Phoenix Wright Ace Attorney(逆転裁判)北米版プレイ日記(あとがき)

前回で、この長かった「Phoenix Wright Ace Attorney」のプレイ日記も、

無事終焉を迎えることが出来ました。

…といいつつ、DS版「逆転裁判・蘇る逆転」のローカライズ版である本作には、

この後にもう一つ、「Episode 5」という新たなストーリーがあるわけなんですが…


結論から申しますと、当日記では…


「Episode 5」はプレイいたしません!^^;


その理由は多々あるのですが、

一番はやはり、「私自身が未プレイである」というところにつきます。


この日記を始めた時には、

当然エピソード5もプレイする気満々でした。

しかし、この日記を書き進めていく内に、

それは私の「悩みの種」になっていったのです。

実は正直、最後の最後までずっと悩み続けていて、

本当にギリギリまで「やっぱプレイしようかな?」とも思っていたのですが…


この日記のコンセプトは、

「日本版の事は忘れて、英語版から受けた印象に忠実に翻訳していく」

というものでした。

故に、「Detective Gumshoe(糸鋸刑事)」「Will Powers(荷星三郎)」など、

敢えて、意図的に「日本版の口調、キャラ設定」から逸脱させた人物もいました。

ですが、大部分のキャラクターについては、

「日本版のそれに忠実に」セリフなどを表現してきたつもりですし、

前者二人についても、

ある意味「日本版を知っていればこそ」敢えて崩した、とも言えるのです。


要するに何が言いたいかというと、

「Episode 4」までは、「日本版を知っていたからこそ」出来た表現が、

「日本版のことを全く知らない」エピソード5では、

同じようには「おそらく出来ないだろう」と判断した、ということです。


それまでのエピソードに出てきた主要人物であったり、

或いは続編に再登場しており、

かつ、私がその続編を「日本版で」プレイしていた場合のキャラクターであれば、

そういった心配の必要も無いのでしょうが、

「続編に一切未登場の、エピソード5に1回登場したきりのキャラクター」であっては、

「北米版から受ける私の印象が先行するだけの表現」オンリーのものになってしまうでしょう。

「それでも別に良いんじゃないか。」

という声も、もしかしたらあるかもしれません。

私自身、別に日本版の「本来のキャラ像」にこだわらずとも、

「思ったように、感じたままに翻訳すれば、それで良いんじゃないか?」

という考えも実際あったため、

それでずっとずーっと「悩んでいた」というわけだったのでした。


その思案の結果、最終的な結論としては、冒頭でも記載しました通り、

「当日記ではプレイを見送る」ということになったわけですが、

やはり「本当のところは知っていて、でも敢えて外す」のと、

「知らず知らずの内に、結果として外れてしまっている」のとでは、

一見して表面的には「同じ」ようであったとしても、

その本質は「大きく異なる」と判断するに至ったのです。

歌舞伎用語でいうところの「型破り」「形無し」みたいな感じですね。


というわけで、「片手落ち」みたいな感は否めませんが(笑)

この点につきましては、どうかご容赦頂ければ幸いです。




さて、言い訳はこの辺りにして(笑)

全体の感想などを書いてみたいと思います。


やはり、随所にアメリカナイズされたアレンジが施されていたのが面白かったですね。

変な「カタカナ英語」遣いだった「小中大(こなかまさる)」は、

「難しい単語を間違って使ってしまう」癖を持った「Redd White(レッド・ホワイト)」へ、

随所に「感情記号」が入るセリフが特徴的だった「宇在拓也(うざいたくや)」は、

海外ネットスラング「Leetspeek(リートスピーク)」を多用する「Sal Manella(サル・マネラ)」へ、

大阪弁だった「大沢木ナツミ(おおさわぎなつみ)」は、

「Southern accent(アメリカ南部訛り)」を話す「Lotta Hart(ロッタ・ハート)」へと、

それぞれ変更されていましたね。

その他にも、バックグラウンドに登場した様々な小物であったり、

セリフなどに見られた細かい表現の違い

「湖の怪物」「ヒョッシー」から「Gourdy(ゴーディー)」へと変更されている点などなど、

日本とアメリカの文化の違いが如実に表れているポイントが随所に溢れていて、大変興味深かったです。


特に、エピソード4において、

「日本とアメリカ(キリスト教圏)での「クリスマスに対する捉え方の違い」から、

「Phoenix Wright(成歩堂龍一)」「家族について」「フィーチャーされた(私の中で)のは、

特に目から鱗でしたね。

その他の「メインキャラクターたち」は、

物語の中で「家族について」が細かく語られているにも拘らず、

「Phoenix」に対してだけは、「全く」語られていないことが、

北米版では「浮き彫りにされている」ように感じてしまったのです。


日本版では単純に「綾里姉妹」「御剣怜侍(みつるぎれいじ)」の家族は、

特に「ストーリーに密接している」というだけで、

「成歩堂の家族」「ストーリーに全く絡まない」のだから、

「別に語られていなくても何らおかしくは無かった」わけですが、

北米版についてはむしろ、

「Fey sisters」「Miles Edgeworth's father」についてはよく語られているのに対し、

「Wright family」に対してだけ「全く」語られていないという、

ある種「対比的」な印象を受けてしまうのです。

もっと言うと、そのには「何かあるんじゃなかろうか」とでも言わんばかりの、

何やら「意味深」な感じがしてしまうのですね。

…ま、日本版をやってる身からすると、

今後も、この件に関しては別に「意味深でもなんでもない」のは解かっているわけですけど。(笑)

ですが、こういう細かい所から「全く別物」「違うキャラクター性」が見えてくる、というのも、

「北米版(他言語版)をプレイする上での醍醐味であると思います。




と、このように、ここには到底書ききれない、

枚挙にいとまがない程たくさんの「北米版独自の味」を、

今回のプレイで十分に堪能することが出来ました。

もしこの日記を読んで、

「面白そう!」或いは「自分でプレイしてみたい!」と思っていただけるようなら、

これほど嬉しいことはありません。

特に、「英語を勉強したい!」と思っておられるような方であれば、

これは現実世界のアメリカ今も使われている「生きた英語」に触れることが出来る、

とてもいい「教材」の一つでもあると思いますので、

そういう意味でも、是非一度、実際に手に取って「ご自分でプレイしてみる」ことを、

私は強く「お勧め」いたします。




それでは、ここまで私の拙い文章にお付き合いいただいた読者の皆様、

これほど長ったらしい駄文を根気強く読んでいただきまして、まことにありがとうございました。

心より御礼申し上げます。

もし私の日記から何かを感じて頂けたなら幸いです。


本当にありがとうございました。

Thank you for your reading!


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はじめまして!自分も逆転裁判の英語版をプレイしてこのサイトが非常に便りになりました!2もプレイされることを期待しています!

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます!
当ブログがお役に立てれば幸いです。

ここ最近まともにブログを更新できておりませんが、
そろそろ逆転裁判2にも手を出そうかと思っておりました。

完走がいつになるのか、そもそもちゃんと完走できるかも怪しいですが(笑)
頑張っていきたいと思います。

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