Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(283)

前回「The Boat Rental Shop's caretaker's shack(貸ボート屋の管理小屋)」で、

「差出人不明」の「殺人指南書」とも言えるような「手紙」を発見したフェニックスたち。

当然その手紙については、現状フェニックスたちには「何も分からない」わけで、

詳細を訊こうにも「誰に聞いてみたら良いのかもよく分からない」わけです。


ただし、「手紙(或いはその内容)」に関連していると見られる人物は、少なくとも「4人」居ます。

この内、手紙を書いた「書き手:X」については、言葉通りの「正体不明」であり、

手紙を受け取り、内容通りに実行した「実行犯の管理人」については、現在「行方不明」であり、

手紙の「計画通り」に呼び出され殺害された「被害者ロバート・ハモンド(Robert Hammond)」は、

言うに及ばず「既に殺害されている」わけですね。

つまり4人の内3人については、いずれも「話を訊ける状態にない」わけです。

であるならば…


最後の1人に訊きに行ってみるしかないですね!


というわけで、早速移動したいと思います。




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去1


December 27
Detention Center
Visitor's Room


12月27日
留置所
面会室



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去2


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去3


Phoenix

「You look as grim as always.」


フェニックス

「相変わらずの仏頂面だな、エッジワース。」




「grim(いかめしい、怖い)」




留置所にぶち込まれてニコやかなヤツが居るか!^^;




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去4


Maya

「Um, Mr. Edgeworth?
I heard the story about the class trial...」


マヤ

「えと、エッジワース検事?
私、あの…小学校の時に学級裁判があったって話、聞いたんですけど…」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去5


Edgeworth

「Class trial?
What do you mean?」


エッジワース

「学級裁判?
なんのことだ?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去6


Maya

「You... don't remember?」


マヤ

「もしかして…覚えてないんですか?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去7


Edgeworth

「No, I don't.」


エッジワース

「ああ、全く記憶にない。」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去8


Maya

「Your lunch money was stolen, wasn't it?
In 4th grade...?」


マヤ

「確か、昼食代を盗まれちゃったことがあったんですよね?
4年生の時に…?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去9


Edgeworth

「Lunch money...?」


エッジワース

「昼食代…?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去10


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去11


Edgeworth

「Oh... Oh, right.
Yes, I seem to remember something like that.」


エッジワース

「ああ…うむ、確かに。
言われてみれば、そんなようなことがあったような気もするな。」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去12


Maya

「Nick.
I think you're the only one who really remembers.」


マヤ

「ねえニック。
学級裁判の事、ちゃんと覚えてるのってニックだけみたいだよ。」


Phoenix

「Well, it probably only really mattered to me anyway.」


フェニックス

「ま、多分僕にとっての重大事件、ってだけだったんだろうからね。」




やはりというかなんというか…^^;

どうやら「Class trial(学級裁判)」があったことすら

エッジワース覚えていなかったみたいですね。^^;

まあ、以前「エッジワースの弁護を引き受けた」に、

フェニックスが「ようやく借りを返せる」と言った時、

エッジワースは「なんのことかよく解かっていなかったことからも、

薄々そんな気はしていましたが。(笑)


「助けられた」フェニックスにとっては「とても印象深い思い出」だったとしても、

「助けた側」だったエッジワースにとってはラリー同様に、

それは何気ない「ただの日常の一コマ」として、

「その他の多くの子供時代の記憶」と共に、

記憶の奥底に埋没してしまっていたのでしょうね。


なんだかちょっと「さびしい」気もしますが。^^;


ま、致し方ないでしょう。

この辺りの詳細についてはこちらをご覧ください。




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去13


Maya

「Mr. Edgeworth, didn't you know?」


マヤ

「ね、エッジワース検事、知ってました?」


Maya

「That trial was the reason Nick became a defense attorney!」


マヤ

「その学級裁判って、ニックが弁護士になった志望動機だったんですよ!」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去14


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去15


Edgeworth

「Ridiculous!」


エッジワース

「馬鹿げた理由だな!」




ひでぇ!^^;

そないハッキリ言わんでもヨロシイですやん…^^;




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去16


Phoenix

(Gee... thanks.)


フェニックス

(いや…どうも。)




ま、そう言う他ありませんわな。(笑)


てゆーか、別にいいじゃないですか!

子供の時の体験が将来の夢となり、

それを「初志貫徹」して実現させるなんて、

誰にでも出来るようなことじゃありませんよ!?


…でもエッジワースにとっては、

「そんな”誰の”記憶にも残らんような他愛のない出来事で、

将来弁護士になろうと考え、実際になってしまうなど、

随分幼稚で浅はか(意訳)だな!」

ということなのかもしれませんね。^^;




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去17


Edgeworth

「That said...」


エッジワース

「しかし、まあ、確かに言われてみれば…」


Edgeworth

「It does sound like the kind of thing you'd do.」


エッジワース

「実に君らしいと言えるな。」




ソレ、どないな意味やねん!




