進し続けるはずです!


伝説の「The Lord of the Underworld, Estark」を倒しても、
世界はまだ平和にならない!
ということなんですね…




…それでは最後に、
メチャクチャ今更ですが^^;
「Psaro」について解説したいと思います。



ドラクエ4 北米版 キャラクター プサロ


日本版での彼の名前は「ピサロ」。
由来は「インカ帝国を滅ぼしたスペインの征服者フランシスコ・ピサロ」だそうです。


「フランシスコ・ピサロ(Francisco Pizarro、1470年頃 - 1541年6月26日)」は、
スペイン人のコンキスタドール(アメリカ大陸征服者、探検家)。
ペルーのインカ帝国を征服した。
~Wikipediaより~


「Pizarro」は「スペイン語読み」では確かに「ピサロ(ピサロゥ)」となります。
しかし、北米版では「Pizarro」というスペルにはなっていません。

「Pizarro」を「英語読み」でそのまま読むと「ピザーロ」になるからだと思いますが、
一説には「海外版ではフランシスコ・ピサロに対して嫌悪感を抱く民族に配慮する」意図もあったようですので、
「Pizarro」という名前を「そのまま使うわけにはいかなかった」ということでもあるのでしょう。


実際、北米NES版では「Saro(サロ)」という名前でした。
日本版からすると「頭文字のが無い」名前ですので、
「全然違う名前」という印象を抱かせますね。

さすがにそれでは「元々の日本版の名前と乖離し過ぎている」と判断されたのかは定かではありませんが、
北米DS版では「Psaro」と、「NES版では取り払われていた頭文字」が「日本版準拠」で「追加」されています。

しかし「Psaro」を「ピサロ」とは読みません。
英語読みを忠実にカタカナ化するなら、当日記で再三書いてきた「プサロ」が妥当です。
逆に「ピサロ」と読ませたいなら「Pisaro」あるいは「Pesaro」辺りとなるでしょうか。


これの理由としても、やはり「フランシスコ・ピサロ」に「近い読み」の名前には出来ない、
という配慮があるような気がします。
しかし、同時に「日本版の名前に近づけたい」という意図もあって、
「Psaro」を「落としどころとした」のではないでしょうか。


ま、実際どうなのかは定かではありません。
これらはあくまで「公式設定」ではありませんので、
「私個人の、ただの考察でしかない」ということに留意していただければ幸いです。



さて、「DRAGON QUEST IV」というゲーム内における「Psaro」の話に戻りますが、
「Psaro(日本版ではピサロ)」というのが「彼の元々の名前」なのでしょうね。

しかし、以前ローズも話をしていましたが、
彼は「Psaro the Manslayer」と「自称」し、「人類を殲滅せん」と暗躍していたようです。

これも以前少し触れましたが、
「Manslayer」とは、直訳すると「人殺し」の意であり、もっと厳密に言うなら「人斬り」です。
「Psaro the Manslayer」とは、「人殺しのプサロ」「人斬りプサロ」という意味を持っているわけですね。
「人類を抹殺する」という「彼の意志」を示した「通り名」であると言えるでしょう。

日本版でこれに相当するのは「デスピサロ」です。
おそらくは「人類に死(Death)を与えるピサロ」という意味なのでしょうから、
北米版の「The Manslayer」と似たような感じではありますが、
北米版で「Death Psaro(デス・プサロ)」としなかった理由は、
多分、単純に「本来の意図が伝わりづらい」からだと思います。


「death」とは「死」を意味する「名詞」であり、
「Psaro」も言うに及ばず「(固有)名詞」です。
「名詞+名詞」という形になると、最初の名詞は「形容詞的な働き」をし、次に来る名詞を「修飾」します。
「Death Psaro」を直訳すると「死のプサロ」となるわけですが、
これだとニュアンスとしては「死んでいる(dead)」に近くなるわけで、
意味としては「死んでいるプサロ」となってしまいがちです。
少なくとも「パッと見」では、ほとんどの人がそう受け取ってしまうでしょう。
でも、それでは「本来の意図」とは違ってしまっているわけです。


日本語における「英語をカタカナ化」した名詞は、ほとんどすべてが「固有名詞化」してしまいます。
その場合、本来の「英語としての意味」は「うっすら分かる程度」にまで薄れてしまうので、
英語としての「本来の正しい用法、文法」などは、
乱暴に言ってしまえば「どうでもいい」のです。

