Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(214)

逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件1




それでは今回「Miles Edgeworth(マイルズ・エッジワース)」に、

「DL-6 Incident(DL-6事件)」について聞いてみたいと思います。




逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件2


「The DL6 Incident」


「DL6事件」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件3


Edgeworth

「The ”DL-6 Incident”...
was when my father died.」


エッジワース

「”DL-6事件”とは…
私の父が死んだ事件だ。」




逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件4


逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件5


Edgeworth

「Right before my eyes...」


エッジワース

「それも…私の目の前で、な…」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件6


Edgeworth

「He was shot and killed,
and I saw it all.」


エッジワース

「父は撃たれ、殺された、
そしてその一部始終を、私は見ていたのだ。」




逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件7


逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件8


Edgeworth

「My memories from that time are... foggy.」


エッジワース

「その時の事件の記憶は、何故か…霞がかっている。」


Edgeworth

「I suppose it's a self-defense mechanism.」


エッジワース

「おそらくは、強烈な精神的ショックから心を守ろうとする自己防衛機能が働いて、
自然と一時的記憶障害のようになってしまった結果なのだろう。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件9


Edgeworth

「In any case, a suspect was arrested...
a man.」


エッジワース

「まあそれはともかくとして、事件の容疑者は、その後間も無く逮捕された…
とある一人の男がな。」


Edgeworth

「It's pretty clear he was the only one
who could have killed my father.」


エッジワース

「その男こそが、私の父を殺すことが出来た唯一人の人物であったことは、
誰の目にも明らかだった。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件10


Edgeworth

「The spirit medium they used to talk to my late father
said the same thing.」


エッジワース

「同様に、警察が頼ったという霊媒師なる者も、
父の魂と語らった結果の事実として、その男こそが殺人の実行犯だったという旨の証言をした。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件11


Edgeworth

「It was an attorney by the name of Robert Hammond
that cleared the suspect's name.」


エッジワース

「しかし、ロバート・ハモンドなる弁護士が、
その男の容疑を晴らしてしまった。」




「clear one's name(雪辱を晴らす、疑いを晴らす)」=直訳「その人の名の潔白を明かす」。




逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件12


Phoenix

「And Hammond... is the victim in the Gourd Lake murder?」


フェニックス

「そのハモンドって人…今回のゴード・レイク殺人事件の被害者だよな?」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件13


Edgeworth

「Correct.」


エッジワース

「その通りだ。」



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Maya

「Umm...」


マヤ

「えと…」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件15


Maya

「That spirit medium...
that was my mom.」


マヤ

「その霊媒師って、実は…
私のお母さんだったんです。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件16


Edgeworth

「What? You mean you're...?」


エッジワース

「なんだって?ということは、君は…?」



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逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件18


Edgeworth

「It's strange.」


エッジワース

「まったく、奇妙なものだ。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件19


Edgeworth

「I thought that terrible incident was about to end,
and now... this.」


エッジワース

「あの陰惨な事件も、もうすぐ終わりを迎えようとしているとばかり思っていたのに、
それが今更…今になって、こんなことになろうとはな。」




「about to end(終わろうとしている)」




逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件20


Phoenix

「”About to end”?」


フェニックス

「”終わろうとしている”?」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件21


Edgeworth

「The DL-6 Incident happened 15 years ago.」


エッジワース

「DL-6事件は15年前に起こった事件だった。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件22


Edgeworth

「15 years ago...
on December 28.」


エッジワース

「15年前の…
12月28日にな。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件23


Maya

「December 28?」


マヤ

「12月28日?」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件24


Edgeworth

「The statute of limitations on the case runs out in three days.」


エッジワース

「出訴期限法により、DL-6事件はあと三日で時効が成立する、ということだ。」




「statute of limitations(出訴期限法、時効)」=直訳「限界の制定法」。




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Phoenix

「What!?」


フェニックス

「なんだって!?」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件26


Maya

「Um, Nick?
What does that mean?」


マヤ

「ねえ、ニック?
それって、つまりどういうこと?」



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Phoenix

「When a case's statute of limitations runs out,
legally, the case never happened.」


フェニックス

「出訴期限法によってその事件が時効を迎えてしまった場合、
法律的には、その事件は起こらなかったも同然、って扱いにされてしまうんだよ。」



逆転裁判 北米版 エッジワースとDL-6事件28


Edgeworth

「Three days from now,
DL-6 will be closed... forever.」


エッジワース

「今日より三日を以って、DL-6はその全ての捜査を打ち切られ、
新たに審理を行なうことも、真犯人を突き止めることも出来なくなってしまう…
未来永劫、真相にはたどり着けなくなってしまう、ということだ。」




今回エッジワースから聞いた「DL-6 Incident」の話の内容には、

正直言って「目新しい点」はあまりありませんでしたね…

…あと「たった3日」で事件は「時効を迎えてしまう」ということ以外は!