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去18


Edgeworth

「You haven't changed a bit, have you, Wright?
So... simple. To a fault, even.」


エッジワース

「よく考えれば君は、昔からちっとも変わらないな、ライト?
非常に…単純で。善きにつけ、悪しきにつけ、な。」




おう!ケンカ売っとんか!

よっしゃ!オモテ出よか!




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去19


Phoenix

「Well, maybe yeah, but...」


フェニックス

「いや、まあ確かにそれはそうかもしれないけど…」




認めちゃった!

暗に認めちゃったよ!これ!^^;




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去21


Phoenix

「I think you changed too much, Edgeworth.」


フェニックス

「でもお前は、逆に変わり過ぎるほど変わってしまったよな、エッジワース。」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去20


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去22


Edgeworth

「Perhaps.」


エッジワース

「或いはな。」




この辺りの、第三者から見れば「毒舌」とも取れるような二人のやり取りは、

互いに「昔から知っている」からこそ出来る会話ですね。

「気心知れる仲」だからこそ、こうやってずけずけ言えるわけです。


フェニックスにとって、

若干「分(ぶ)が悪い」ような気がしないでもないですが。^^;


まあそれはともかくとして、

引き続きエッジワースと会話をしてみることにします。




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去23


「Why prosecute?」


「何故検事に?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去24


Phoenix

「Hey, Edgeworth.
Why did you become a prosecutor, anyway?」


フェニックス

「なあ、エッジワース。
ところでお前は、なんで検事なんかになったんだ?」


Phoenix

「You used to look up to your dad...
You said you wanted to be a defense attorney, right?」


フェニックス

「あの頃のお前は、自分のお父さんに憧れを抱いていたじゃないか…
弁護士になりたいって言ってたのは、むしろお前のほうだろ?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去2


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去25


Edgeworth

「I couldn't let myself deny reality like you.」


エッジワース

私は、君ほど自制心が強くなかった、ということだ。

私は君のようにはなれなかった、ということだ。」




「deny oneself(自制する、控える)」=直訳「自ら否定する」。

ただし、今回の場合はこちらの意味ではなく、

単純に「(フェニックスのように弁護士になるという)自分自身の現実を否定(deny)させられなかった。」ということ、

要するに、

「私は君(フェニックス)のように、簡単に弁護士になろうだなんて、とても思えなかったのだ。」

ということだったみたいです。


こちらの経緯についても、当記事のコメント欄を参照してください。




Phoenix

「What do you mean?」


フェニックス

「どういうことだ?」


Edgeworth

「My father was taken from me,
and you want me to defend criminals?」


エッジワース

「あの時を境に、父は私を置いて逝ってしまった、
そんな私に、犯罪者を弁護しろ、と?」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去26


Edgeworth

「I'm sorry, Wright,
but I'm not that good of a person!」


エッジワース

「悪いがな、ライト、
ハッキリ言って、私はそこまでお人好しではない!」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去27


Maya

「One suspect was apprehended in your father's murder, right?」


マヤ

「確か、お父さんが殺害された時、容疑者が一人逮捕されたんでしたよね?」




「apprehend(犯罪者などを捕える、逮捕する)」=「catch, arrest.」




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去28


Edgeworth

「Yes. The man trapped in the elevator with my father.」


エッジワース

「そうだ。父と共にエレベーター内に閉じ込められた男がな。」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去29


Edgeworth

「His name... was Yanni Yogi.」


エッジワース

「名前は確か…ヤニ・ヨギといったか。」


Edgeworth

「He had to be the shooter,
any way you look at it!」


エッジワース

「父を撃つことが出来たのは、あの男をおいて他になかった、
そして、それは誰の目にも明らかだったのだ!」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去30


Edgeworth

「Yet... he was found innocent.
That defense attorney got him off the hook!」


エッジワース

「しかし…結果、ヨギは無罪判決を言い渡された。
あの弁護士が、疑いを晴らしてしまったからな!」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去31


Phoenix

(That would be Robert Hammond...)


フェニックス

(ロバート・ハモンド、か…)




この辺りの話は「DL-6 Incident(DL-6事件)」絡みの話ですね。

詳細についてはこちらをご覧ください。




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去32


Edgeworth

「On that day, 15 years ago...」


エッジワース

「15年前の、あの日…」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去33


逆転裁判 北米版 エッジワースの過去34


Edgeworth

「The three of us were trapped in that elevator for five hours.」


エッジワース

「我々三人は、五時間もの間エレベーター内に閉じ込められた。」


Edgeworth

「When we were rescued,
we all suffered oxygen deprivation.」


エッジワース

「救助された時には、
全員が酸素欠乏症となってしまっていた程にな。」


Edgeworth

「I had lost all memory of the murder.」


エッジワース

「私もそれが原因で、事件当時の記憶は一切欠落してしまっている。」




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去35


Edgeworth

「Even now, I can't recall what happened in that elevator.」


エッジワース

「今もってなお、あの時エレベーター内で起こった出来事を、私は思い出すことが出来ない。」




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去36


Edgeworth

「That was the crux of Yogi's attorney's argument in court.」


エッジワース

「法廷では、その酸素欠乏状態であったことが弁護側の主張の要点とされた。」




「crux(要点、重要なポイント)」


「argument(論点、主張)」




Edgeworth

「He claimed Yanni Yogi had been ”not of sound mind”
due to the oxygen deprivation.」