「デスピサロ」の場合、「”デス”は英語で”死”という意味だ」と「うっすら分かる」だけで良く、
「デスピサロ」そのものは「全部まとめて固有名詞」となります。
よって「人類に死をもたらす、人を殺すピサロ」なんだな、と「大体」解かれば、
「死を暗示する名前」として、「日本語においては通じてしまう」のです。

日本語における「外来語」に対しては、得てしてこういう現象が起こりやすいため、
「英語みたいだけど英語じゃない」「英語として正しくない”和製英語(カタカナ英語)”」というものが
生まれてしまうのですね。

「デスピサロ(Death Psaro)」というのも、ハッキリ言って「和製英語用法」の名前ですので、
そのまま英語にしたとしても「英語として見たら」おかしい名前ですし、
「本当に伝えたいニュアンス」が伝わりません。
よって、「Psaro the Manslayer」という「英語として正しい(当たり前ですが^^;)」通り名をつけたのでしょう。


また、ゲーム中で「Psaro the Manslayer」という名前が出てきたのは、
「Chapter 2」が初めてだったわけですが、
その時のシチュエーションでは、ただの「トーナメント出場者の一人」でしかなかったわけです。
つまり「プサロの”種族”は、その時点では分からなかった(人間かもしれなかった)」わけですね。

もし「武術大会に出場している人間の剣士」で「The Manslayer」を名乗っていたとしたら、
それは「とても強い剣豪」のイメージとなります。
「Psaro=人間」でも「十分通用する通り名」なんですね。

一方その後、「Chapter 5」では「Psaro」は「モンスターたちのリーダーである」ということが判明します。
その場合の「The Manslayer」は「人を殺す」という側面が強調され、
「人類を滅ぼそうとする者」のイメージが浮き彫りになります。

名前自体は全編通して「Psaro the Manslayer」なわけですが、
「Psaro」の正体が判明していてもいなくても、
その状況に応じて「どちらでも通用する”柔軟性の有る名前”」だったわけですね。
これは非常に巧い名付け方だと思います。


また、日本版では「人間側」も「モンスター側」も、
皆が一様に「デスピサロ」と呼んでいました。
…もちろんモンスターたちは「様」を付けていましたが。

一方北米版では、「人間側」は日本版同様「Psaro the Manslayer」と呼んでいますが、
「モンスター側」では「Lord Psaro」とも呼ばれていましたね。

「Lord」は「主、支配者」という意味ですから、
「モンスター視点」で見た場合の「彼の立場」を、その呼び方で「区別」もしていたわけです。
これは、種族に拘らず全てにおいて「Psaro the Manslayer」の呼称で「統一」されているよりも、
「Psaro」という名前を「軸」とした「呼び名の違い」を出すことによって、
「人間側から見た場合」と「モンスター側から見た場合」での
「プサロという存在の”立ち位置”の違い」を上手く対比できてもいるのです。


逆に日本版では、モンスターも人間も、皆が皆「デスピサロ」と呼ぶことで、
本来の「ピサロ(魔族の王となる前の名前)」は「名実ともに捨て去られ」、
新たな魔族の王としての「デスピサロ」という名前を「ピサロが”獲得”した」という印象が強くなっている、とも言えます。

すなわち、「ピサロは死んだ!ここに居るのは、魔族の王デスピサロだ!」と、
「自他共に認めている」ことが強調されているのですね。
「後には引かん!もう”ピサロ”には絶対に戻らん!」という、
彼の「強い意志」が反映されていたとも言えるでしょう。

日本版の「ピサロ」と「デスピサロ」、北米版の「Psaro」と「通り名の違い」は、
それぞれにそれぞれの良さがありますので、
こうして「日米二人の彼」を見比べてみるのは非常に面白いですね。


また、ゲーム中における「Psaro」というキャラクターは、
「この物語の主人公」である「Hero」とは「好対照の存在」であると言えます。

片や「世界を救う、人類の英雄」、
片や「人間の世界を脅かし、モンスターの世界を作ろうとする、モンスターたちの指導者」であり、
しかもどちらも「大切なヒトを奪われる苦しみ」を背負っているのです。
更に、奇しくも「ほぼ同じグラフィック」の女性を失っているのですね(Eliza and Rose)…
いわば「光の英雄(The hero of Light)」に対しての「闇の英雄(The hero of Dark)」とも言えるかもしれません。


…ですが、「Hero」と「Psaro」で「決定的に違う」のは、
それぞれが「復讐せん」とするその「対象」です!