「時効(じこう)」とは、ある出来事から一定の期間が経過したことを主な法律要件として、

現在の事実状態が法律上の根拠を有するものか否かを問わず、

その事実状態に適合する権利または法律関係が存在すると扱う制度、

あるいはそのように権利または法律関係が変動したと扱う制度をいう。

(中略)

公訴時効とは一定期間公訴が提起されなかった場合に公訴権が消滅すること。

日本では公訴時効完成までの期間は対象となる犯罪の法定刑が基準とされている(刑事訴訟法250条)。

(中略)

米国では、連邦法で死刑に当たる罪は、公訴時効にかからない。

日本でも殺人事件などの重大犯罪において時効が存在することに対し、その是非を問う世論が起こり、

2010年(平成22年)4月27日に公布・施行された改正刑事訴訟法により

「人を死亡させた罪であつて死刑に当たる罪」については公訴時効が廃止され、

その他の罪についても時効期間が改正された。

~Wikipediaより~




この「時効(公訴時効)」という言葉、

実際の事件やドラマ、映画などでもよく耳にしますので知っている方も多いでしょう。

現在の日本の刑法上では、上記の通り「死刑に当たる重大な殺人罪」には時効は適用されませんが、

これは、アメリカの「連邦法」でも同様みたいです。

しかし、アメリカではそもそも「法律」自体が「州によって様々」であり、

「刑法」も「州によってバラバラ」なのですが、

「Phoenix Wright Ace Attorney」の舞台である「カリフォルニア州(State of California)」での、

「現実世界での刑法上」でも、

どうやら「殺人事件に公訴時効は適用されない」みたいです。

よって、やはり「殺人に時効は無い」のですね。

これは近年、「日本では”時効を迎えた”殺人事件」の容疑者が「カリフォルニアで逮捕された」という

現実の事件もありましたので、或いは記憶に新しいかと思います。

「アメリカで逮捕された容疑者」の実際の映像なども日本で大きく報道されていましたので、

「カリフォルニア州には時効が無い」という事を知っている、という方も多いかもしれませんね。


そして、この「PWAA」の「DL-6 Incident」も、「エッジワースの父親が何者かに殺害された事件」、

すなわち「殺人事件」なわけですから、

「本来のカリフォルニア州刑法」においては「時効は無い」はずなのですが…


…ま、そもそも「序審制度」があったり、「陪審制じゃない(裁判官が判決を下す)裁判」をしていたりと、

明らかに「現実のアメリカとは違う法制度」の元に動いている世界なわけですから(笑)

「PWAAの世界のアメリカ」には「殺人事件でも時効がある」のはもう「仕方のないこと」なのでしょう。^^;


「Christmas」の「捉え方」もなんかそんな感じだったし、

やっぱ「パラレルワールドのアメリカ」みたいだな…


これも、元々は「日本が舞台」の物語を「アメリカが舞台」にローカライズした結果生まれた、

「不可避の歪み」なのでしょうね…^^;


それに、この「DL-6事件が、あと3日で時効を迎える」というのは、

この後の展開においてシナリオ上「非常に重要な要素」ですので、

「実際のカリフォルニアには時効が無い」からと言って、北米版で変えてしまうわけにはいかなかったのでしょう。

ちなみに、日本版「逆転裁判(GBA)」の発売は「2001年10月12日」であり、

同「逆転裁判 蘇る逆転(DS)」でも「2005年9月15日」の発売でしたので、

どちらの「発売当時」でも、まだ「殺人事件の時効有り」でした。(時効改正は2010年。)

そして、当時の「殺人の時効」は「15年」だったのです…



さて、それでは次回も引き続き、

エッジワースに話を聞いてみたいと思います。


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No title

It's kind of funny when you mentioned the games taking place in a parallel-universe America, since one of the series' localizers actually mentioned something similar.

http://www.capcom-unity.com/zeroobjections/blog/2014/10/31/ace-attorney-trilogy---surprising-tidbits-you-never-knew

"When I took over the series’ localization direction starting with the second game, one of the first things I had to deal with was what to do with Maya’s hometown and all the mysticism surrounding the Fey clan. It was then that I created a little headcanon for myself (which I suppose is actually real canon now for the localized version): while “Gyakuten Saiban” takes place in Japan, the Los Angeles that “Ace Attorney” takes place in is an alternate universe where anti-Japanese sentiments and anti-immigrant laws were not enacted, and Japanese culture was allowed to flourish and blend into the local culture in the same manner as other immigrant cultures.

Not counting budget and time restraints, this little headcanon has pretty much dictated what I would keep as Japanese and what to completely localize. For example, anything related to Maya’s clan and the Kurain Channeling Technique is pretty much guaranteed to stay Japanese because that’s her heritage while Japanese foods that are not commonly known in the West will probably be localized in the interest of keeping the game from needing a 50-page explanatory booklet."

Re: No title

I see.
Definitely, this account says almost similar as my thought as you say.
I read it with interest.

You know, there's a lot of individual different things between the US and Japan: cultures, religions, thoughts, values, customs...etc.
That's why the localizers had no choice but to pick up the another universe, and that's naturally, I think.
But also, that's the point of playing some localized games to me, I can tell you.
Because I have a lot of interest in all sorts of them.

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