エッジワース

「事件当時のヤニ・ヨギは、酸素欠乏による心神喪失状態にあり、
いわば”正常な判断が出来ない”状態であった、とハモンドは主張したのだ。」




「sound(健全な、正常な)」




Edgeworth

「Yogi was released due to a lack of evidence... innocent.」


エッジワース

「そしてヨギは、証拠不十分により釈放された…無実、としてな。」




逆転裁判 北米版 エッジワースの過去37


Edgeworth

「That's when I changed my mind.」


エッジワース

「以来、私の考えも大きく変わった。変わらざるを得なかったのだ。」



逆転裁判 北米版 エッジワースの過去38


Edgeworth

「I started to hate defense attorneys.」


エッジワース

「それからだ。弁護士というものに、憎しみと嫌悪の情を抱くようになったのは。」




…故に、エッジワースは「Prosecutor(検事)」となったのですね……

「Defense attorney(弁護士)」とは真逆の、

「容疑者を追い詰め”有罪”にする」という役回りに…


当時「密室」状態だったエレベーターにおいて、

「自分(Miles)、父(Gregory)、裁判所吏員(Yanni Yogi)の3人」しかおらず、

その中で「父が殺された」のならば、

少年マイルズとしては、「ヤニ・ヨギが殺人犯として裁かれ罰を受ける」もの信じて疑わなかったことでしょう。

しかし実際には「ヨギは無罪判決を言い渡され、無実であるとして釈放されてしまった」のです。

父を殺した「憎むべき犯罪者」を野に放ち

然るべき罰を受けさせないようにした「弁護士(Robert Hammond)」に対して、

「怒り、憎しみ、不信感」を感じるのも当然だったことでしょうね。

故に、それまでは「憧れの父の職業」として羨望していた、

「弁護士」そのものに対してまで、彼は「強く嫌悪した」のです。

以来マイルズ・エッジワースは、「容疑者を起訴、追求する検事」となり、

父を殺した「仇」と同じ「犯罪を犯した罪ある者」が、

「二度と野に放たれることのないように」と、

「検事」として、「全ての容疑者を有罪にする」という「信念」を持つに至ったのですね…


「如何なる手段」を用いてでも!完膚なきまでに、徹底的に!


これはいわば、「フェニックスが弁護士となった理由」とは対照的ですね。

「孤独の中で助けられた」が故に「自分も誰かを助ける側になろう」として弁護士となったフェニックス

一方「憎むべき父の仇を”不当に”逃れさせられた」が故に、

「ならば、自分では絶対にそうはさせない!」として検事となったエッジワース

「助けられた側」と「助けた側」で、その後「まるでクロスするかのように」正反対の道を歩んだというのは、

非常に興味深いとともに、少し物悲しいような気もします…


ところで、今回新たに判明した「DL-6 Incident(DL-6事件)」の内容として、

どうやら被告だった「Yanni Yogi」という人物は、

「当時酸素欠乏による心神喪失状態だったため無罪判決を言い渡された」

ということだったみたいですね。

以前「酸素欠乏による記憶障害だった」ということは判っていましたが、

具体的な「釈放理由」として、

「心神喪失による刑事責任能力の著しい欠如の為だった」というのは新事実です。

すなわち、完全に「無実を証明された」わけでは無かったのですね。

…これでは「肉親を殺害された当事者」であったところのエッジワースが、

判決に「納得できなかった」のも無理からぬところではあったでしょうが…



さて、それでは今回はこの辺で。

次回も引き続き、エッジワースに話を聞いてみたいと思います。


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No title

「I couldn't let myself deny reality like you.」

I guess you read "myself deny" and thought it meant self-restraint, right? But the sentence order would have to look more like 「I couldn't deny myself reality like you.」for it to work. If anything the reference to restraint it would be in "I couldn't let myself", which might imply a difference in how much resistance there was to this new mentality.
Though of course it's your opinion to how much of a difference this really makes.

Re: No title

Yes, I thought it means self-restraint because Edgeworth couldn't allow or bear to call for a verdict innocent to any suspect like Yanni Yogi. So I thought that's why he became a prosecutor.
But, your sentence of "which might imply a difference in how much resistance there was to this new mentality." is what does that mean specifically? I'm sorry but I've been not able to understand it...i-242 Please tell me more easily...e-460

No title

Sorry for being unclear and for the very late reply. v-405
I meant maybe deny in the sentence referring to being "in denial" about something. It could be a bit of a jab to Phoenix's choice of profession.

Re: No title

Long time no see and never mind, RM.i-236
Yeah, I've got it what you meant at last. In other words, Edgeworth's the one who never could become a defense attorney like Phoenix cause he's not the same character or something as Phoenix, right? So Edgeworth wants to say that's why he has or has to have become a prosecutor in the end.

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