「Psaro」は、ローズを「直接殺した」人間たちに対しては、既に「復讐を達成」しているわけですが、
しかし更に「人類全体」に対しても、「いわれのない復讐」を敢行しようとしていますね!

一方「Hero」は、あくまで「Psaro」だけ、
あるいは「プサロとそれに与みするモンスター」だけが「対象」です。
「モンスターと見れば、全て殲滅してやろう」などとは微塵も考えていないんですね。

道中で度々遭遇していた「悪くないスライム」たちや、
「Rosehill」に居た「人語を話すモンスターたち」に対しては、
こちらから「問答無用で襲い掛かる」ようなことはしていない
というところからも、それは明白ですし、
「Zamoksva(ザモクスヴァ)」を占拠していたような
「明らかに人類に対して敵意の有るモンスターたち」に対してさえも、
向こうが襲い掛かってこなければ、「こちらから戦闘を仕掛けるようなことはなかった」のです。
「受動的に戦闘になる」ことはあっても、
「能動的に戦闘を仕掛けることはない」ということですね。


ヒーローは「モンスターたちに」大切な人々を殺されました。
でも、だからと言って「全てのモンスターが敵」ではありません。
ヒーローたちに情報を教えてくれたり、
「Chapter 1」の「Healie(ヒーリー)」のような「人間を手助けしてくれる」モンスターたちもたくさん居るからです。

ヒーローの「復讐の対象」は、「自らの愛する者の命を奪った」モンスターたち、
そして、「ヒーローがされたのと同じ」ように、今また「誰かの愛する者の命を奪おうとしている」モンスターたちだけです。


でも、プサロは違うのです。
「自らの愛する者の命を奪った」人間と、その他の人間たちを「一緒くた」にして、
誰であろうと関係なく、「全部まとめて」葬り去ろうとしているのです。

モンスターであっても「個人の行ない」によって「取捨選択」しているヒーローとは違い、
プサロは「人間という種”全体”」を滅ぼそうとしているわけですね。


これはハッキリ言って「酷いレイシズム(Racizm)」です!
「種族」や「出生」など、如何なる「不可抗力的要素」においても、「差別」は絶対にされるべきではありません!

「常識、良識、ルールから逸脱した行為」によっては、それ相応の「報い」を受けて然るべきですが、
それは「不可抗力によるもの」ではなく、「個人の意思によるもの」ですので、
「逸脱しないようにする」ことで「報い」は回避することが出来ます。

しかし、「種」や「生まれ」というのは、個人では「どうしようもないこと」です。
だから、それを理由に「差別され迫害される」のは言語道断です!


…ちょっと脱線してしまいましたが、
しかし「Rose」に関しては、「ずっと前から人間たちによって迫害されていた」のは確かなようですし、
その理由は明らかに「人間側のレイシズム」によるものですので、これは当然「不当」です。
よって、ローズを「差別」して「危害を加えていた」人間たち「個人」については、
相応の報いを受けたとしても、それは仕方ありません。
「罰を受けるべき行為をした」のですから。

ですが、「ローズを迫害していなかった人間たち」に対しても「同様に報いを受けさせよう」とするプサロの行為は、
「ローズを迫害していた人間たち」と「全く同じ行為」なのですね!

自分で「悪」だと断罪したのと全く同じ行為を「自分も」すると言うならば、
それは「同じ理由で断罪されるべき」なのです!


実際「Psaro」は、「Rose」が殺められてしまう前から、
「ローズを迫害していた人間を、”種族ごと”皆殺しにしてやろう」
と考えていたわけですが、
今、その「考え」を更に加速させようとしているのです!

そんなことを
「Psaro the Manslayer」にさせるわけにはいきません!

彼を力づくでも阻止しなければ、
プサロは「本当の悪」に堕ちてしまうのです!
彼が憎んだ「人間たち」のような、
「正真正銘の悪」に!!!


そして、「プサロを悪の道に堕とさせない」というのは、
「Rose」の「願い」でもあったのです。
彼女の「生前」からの…
そして、「死を目前としてもなお願った、命を賭した最後の願い」でもあるのです……



…さあ、それでは出発しましょう!
「世界」を…
「そこに住まう”全ての命”」を…
「ローズの心」を…
そして「プサロ」を救う、
「The Chosen Ones」の「使命」を果たしに!

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